BankART school アート・コーディネーターの仕事vol.5

BankARTスクールでは定番講座のひとつである児島やよい氏と内田真由美氏による「アート・コーディネーターの仕事」は今回でなんと5回目。初日の今日は、内田さんから講座の概要と進行についてと、自己紹介など。
内田さんのこれまでのお仕事のお話を伺っていると、人とのつながりがそのまま仕事のつながりとなり、次から次へとつながり巻き込んでいく様がまるでロードムービーのようでわくわくした。まだ少しお正月気分の残る頭に、よーしこれからがんばろう!と、がつんと気合いを入れてくれた。
現在進行中の高橋コレクションの展覧会の進行についても、リアルタイムで報告してくれるらしい。
これから8回、よろしくお願いします!

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大晦日

毎年恒例の年越しBankART。実は初年度から毎年かかさずやっているので、これで11回目です。
特に大きなイベントはいつもないのですが、10時ごろから、ぼつぼつと人が集まってきて、ぼそぼそとやっています。恒例の松野(さん)庵の年越し蕎麦やみなさまからの頂き物もバラエティに富んでいて楽しかったです。
多くの方にきていただいたのですが、今年はカウントダウン後のみなとみらい側の花火がなぜかなかったので、ちょっとさみしい感じもありましたが、無事に新年を迎えることができました。
今年もよろしくお願いします。

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12.12-12.21 広松木工家具個展2014「WHITE FUSION」

縁があって、福岡県大川市の家具メーカー、広松木工主催による家具個展「WHITE FUSION」が、NYK3階の全フロアで開催。今年も、観ても触っても心くすぐる繊細な木工家具が勢揃い。昨年盛況だった子どもたちが椅子を作るワークショップに加え、小さい子ども用の家具・遊具スペース、本の読み聞かせなど、子どもに向けたイベントもグレードアップしていた。

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神田佳子パーカッションコンサート かえるうまれた 12.8

打楽器奏者 神田佳子コンサート「かえるうまれた」がkawamata hallで行われました。トランペット 曽我部清典と他にパーカッショニスト 佐々木啓恵、稲野珠緒、平野有希子、若鍋久美子、戸崎可梨の豪華メンバーです。
スピーカーを使わずに音の響く空間で聞く生音は、このホールならではの音楽体験です。「かえるうまれた」では、だれでも一度は触ったことがあるあの「カエルの木魚」も登場。遊び心もいっぱいのコンサートでした。

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「Group Exhibition Vol.2 HAKKA」 12.4-12.9

2011年 「発科展早稲田大学芸術学校空間映像科 閉科展」 として開催された展覧会が、20名以上の気鋭の作家が参加するグループ展にバージョンアップして、HAKKAが開催されています。12月7日日曜日には、アーティストトークも行われ、沢山の方にご来場頂きました。HAKKAは3年に一度の開催、トリエンナーレです。今回の展覧会は12月9日(火)18:00まで。ぜひお見逃しなく!

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11.30 清洲市長一行のご来館

韓国の清洲(チョンジュ)市長イー・スンフン氏が視察に来館されました。新潟市、青島市とともに、2015年東アジア文化都市に決まった清洲市。
過密な公式スケジュールを縫ってのご来訪でしたが、バンカート事業についてとても関心を持って頂きました。

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福岡でのトーク「ムービング=移動する文化」

11月29日、福岡アジア美術館のカフェでおこなわれた「ムービングトリエンナーレ_メイドイン福岡」(以下MT福岡)のトークに参加してきました。トークのテーマは「ムービング=移動する文化」ということで、BankARTから細淵が続・朝鮮通信使について話をしてきました。
他のパネラーはキム・ソンヨン(元Bandeeディレクター、ムービングトリエンナーレ_メイドイン釜山展展示ディレクター)宮川敬一(Gallery SOAP ディレクター)、そして途中から ソ・サンホ(openspace Baeディレクター)パネラーにしても、これを企画運営している宮本初音さんにしても、以前からお世話になっている方々ばかりで、とても楽しいトークでした。トーク会場のとなりの彫刻ラウンジでは、釜山から移動してきたカバンプロジェクトが2日間のみの展示。同館で行なわれていた福岡アジア美術トリエンナーレもしっかり堪能して、アジアパワーを蓄えて帰ってきました。

