25日の前夜祭(キナーレにて)
アートと都市を巡る横浜と台北(その3)
アートと都市を巡る横浜と台北(その3)
ライペイユさんは、様々な大きさのドットを用いて都市のイメージを平面で表現する作家なのですが、今回はムービーに展開した作品を発表。本当は白いドットしかない平面作品の連鎖による構成なのですが、飛行機から見下ろしたような「夜景」が見事に迄に表現されています。
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チンワンリンさんは、同じ場所を時間を変えて撮影し、それをひとつの画面に連続マッピングしていき、あたかも瞬時に見えている空間のような表現をする作家ですが、今回は2007年の横浜での滞在の際に制作した作品を大きくプリントアウトして展示しました。
村田峰紀さんは、台湾で行なった「背中で描く」シリーズのシャツのインスタレーションをベースに展示を展開。今回は、それと併行して、分厚い辞書にボールペンで穴をあけるという、すさましいパファーマンスと展示を展開しました。
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磯崎道佳さんは、台北の大規模な学生デモにTAVごと巻き込まれたために、ほとんど制作発表することができなかったのですが、今回はそうした状況をテーマに新作を発表しています。彼らしいウィットの効いた表現になっています。
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オフニブロールの高橋啓祐さんは、10年前の滞在中に制作した「お部屋」と
新作のすいこまれるような「日の丸」の二作品を展示。「生活」と「国家」対比させて提示しています。
東野哲史さんは、滞在当時記していた日記をBankARTの大きな壁面に手書きで写す作業をしています。
疲れて、台湾ビールを飲んで、布団で寝て、また描いて、冷蔵庫から台湾ビールを取り出して
というような仕事です。
TAVの現在のディレクター、ウ・ダクンは、この展覧会の台北での展開を検討してくれており、これからさらに、「往来」は続くと思います。
関係者の皆様に謝謝。
Far East Triangles 2015 Yokohama 2015年7月14日
建築・デザイン・アートの国際エキジビション
Far East Triangles(FET)は、建築・デザイン・アートを横断する国際交流プロジェクトであり、ロシア、韓国、日本の大学生、大学教員、専門家が参加。関東学院大学建築史研究室とウラジオストクをベースに活動しているクループ:Da-Sein Design Workshopが共同で企画・実施している。
展示期間中にはプレゼンテーション、ワークショップ、横浜市内外の視察見学や交流イベントも開催。各国の現代社会と歴史や伝統の価値を相互に比べ、認識する機会となった。
8月にはロシアのウラジオストクでFETの国際ワークショップが行われる予定。