浦項(ポハン)の旧日本人村 5.3(日)

しとしと雨の中、バスで釜山から 浦項(ポハン)へ移動。
浦項は、朝鮮半島で最も東に位置する世界有数の鉄鋼都市。そんな浦項の港のひとつである九龍浦(クロンポ)は、かつて漁業を営む日本人が集落をつくっていた。終戦後、日本人が撤退したあと、空き家になっていた日本の家屋を修復し「九龍浦近代文化歴史通り」として整備。その関係者が以前にBankARTに視察に来たため、今回訪れてみたのだ。
一件のいちばん立派な和風のお屋敷は、資料館としてオープンしていたが、それ以外の街並はまだ半分以上は改修中だった。日本の赤い郵便ポストがあったり、飲食店のようなものがオープンしたりしていたが、まだ表面だけが修復されていて扉がしめきりの建物が多かった。
ちなみに九龍浦は蟹で有名なようで、蟹を食べさせる店が路面にずらっとならび、悪天候にも関わらず多くの客が訪れていた。その客が、日本人村の方にも流入していた。浦項は一ヶ月前にKTXの駅ができたばかりなので、これから観光産業はもっと本格化していくのだろう。

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