台北国際藝術村アーテイスト・イン・レジデンスを経験した作家、磯崎道佳氏と細淵太麻紀氏と、さっぽろ天神山アートスタジオAIRのディレクター小田井真美氏がゲスト。
磯崎氏は、2014年度のレジデンスの生活と制作を日記風に紹介。特に日本でも大きく報道された「ひまわり学生運動」での自らの関わりなどの様子を紹介した。ちなみに台北国際藝術村は、立法院(日本の国会議事堂)と同様、占拠地区にある。
細淵氏は台北の街のリサーチと街中での建築物の一部を活用して行なった自身の作品プロジェクト(ピンホールカメラ)の説明を行った。
小田井氏は、自身が、何故天神山で台湾とのレジデンス交換プログラムを行っているか、続けているかについて語った。
参加者からは、台湾政府とアーティストとの関係性とその影響力、あるいは台湾のアートについて経済の動きと日本の状況の比較などの質問があり、議論は定刻を越えて賑わった。