大野一雄フェスティバル2009 「禁色 work in progress 1 1957~1959」

舞踏の原点と言われる作品「禁色(きんじき)」の初演50周年を記念する企画です。
「禁色」は、1959年に土方巽と大野慶人のデュオとして上演されました。日本のButohの最初の作品と言われていますが、あまり資料もなく、実際にどのような作品であったのかは知られていません。そこで、当時直接に関わった人を招き、再現を試みました。第1日目は、「禁色」に出演した大野慶人さん、1957年に土方巽とデュオ作品を作った小原明子さん、土方巽の愛弟子の和栗由紀夫さんが、それぞれの立場から「禁色」にアプローチしました。

kinjiki1-1.jpg
「禁色」はホモセクシュアルをテーマにした作品

kinjiki-1-2.jpg
小原明子と大野慶人のデュオ

kinjiki-1-3.jpg
50年代の写真を見ながらレクチャー