夏休み

blog.jpg

本日より17日までBankART 1929 Yokohamaは夏期休館に入りました。
BankART Studio NYKは15日まで通常に開館しています。
16(土)、17(日)は両館とも休館致します。

お盆休みといえども、私たちは9月13日より開催予定の展覧会「BankART Life 2」を控えています。オープニングまであと1ヶ月!休館の中、黙々と作業に取りかかる毎日です。
あともうひとふんばり。
楽しんでこそのBankART Lifeです。

毎日暑い日が続いています

BankART桜荘と黄金町バザールのオフィスの真ん中へん、黄金橋と旭橋の間に黄金町のわき水があります。この湧水は、開港してから大正時代にかけて横浜港へ寄港した外国船にも積み込まれたともいわれています。今日はその「日の出湧水」による打ち水の日。このわき水を利用して、打ち水をし、熱い夏を乗り切ろうという催し。町内の人、子供たち、市役所・区役所の人、水道局の人、横浜市大・神奈川大学、koganeX-lab、黄金町バザールのスタッフ等、ぞくぞくと人が集まってきます。しかし残念なことに1週間くらい前から肝心の湧き水の水圧が落ちて、取水口から水がでていません。それでも、あらかじめ汲み出しておいた水も含めて、水をまきました。少しは涼しくなったかな?
水まきの後は、BankARTプレゼンツ「かき氷自転車」(自転車部/kosuge1-16等による作品)によるかき氷でさらに涼しさを増しました。

DSC_0318_00.jpgDSC_0319_0.jpgDSC_0320_0.jpgDSC_0321_000.jpg

NYKに船がやってきた!

DSC_0126_0.jpg

BankARTで水辺を使ったプロジェクトでいつも協力してくださっている、スマイルマリンクラブの永井さんの船がNYKの河岸にやってきました。永井さんは、いつもニコニコ、黄色いピカソのTシャツがお似合いの海の男です。
そういえばピカソに雰囲気がちょっと似ているなと思います。
新潟からの贈り物チューリップフロープロジェクトやLa chaine展での田中功起氏の作品も永井さんがボートで牽引してくれました。また、食と現代美術展part4で行われた朝市では市場から船で野菜を運んでくれました。今日は急なお願いだったにもかかわらず、幸せな2人をのせ、かわいらしい花を飾り付けてくれて駆けつけてくれました。

Pub 5年目

ヤング漫画ベスト.jpg

BankARTパブのお客さんが戻ってきた。NYK工事のため、仮営業でBankART 1929
Yokohamaの受付周りでおこなっていたが、予想通り売上が激減。お客さんが離れてしまったなと思っていたので工事完了後、急いでBankART Miniの方にパブを戻したら、普通にお客さんが戻ってきてくれた。普通といえば、BankARTパブはほとんど特徴のないパブだ。しいて特徴をあげれば、BankARTスタッフがお店にたっていることと、年間を通じてほとんど休まず23時までオープンしてきたことだ。5年前、現在東京芸大になっている旧富士銀行のホールで、見よう見まねではじめたBankARTパブ。その最初期の時期、運営を支えてくれたヤング荘(アート・デザインチーム)の北風さんの結婚披露パーティが明日9日BankART Miniである。嬉しい。

弁天橋にて

080716_1502~0001.jpg080801_1158~0001.jpg

BankART 1929 Yokohamaから桜木町・野毛の方に向かって歩くと大岡川に架かる橋、弁天橋があります。みなとみらいの風景が一望できるので、この橋から記念写真を撮る人たちもちらほら見かけます。
この季節、クラゲが漂っていたり、サックスやトランペットなど楽器の練習をしている人が居たり、屋形船が往来したり、穏やかな川の風景がこの橋から見ることができます。写真手前に見える石の作品は彫刻家関根伸夫の「未来に向かう帆」(1976)です。
日々、いつも通っている場所の風景もちょっと立ち止まるといろいろなものが見えてきます。

