2月22日、Kawamata Hallにてダンサーを迎えてのクロッキー会が開催された。
動き、踊るモデルをどう描きとどめるか。
11回目となる今回は、イデビアン・クルーの中村達哉氏と山海塾の松岡大氏によるダブル・モデル。
そもそもこのクロッキー会は、橋村至星氏の発案のもと、ハンマーヘッドスタジオ新・港区で始まったもの。
他ジャンルのクリエイターがともに活動する場だから自然に生まれた会だ。
もはや建物もなくなった新港ピア(元新港区)だが、現在でもこうした会が継続されている。
新・港区のアーティストの橋村至星氏の強い意志とそれに共感する人々によるものだ。
今後も定期的に開催予定とのこと。興味のある方は是非ご参加を。
https://www.facebook.com/dancecroquis/
Event
対馬アートファンタジア報告会 2月21日 150221
日韓の国境に位置する対馬で、2011年から対馬市主催で開催されている「対馬アートファンタジア」。企画運営を行っている広島市立大学芸術学部の教授である伊東敏光氏、 チャールズ・ウォーゼン氏をお招きし、展覧会の様子をスライドをみながらお話を伺った。参加作家たちは対馬で滞在制作し、対馬の材料を用い、対馬をテーマにした作品が多いとこと。また年々韓国の参加作家が増えてきており、古くからの交流の十字路である対馬で価値観の異なる人たちの新しい交流がアートを通して展開されてる様を垣間みることができた。
今後は来年度の開催に向け、恒久的に使用可能な古民家を確保し、アーティスト・イン・レジデンスの準備を始めいるとのこと。またアジアの他の地域との連携も取り、アジアにおける文化交流の一つの拠点となる事をめざし活動を進めていくそうだ。BankART1929が継続して行なっている「続・朝鮮通信使」も対馬は幾度か滞在したことのある重要な場所。これからも対馬アートファンタジアの活動と連動していきたい。
1.27 韓日クリエイター合同展示会「etteda」8th 日本展 NYK/2Aギャラリー 日付:1月27日(火) title: 韓日クリエイター合同展示会「etteda」8th 日本展
日韓の合同展示会「etteda(イッテダ)」が本日よりオープンしました。
ettedaとは、日韓両国の若手クリエイターがチームを組み、国境・ジャンル・学校という枠を超え、新しい交流の展開と技術・表現力の研鑽を目標に行なっているプログラムです。今年も、日本から12作品(韓国人留学生4作品含む)、韓国 から10作品が集まり、現在韓国人が、12名横浜に来日し、滞在しています。
最終日2月1日(日)には、プレゼンテーションとトークセッションがあります。
トークセッションゲストには、「ギャラリーQ」の上田雄三氏、作家の袴田京太朗氏、etteda OBで「Gallery 工房 親」の坂井俊之氏が登壇されます。プレゼンテーションも含めて、日韓同時通訳で行なわれるそうです。
是非ご参加ください。
トークイベント詳細
http://etteda.jimdo.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%B1%95%E8%A9%B3%E7%B4%B0/
1.24 2014年度台北市横浜市アーティスト交流プログラム 許喬彦さん来日
今年度で10年目を迎えた、台北市と横浜市のアーティスト交流プログラム。バンカートで滞在制作する台北のアーティスト許喬彦 (シュ・チオアイエン) さんが来日しました。このプログラムは、台北の国際芸術村 (TAV)とBankARTに、それぞれの都市からのアーティストがレジデンスし、作品制作やリサーチを行う都市間交流事業です。2005年度より始まり、毎年開催してきました。今回来日した許喬彦さんは、1990年生まれの24歳、今まででもっとも若いアーティストです。これから約90日間横浜に滞在し、4月中頃には成果発表を予定しています。初々しい感性でどのような活動を展開されるか楽しみです。
BankART school 村田真「戦争と美術」スタート 2015年1月26日
敗戦70周年となる2015年は、各地で戦争と美術を巡る展覧会が企画されている。また東日本大震災以後、アーティストの社会的役割や責任が今までより問われるようになった。こんな時代だからこそ、もういちど「戦争と美術」について考えてみようということで、村田真校長コーディネートによる「戦争と美術」がスタート。
初回は、大谷省吾氏(東京国立近代美術館主任研究員)をお招きし、戦争画の基本概念を踏まえながら、戦後の民主主義の考え方から負の遺産として扱われてきた戦争画を近代美術館がどのように展示してきたかを解説していただいた。他のゲストとして、林 洋子氏(大原美術館特別研究員)、河田明久氏(千葉工業大学教授)、木下直之氏(東京大学教授)をお招きする。目が離せない講座である。
1.25 「特命子ども地域アクタープロジェクト」成果発表会 title:「特命子ども地域アクタープロジェクト」成果発表会
「特命子ども地域アクタープロジェクト」とは、地域のまちづくり企画や運営に、子どもたちが大人と一緒に取り組むプロジェクトである。参加メンバーは小学校高学年から高校生まで。神奈川県とNPO法人や企業の恊働で行っており、平成24年度から始まり今年で3年目になる。
今回、平成26年度の活動報告などを特命子ども地域アクターたちと受け入れ団体の大人たちとで成果発表会を2Aギャラリーにて行った。
いろんなまちづくりの現場で奮闘した活動を子どもたちがはきはきと説明、大人達と意見を交わしていた。
主催であるNPO法人ミニシティ・プラスとは、「ミニヨコ(ミニヨコハマシティ)」という19才以下の子どもがつくる遊びのまちづくりプロジェクトでも、2011年開催BankART LifeⅢ「新・港村」にてイベントを開催している。
また、ミニヨコの活動記録集「ミニヨコノキセキトミライ」もBankARTで出版、販売している。