BankART school 四方田犬彦「最終映画美学講義」開講 5.13

映画史研究家の四方田犬彦氏の「最終映画美学講義」が始まりました。。各回異なるテーマで、映画史に残る数々の貴重な映像を上映しながら映画を考えていく講座です。今回のテーマは「長回し」。溝口健二「残菊物語」、タル・ベーラ「サタンタンゴ」等、国も時代も異なる監督の長回しシーンを、なんども反芻するように見て、「長回し」、そして映画そのものを成り立たせる構造を少しずつ浮き彫りにしていきます。ふだんは気づかなかったいろいろなデテールに触れ、映画の根底を流れる深い世界を垣間見るような時間でした。

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