モボモガを探せ!again&again

DSC031021.jpgDSC030991.jpg

野毛地区とBankART 1929のある北仲地区との間にあるアップタウンとダウンタウンを繋ぐ要の駅ビル、「ぴおシティ」のB2ギャラリーで「横濱モボモガを探せ!again&again」が始まった。「モボモガagain」で使った一番大きな160平米の空間に加えて、今回は今年5月に「国道16号線を越えろ!→野毛にいこう」で、泉太郎さんに展示をしてもらった元喫茶店の部分にも展開した。前回は泉さんが、喫茶店クローズ時(2003年)の状態で放置された空間を、映像作品で生々しくあぶり出したが、今回はきちんと清掃し、植栽を入れ、クラシック音楽をかけ、少しレトロな空間を演出した。喫茶店ぽくなっていますの休憩 はできますが、残念ながら珈琲はありません。あしからず。

インターンシップ実習生

080805.JPG

BankARTでは今年も学生のインターンシップ実習の受け入れが始まりました。

立教大学、東京造形大学、宮城大学、東海大学等、大学はもちろんのこと、最近では地元老松中学からも働きにきてくれています。わいわいがやがや騒がしく、楽しく、真面目にやってくれています。何かつかんでかえってくれるといいのですが。就業研修のコメントの一部を紹介します。

『今日はBankART Studio NYKで主に受付対応業務を行いました。今日思ったことは…本当に事業の内容が多い!それぞれに特徴があって興味を抱くものが多かったです。ということで、覚えられるかひやひやしました。明日もバリバリがんばりたいと思います』

『現在、桜木町ぴおシティ地下2階で開催の「横濱モボ・モガを探せ!again & again」写真展の受付を覚えました。一般の方々から収集された写真で構成され、展示空間全体でひとつの作品です!とても素敵なのでぜひたくさんの 方々に見てもらいたいです』

サンダーランド大学とのレジデンス交流プログラム その2

080804_1935~02.jpg

イギリスとの交換レジデンスプログラムで滞在中のエリカさん。すでに日ノ出町のかもめ荘に滞在して1ヶ月がたちました。連日続く猛暑の中、自転車で横浜 の街を精力的に動き回りながら、取材した映像作品を制作しています。現在撮影しているのは夜の立体駐車場。「なんでまた駐車場なの?エリカさん」「だってBankARTの周辺には駐車場があふれかえっているじゃない」「そうかなあ」「そうよ」というわけで、ちょっと取材に同行。なるほど、あふれかえっている。ワンブロックに5箇所ぐらいあったりしますね。誰もいない駐車場は何となく寂しげで都会的。どんな作品になるのか楽しみです。

BankARTコレクション

DSC03073.JPG
DSC03075.JPG
DSC03076.JPG

新しくなったNYKには、毎日様々な目的で多くの方が来館されます。
お昼休みに涼みに休憩しに来る人。
カフェでお茶を飲みながら読書する人。
新しくなった建物を見にくる建築家。
展覧会の会場を下見にくるアーティスト、などなど。
それぞれ目的は違いますが、それぞれが思い思いすごす豊かな空間となっています。
その空間に、BankARTでコレクションしている作品を展示しています。
パブカウンターのまわりや、ソファースペースなど。
それぞれ、お気に入りの作品を見つけてみてください。

NYKとハト

DSC03091.JPGDSC03094.JPG

BankART Studio NYKの改修工事は基本的には終わったけれど、ひとつ問題がでている。ハト。
このハトとの出会いは、旧富士銀行の代替地候補として2004年に始めてNYKを訪ねたときにさかのぼる。
使われなくなった機械用のエレベータホールが、全てハトの棲処と化し、追い出すのが大変だったのを記憶している。
改修後も、何度追い払っても、いつの間にか再びNYKに戻り、棲み続け、子孫を残してしまう。
3Fに設置した牛島達治さんの土の作品の中には雛がかえっていたこともある。
今回の改修工事で工事業者さんは繰り返し追い出し作戦を行っていたので、今回はハトは完璧にいなくなったと思っていたが、
引き渡しから数日経った今日、床にハトの糞が落ちているのに気づく。この戦いはどうやらエンドレスになりそうだ。