リヨン都市共同体(グランリヨン)にあるリリュー・ラ・パプ国立振付センターの振付家ユヴァル・ピック率いるカンパニーの初来日公演「Danse Tout Terrain」が行われました。上演作品は、「BWV245」と「PlayBach」のふたつ。それぞれバッハの楽曲を使ったデュオとトリオの作品です。「Danse Tout Terrain」は、「ダンスがあらゆるところにある」「どこでも踊ろう」というようなちょっとやんちゃなメッセージですが、ユヴァルさんの作品はそんなたくましさと繊細さの共存する、精度の高いものでした。(10月12日~14日のイベント)