ハードコアコンテンポラリーダンスカンパニー、大橋可也&ダンサーズとオルタナティブロックバンド空間現代のコラボレーションです。パフォーマーは全員女性。コンクリート打ちっ放しの空間で、肉体をぶつけ合い、すれ違う。石つぶてのようなロック音楽が、空間と肉体に投げつけられ、また容赦なく遠ざかる。取り残された人間達が、ダンスと言うより、もがくように動いている。いつのまにかパフォーマーがいなくなり、舞台が空になると、大橋可也さんの静かな言葉で終演が告げられる。現代社会に問いを突きつけるハードなダンス体験でした。