妻有の野菜まつり

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妻有から戻ってきたスタッフが持って帰ってきた野菜を料理して
パブにてスタッフ、スクール生、インターン生でみんなでいただきました。
枝豆、なす、ししとう、じゃがいも、ピーマン。
どれも新鮮でまるまる大きく、味のしっかりした美味しい野菜たちでした。
枝豆はBankART妻有の家を提供して頂いた小山さんからなんと苗ごと!いただいたものです。
小山さん、ありがとうございました。

夜の屋上菜園

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夜のかもめ荘。深沢アート研究所のカブさんの屋上菜園に上がると、
野菜は黒い空気に身を沈めて風に揺られています。ゆっくりと深呼吸をしているのでしょうか。
雨にも負けず風にも負けず、カラスにも負けず。励まし合う毎日です。

カウントダウン!

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BankARTの夏休みも終わり、いよいよBankART Life 2にむけてエンジンがかかりました。
展覧会まであと24日。3年に1度の祭典に気持ちが高ぶります。
毎日のようにたくさんの作家が会場の下見や打合せに来館し、展覧会への準備を着々と整えていきます。作家の方々とお話をするたびに、どんな展覧会が出来 上がるのか楽しみで仕方がありません。
1日1日形づくられていくBankART Life 。
カウントダウンはじまります。

夜の桜荘

黄金町、大岡側沿いにあるBankART桜荘は夜も眠らず路地を照らしています。
桜荘1Fの天井部には蛍光灯を覆うカバーに淺井裕介さんの作品が設置されています。
淺井さんは昨年桜荘に滞在し、桜をイメージした天井画を制作しました。
縦横無尽に広がる桜の模様が天井いっぱいに描かれています。夜中、しんと静まりかえる大岡川。散歩するには少々暗く不安ですが、桜荘はそんな夜道を照らし、カラフルな桜を咲かせています。
通りかかった方は窓をのぞき込んで天井をご覧になって下さい。

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都市農業のトウモロコシ?

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秋にむけての展覧会準備でオフィスがばたばたとしています。
BankART Miniとの間も行ったり来たりしている最中、1929 Yokohamaの搬入口脇から緑がちらりと見えました。
そこには、2008年06月28日のブログ「種をまく人」、で紹介したトウモロコシの苗がすくすくと育っていました。ちょっと感動の時間でした。
鉢が浅いので、そろそろ植え替えてあげて、場所ももっと広いところに移動させてあげることにしました。BankART Life2が始まる頃には、収穫できることを願います。

夏休み、にわか編集部

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BankARTは現在夏期休館で、1929は1週間、NYKは2日間、お休み中です。
…だからといってスタッフがのんびり休めるわけではないというところがまさにBankART Life!
BankARTでは現在9月13日から11月30日までの横浜トリエンナーレ期間にあわせておこなう大規模なプロジェクト「BankART Life 2」の企画が進行中! 特に今は印刷物、チラシやカタログなどの編集・デザインにおわれて、オフィスはにわか編集部状態。
これまでの写真やデータを集めたり、今度の展覧会の作家からデータをもらったり…。
ヤング荘もフル稼働中です。
みなさま、この秋の横浜、楽しみにお待ちくださいませ!!

Sunday Night Shoot at NYK by Erika Tan

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現在、かもめ荘にて滞在制作中のエリカさんのテキストを紹介します。

BankART Mini で作品制作のための撮影をしました。
「眼を閉じて、開いて、カメラが存在しないみたいに、レンズを見つめて、集中が切れたらパフォーマンスをストップして」これは、わたしがダンサーたちに与えた簡単な振付のひとつです。大野一雄舞踏研究所で出会った、加藤さん、からさん、佐々木さん、牧野さん、誠司さん、千江子さんにお願いしました。たぶん皆さん、まさかこんなことをやらされるとは思ってなかったのではと思います。
これは単純な振付ですが、「何かを真剣に見つめる」ということは、私自身これまで何も知らなかった横浜という異国の地に1ヶ月余り滞在する中で、意識的にやってきたことでもあります。
今回の舞踏家の身体を撮影した素材は、バンカート周辺の立体駐車場で撮った機械の「パフォーマンス」、いわば横浜の「ドラマチックサイト」の映像と合わせて編集し、ビデオ作品として仕上げていきます。とてもおかしな組み合わせに見えるかもしれませんが、どんなものになるかは、来年バンカートで作品を展示するときにぜひ見に来てください。
今回の滞在制作で、いろいろな実験をする機会に恵まれました。アーティストとしてたいへん贅沢な時間を与えられたので、それを出来るだけ大事に活用したい、と思っています。 

