恒例の横浜台北のアーティスト交流プログラムで、今年の1月から滞在制作をしていたChiu Chao-Tsai(邱 昭財)氏の個展がはじまった。スタジオとして使用していたNYKの部屋をギャラリーに変換し、今回の滞在で制作した作品を展示。レセプションでは、台湾文化センター所長の朱文清氏、横浜分所の粘信士氏、横浜市文化観光局の中野課長にご挨拶をいただいた。また台湾からのプレスクルー4名が、のべ5日間の密着取材を行った。
これまでTAV(台北アーティストビレッジ)とBankARTは11年間の交換レジデンスを行ってきた。昨年のBankARTでの大規模な横浜台北の展覧会をリレーしたかたちで、きっと近い将来、台北でもこの交流展を展開したプログラムが用意されるはずだ。何はともあれ、節目の10年も超え、今年度2016年度もこのプログラムは継続されていく。
この日はもうひとつパーティ、「BankART AIR 2016」のウェルカムパーティも開催された。お天気がよかったので、ひさしぶりに河岸でバーベキュー。いつもながらのわいわいがやがや。よく食べ、飲み、話し、笑う。レジデントアーティストに海外の作家が含まれているせいもあるが、今年は外国籍の参加者が目立った。毎週末金曜日には、アーティストトークも始まる。テンポラリーだが、久しぶりに横浜に、つくることをベースにしたシェアスタジオが登場する。