多摩美術大学大学院テキスタイルデザイン専攻修了作品展

3.9〜3.12、2FのAギャラリーではテキスタイルデザイン専攻の8名による修了制作展。それぞれの研究内容の成果を、シルクスクリーンプリント、絞り染め、織り、墨によるろうけつ染めなどの技法で表現した2年間の集大成。バンカートの高い天井にマッチした、鮮やかでダイナミックな作品が並んだ。
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駒沢女子大学人文学部空間造形学科卒業制作展2012

人文学部のなかの空間造形学科、“リビングデザイナー”を目指すために、建築やインテリアデザインを中心に家具や食器などのくらしの道具のデザインまでトータルに学ぶ学科。「食べる、寝る、学ぶ、働く、くつろぐ、学ぶ、遊ぶ」など「くらしの環境」をトータルに考えること、「リビング」=「生きる、生活する」環境を考えることを目標に学んできた学生の4年間の集大成が、miniギャラリーにぎっしりと詰まった。作品は建築・インテリア・プロダクト・陶芸・織など。3.7〜3.11 今年で7回目、BankARTではじめての開催。
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BankART8周年記念+39ARTの日

今日はBankART 1929の誕生日です。スタートが2004年3月6日ですから,8周年を迎えます。特にイベント等は行いませんが、春のような風を楽しみたいと思います。現在NYKでは全館で、多摩美の版画、駒沢女子大学などが搬入中。ここちよい仕事音が館内に響いています。
あと、このブログを借りてお知らせです。作家の開発好明さんが毎年行なっている「サンキューアートの日 3月9日」に今年も参加します。BankARTからは、現在編集中の「BankART Life 3」と「新・港村」のいずれかをプレゼントさせていただきます。BankART Studio NYKの会場にこられて、当日受付で「サンキュー」といってくれた人には、先着各5名様まで、この本の引換券をお渡しします。ページ数は両方とも256頁程度、発行日は3.31になる予定です。

台北市・横浜市アーティスト交流プログラム2011<br>台北市からのアーティスト羅仕東さん滞在制作 <br>2012.1.6-3.31

台北市・横浜市アーティスト交流プログラムは、台北市と横浜市がアーティストを交換し、互いの都市で約90日間の滞在制作を行うプログラムです。2005年から始まり、今回ですでに7回目を迎えました。お正月明けに羅仕東さんが台北から来日し、現在滞在制作を行っています。羅さんのバンカートでの愛称は、「シートンさん」。なんとなくおぼえやすい。シートンさんは、1983年台北生まれ。台湾で創作活動をするだけでなく、海外でのグループ展にも数多く参加しています。特定のメディアに限定されず、絵画、写真、映像、インスタレーション等様々の方法を組み合わせて作品を制作します。シートンさんの展覧会「ドン・キホーテは誰だ?」は、3月16日から30日まで、NYKの2階、スタジオ201で開催します。どうぞ皆さんお越しください!
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春の風にあおられて外で……

三月になりました。昨日の雪とはうって変わり、温度も上がり、春らしい風が吹いています。この時期、卒業展などが淡々と続いているのですが、実際にはバックヤードでは大きな仕事が続いています。それは今年度のまとめと来年度企画です。まとめの方では横浜市の委員会への提出資料作成はもとより、税務関係の経理処理などがあります。2012年度の企画も、早い時期のものは、具体的な形にしなければいけません。出版物の編集も数多くあります。大きい物では「BankART Life 3」と「新港村」。両方とも250頁を超える印刷物です。
そんなこんなで、「春の風にあおられて外で」といきたいところですが、もっぱら暫くは内勤が続きます。

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阿佐ヶ谷美術専門学校、和光大学の卒業修了展

阿佐ヶ谷美術専門学校、和光大学の卒業修了展のオープニングが、開催されました。朝は雪が降り、どうなることかと思われましたが、多くの人の来場がありました。3F+1Fギャラリーを和光さんが、2F+1Fホールを阿佐ヶ谷さんが使い、BankART全館をふたつの学校でシェアする会場構成です。あったかくなりそうです。是非ご来場下さい。3月4日(日)まで。

阿佐ヶ谷美術専門学校
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和光大学展示風景
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横濱BankART義塾(2~3月BankARTスクール:月・金曜日)

いつものスクールとは形式が異なる、変則的なゼミを開催しています。月曜と金曜週二日で2ヶ月、全16回。参加する際には、履歴書と何故このゼミを受講したいかの課題提出が必要。いつもよりちょっぴりハードルが高い。定員12名を大分超えてしまったので、書類でお断りして、なおかつ初期段階で16名ぐらいまで、また落として。課題を出し続けているのでもう少し、絞れるかなと思きや原段階で15名在籍。50を超えるキャリアの方も多く含まれていて、皆さん、ぐんぐんついてくる感じです。さて、何人残れるか?
近い将来、なんらかの形でBankARTや近辺のチームで働いたり、あるいは現在の職場で、ここで学んだことを活かしてくれたり、どうなるかわかりませんが、「志」をもったアートコーディネータが育ってくれればと願っております。

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横濱建築祭 CROSS × CROSS

日本建築家協会JIA神奈川が主催する横濱建築祭が開催されました。CROSS × CROSSというタイトルは、「建築」を通して交わって、交わって「交流」しようという意味が込められているそうです。イベントの内容は、学生の卒業設計展示とJIAの展示、街歩き、シンポジウム、パーティーとまさに多種多彩の交流プログラム。神奈川で建築を学ぶ学生はもちろん、界隈の建築家の皆さんも沢山来館し、お祭りのような賑やかさでした。今年11月には、JIAの全国大会がNYK全館で開催予定です。この50倍の祭りが押し寄せてくるのだろうか。いまから楽しみです!
(2012.2.24-26)

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韓日クリエイター合同展示会「etteda」5th 日本展

Etteda(イッテダ)は「 いまだ! 」という意味の韓国語。日韓両国の若手クリエイターが国境を越え、ジャンルを越え、学校という枠を超え、新しい交流を展開しようするプログラム。今年で5年目。当初は韓国展のみだったが、4年目の五反田デザインセンターでの開催を経て、今年はBankART Studio NYKへ。プロダクト、グラフィック、テキスタイル、油画、映像、写真、建築、パフォーマンス…様々なジャンルの作品が一堂に並ぶ。会期中にはグループワーク、プレゼンテーション、トークセッションと、若いクリエイターの交流に重きをおいた多彩なプログラムが展開された。
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BankARTスクール村田真ゼミ(2~3月BankARTスクール:木曜日)

今期の村田真ゼミは「現代美術のアーカイブーこの30年を振り返る」と称して、主に80年代~00年代にかけてのアートシーンをひもとく講義。特に80年代は、村田氏自身も「ぴあ」編集部のみならず、様々な形で現代美術周辺の動きと並走し、その空気を身をもって体験されてきた時期だ。様々なキーワードや美術史上のトピック、時代の史実などをもとに、ゼミ参加者各々が、当時の時代感を共有していくことのできる貴重な機会だ。単なる懐かしい話とかでなく、30年前に見ていたもの、経験したものを、今現在の視点から捉えなおすことで、現在のパースペクティブに揺さぶりをかけるゼミになっていると思います。

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