“Close your eyes, open them, and stare through the camera as if it were invisible. When your concentration shifts end the performance”. This was one of the briefs I gave Kato, Kara, Sasaki, Makino, Seiji and Chieko – all students from the Kazuo Ohno Dance Studios. I’m not sure they knew what to expect when they came to be filmed, but probably not this!
A simple set of instructions, but ‘staring’ is something that after a month in Yokohama I have hardly ever witnessed, although as a stranger here, I have done my own share of ‘hardlooking’.
The results of the filming will become part of a series of video work which combines the performances of these Butoh performers with the ‘performances’ or
‘dramatic’ sites of Yokohama mechanised car parks! This might sound a very
obscure connection and to see if it works you will have to come back to the show
next year and see for yourself! The residency has given me an opportunity to
experiment, and as it is such a luxury as an artist to be given this opportunity,
I thought I would make the most of it!

選手交代

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開会式を見逃してしまい、いまいち親密感がなかった、北京オリンピック。しかし、北島康介選手の世界新の金メダルニュースで、一気にオリンピックへの応援に熱が入り始めた。闘志を胸にぞくぞくと現地に向かう選手、いろいろな思いを胸に帰国する選手。
そんな報道を見ていると、オフィスにいても体を動かしたく、うずうずしてきます。

スタッフが妻有入りをすると、それまで遠くに感じていた妻有へ距離がグンと縮まります。携帯やネット環境が不完全のため、FAXで送られてくる報告にオフィスに残ったスタッフ全員が一喜一憂しています。今日はどんな天気で、どんなお客さんがきてくれて、どんな頂き物ものをしたのかなどなど。明日から、BankART妻有へのスタッフ(選手)交代です。

飛鳥2

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BankART Miniからはガラスの扉越しに港が見えます。
時には大きな船が。ボーっという壮大な汽笛がNYKにも響き渡ります。

BankART Studio NYKは日本郵船の倉庫として1953年に立てられた歴史ある建物です。
港にとまっている船を見るたびに、当時どんな船が来航していたのか想像します。
「横濱モボモガを探せ!」の展覧会を見にいらした80歳の女性の方から、
当時は客船に乗るのが憧れだったという話を聞きました。
いつかは船に乗って旅をしてみたい。汽笛を聞くたびにそんな憧れが芽生えます。

BankART妻有オープン

8月10日から、BankART妻有がオープンになりました。
家というものは、人が居なくなった途端に元気のなくなるものです。
1ヶ月ぶりに開ける木造三階建のこの家も、はじめはどこかくたびれた様子でしたが、毎日風を入れたり、掃除をしているだけでいきいきとしてきました。

陽のあるうちは夏らしくそれなりに暑いのですが、風はからりと涼しく、気持ちがいいです。大地の祭りをめぐってこられたお客様と麦茶を飲みつつお話をしたり、家事や家の手入れに汗をかきつつ、休憩にはいただきものの甘い瓜をかじって水分補給。夕方にはごはんを準備してお酒を呑んでゆっくり過ごす。
陽が落ちると一気に涼しくなって、夜は静かで心地のよい眠りを提供してくれます。

来訪者は人だけではなく様々な虫たちもやってくるのですが、大抵は放っておけば害はないので、共に暮らすことにも慣れてしまいました。干した布団につかまって、じっとプールを見つめるバッタなどには、いとおしさすら感じてしまいます。

プールに水を張ったり、近場の温泉にでかけたり、毎日がこれぞ夏休みといった感じで仕事だということを忘れてしまいそうですが、しっかり冷えた麦茶を用意してお客様をお待ちしております。

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