吉野石膏美術振興財団 若手芸術家支援プロジェクト 「記憶のイメージ / イメージの記憶」展

吉野石膏美術振興財団による若手芸術家支援企画展「記憶のイメージ / イメージの記憶」展が
11月15日から30日までNYK2FギャラリーA・Bで開催中だ。
吉野石膏美術振興財団は、2008年の設立から若手芸術家が海外で行う研修への助成を続けている。
7年目を迎える本年、初の試みとして、これまでの助成採択者により選出された若手アーティストの展覧会を行なった。出品作家は16名。絵画、彫刻、映像、インスタレーションなどジャンルは様々。

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「東アジアの夢〜BankART Life4」が終了

「東アジアの夢〜BankART Life4」が終了した。たくさんの皆さんにみていただいた。感動や驚きや静観や罵倒等、様々な声をいただいた。
数多くの作家やパフォーマーが参加してくれ、力強く楽しい作品を提示してくれた。設置や搬入出では専門家や専門の業者さん、アルバイトの皆さんにお世話になった。毎日の食事では吉田町のタイレストランが好評を博した。さらに街中の「ランドマークプロジェクト」では、商店街組合や企業、ビル管理会社、公的機関等にも多大なご協力をいただいた。展覧会の運営や日毎のイベントがスムーズにいったのは、アルバイトの皆さんの活躍によるものだ。そして最後になったが、横トリの組織委員会、東アジア文化都市チーム、横浜市文化観光局には、日頃にもましてご尽力いただいた。これら全ての人々、組織に感謝したい。

横トリなどの大きなイベントは、非日常でパブリックなものである。でも、それを支えているのは、プライベートな日常の営みとささやかな夢の積み重ねだ。「東アジアの夢」は、これからも続く私たちの日常と夢の未来にある。

11.3 中村恩恵 「白い不安」

BankART Life 4最終日、中村恩恵、廣田あつ子新作デュオダンス公演「白い不安」が開催されました。会場は、高橋啓祐(オフニブロール)の映像インスタレーションで多くの観客を魅了したkawamataホールです。柔らかい光の差す木の空間で、中村さん、廣田さんの立ったり歩いたりする何気ない動作が、その場の空気と不思議にシンクロして、思わず「ダンス」の世界に引き込まれてしまいました。圧巻は、高橋さんの映像インスタレーションの中で2人が踊るコラボレーション。まさにBankART Life 4ならではの、サイトスペシフィックなプログラムでした。

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写真 ヒロ・オオタケ

11.2 100人先生職員会議

「東アジアの夢ーBankART Life 4」において、開発好明氏により連日開催されてきた「100人先生」。11月2日、遂に翌日で100人目達成という祝いを兼ねて「公開職員会議」というパーティーを行った。
直前の連絡だったため、みんな来てくれるのか心配だったが、当日は50人を超える先生、生徒が参加してくれた。みんな初対面の人が多いはずなのに大盛り上がり。
名札にある「○○先生って何ですか?」という会話から始まり、それぞれが自分のこと説明し、相手の話を興味津々に聞いていた。まさに「誰もが先生、誰もが生徒」のような空間でした。

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TPT Setsu Asakura トリビュート「天守物語」公演 10.28 – 11.2

「東アジアの夢〜BankART Life 4」では2010年開催「朝倉摂展 アヴァンギャルド少女」で展示した、Asakura Theaterを再構成して展示しています。2010年展覧会当時、朝倉さんはこのTheaterを舞台にした「天守物語」構想を語っていたそうです。TPTによる「天守物語」は、今年3月惜しくも逝った朝倉摂さんへ捧げる作品として、Asakura Theater 展示の中で上演されました。昼間の展覧会が終了した空間に、静かに幕を開ける泉鏡花の世界。窓の外は横浜の夜景。バンカートならではの一期一会の上演でした。

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Cafe Llive 2014 木野彩子 「静 SHIZUKA」 10.24 -10.25

Cafe Live第三弾は、「静 SHIZUKA」、日本中世の伝説に登場する静御前とはどのような人物であったのかに思いを馳せて創作された作品です。今年2月にNYK3Fで上演しましたが、空間を変えリメイクしての再演です。コンテンポラリーダンスの木野彩子さん、即興演奏の八木美知依さん,照明家三浦あさ子さんのコラボレーション。倉庫の太い柱が巨大な神社の御柱に見えてくるような、静かで、激しく力強いパフォーマンスでした。
10.24 -10.25、BankART Studio NYK 2Bギャラリーにて公演。

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写真 小熊栄

精進料理 藤井まり 10.24-25 東アジアの夢 

「食と現代美術 part 6 東アジアレストラン」の第4弾。
精進料理の藤井まり氏をお招きした。
内容は、胡麻豆腐作りワークショップとワンプレート精進料理販売。
昼間はお天気がよかったので、アトリエ・ワンのリムジン屋台でワークショップを開催。
先生の料理はとってもスピーディーでお手軽。
そして何よりも親切で優しいお人柄が、終始笑顔の絶えない会へと導いてくれた。

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10.21 ミーティングキャラバン2プレトークイベント

ミーティングキャラバン2プレトークイベント「いま、どんなミーティングがよいのか?」
をKAWAMATAホールで開催した。
出演は、伊藤悠(island) 井上文雄(CAMP) 嘉藤笑子(AAN) 小林晴夫(blanclass) 武藤勇(N-mark) 司会は、岸井大輔(劇作家/PLAYWORKS)
内容は、このプロジェクトを実施すべきか?またするならばどんなものが良いのか?
そんなことを考えるための最初のミーティング。
自分たちのこれまでの活動を振り返りつつ、ミーティングが行われた。

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「あしたの郊外」キックオフシンポジウム 10.20

取手でスタートした「あしたの郊外」というプロジェクトのキックオフシンポジウムが、1Fのkawamataホールで行なわれた。TAPの森司さん、熊倉純子さんが司会進行をつとめ、馬場正尊さん、アーティストグループの「目」、栗栖良依さんとBankARTの池田が登壇。様々な視線が飛び交った。このシンポの様子、公開提案は、イベントレポートとして、後日web上で公開される予定。
◎「あしたの郊外」について詳しくはこちらをご参照ください。
http://ashitanokougai.com

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珍しいキノコ舞踊団「廊下にアう」10.17-18 「東アジアの夢」

珍しいキノコ舞踊団、じつは10年ぶりのバンカート登場です。思い起こせば2004年バンカートがスタートするオープニングプログラムの一環で旧第一銀行で公演したのでした。今回は、振付家の伊藤千枝さんとダンサー4人がBankART Life Theater での公開制作と、絵画と彫刻と写真のインスタレーションのなかで、めいっぱい体を使って踊る「廊下にアう」です。メンバーは少し変わりましたが、相変わらずの「キノコ振り」になんだか勇気づけられました。

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