MT福岡について詳しくはこちら→ http://watagatainfo.wordpress.com/2014/11/25/mtfukuoka2014/

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11.21 アジア生産性機構 (APO)視察

アジア生産性機構(APO)はアジア・太平洋地域における社会経済発展に寄与するため、生産性向上に関する諸活動を行っている国際機関です。アジア、太平洋の約20ヶ国が参加しています。今回は、各国からあわせて約20数名の代表団が、「未来都市」というテーマ研究の一環で横浜市を訪問され、バンカートを視察しました。

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「東アジア文化都市と都市再生」パネル展

横浜市立大学主催の「東アジア文化都市と都市再生」のパネル展が
11月16日から12月4日までNYK3Fの3Cギャラリーで開催された。
「東アジア文化都市」とは文化庁が推進する、日中韓の文化交流を促すプログラムである。
各国が文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市間の交流を一年間かけて行なう。
スタートにあたる今年選定されたのは、横浜、泉州(中国)、光州(韓国)。
ご存知の通り、BankART1929の企画としては、「東アジアの夢」を開催した。
本展覧会はそのパートナー事業で、横浜市大がリーダーシップをとる。各都市の都市・芸術・文化などを紹介した56枚の大型パネルからなるベーシックな内容の展示だ。
ちなみに来年は、新潟、青島(中国)、清洲(韓国)が選ばれている。

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「光の都市 光州」展 BankARTで開催中!

横浜市では、文化庁が推進する「東アジア文化都市」の2014年開催都市として、中国の泉州市、韓国の光州広域市と多彩な文化交流が行われきた。BankART1929もヨコハマトリエンナーレ2014と連動する「東アジアの夢」を通して、東アジアの作家、チームを数多く招聘。
この動きに続き現在バンカートでは、来年大規模な「国立アジア文化センター」が誕生する、光州広域市の市立美術館の企画主催事業を開催している。会期は11月16日(日)〜12月4日(木) 11時〜19時

以下は光州市立美術館学芸員の卞吉鉉(ビョン・ギリョン)によるコメント

 光州は文化が都市を再生させ、市民の生活を豊かにできるという信念をもって様々な文化事業に取り組んでいる街です。その代表的な事業が光州ビエンナーレやアジア文化のハブシティ構想です。もちろん文化が僅か数年間で都市を変化させることはできないでしょうが、長期にわたる継続的な努力が、次世代の生活や都市をより文化的でクリエイティブにすると信じています。また光州は精神の自由さを重んじ、芸術的な伝統や創造性が目立つ都市です。光州民主化運動に代表されるような反骨精神、農耕社会だった19世紀から受け継がれてきた伝統絵画や20世紀前半の日本留学派が移入した西洋画の影響、そして21世紀の現在はメディアアートが新しい芸術の流れを形成しています。
 他方横浜は、先進的な取り組みの都市計画や成熟した市民意識で知られているアジアを代表するクリエイティブシティです。BankART1929はこのような横浜で活動しているNPOで、アジアに横浜を広く知らせたアートスペースです。韓国のアーティストたちは、BankART1929を通して横浜を知り、横浜や日本に行ってみたいと考えています。「光の都市光州」という展覧会を東京やソウルではなく、横浜で開催する理由は、私たち自らがBankARTの持つ自生力や横浜の文化の力をみて、きいて、感じたいのと同時に、横浜の人々に光州の芸術世界をみていただき、アートを通じての共感や文化的交流に寄与したいからです。
 まるで運命のように名付けられた「光州」という地名のように、光州は「光の都市」だといえます。光州の人々は自ら意識していないかもしれませんが、確かに光州にはある種の「光」が存在するのだと。その「光」がどのようなかたちのメシアであるかは誰もわかりませんが、光州の人々がもつ各々の想いを代表し、今回の展覧会が光州の光を象徴するものであり、また隠喩するものであることを信じています。

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オープニングは、11.17の東アジアのクロージングイベントがあったため、
作家はもちろんのこと、光州市長や議員、美術館の館長、学芸員など、総勢45名のもの韓国からの参加があった。

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