作家アダ・ヴァン・ホーレビーケ&榎木陽子のワークショップとインスタレーション展示を3Aギャラリーにて開催。初日のワークショップでは、ベルリン在住ベルギー人作家のアダ氏による自然染色を実践。現存する最古の聖書や浮世絵でも使用された「没食子(もっしょくし)」というインクを使用した染色作業。どろどろしたインクを混ぜ染めた布は、はじめはとても薄茶色だが、空気に触れてどんどん深い黒に変化していく。まるで魔法の世界に出てくるインクみたいだ。ワークショップの成果物は、翌日インスタレーションとして展示。他、会場には作家榎木陽子氏が、タイトルに着想を得たドローイングをインスタレーションの一部として発表した。