ASAKURA BankARTシアター

朝倉氏考案の舞台にも客席にもなるユニットで構成された変幻自在なニューシアター「ASAKURA BankARTシアター」のこけら落とし。パフォーマーは、文殊の知恵熱(とうじまとうじ、村田青朔、松本秋則)と村田峰紀。文殊の知恵熱は、これまでの音のでる小道具や光のロープ、巨大風船オブジェ等を駆使し、軽やかな進行で笑いを誘いながら、回廊の上部、柱周りを中心に完成度の高いパフォーマンスを披露した。村田氏は、観客を全て二階席にあげ、床に内伏になりながら、「背中で描く」の新バーションに挑戦。共に、回廊の部分(1F+2F)が客席になっても、柱の周りが客席になっても構いませんという、この劇場のチャーミングポイントを上手く使いこなしていた。
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