「写真分離派」は、3人の写真家(鈴木理策、鷹野隆大、松江泰治)と、2人の批評家(倉石信乃、清水譲)からなるユニットで、2010年に結成された。それぞれが個人としても活発に活動するのと並行し、「写真分離派」としてこれまで3回の展覧会と1冊の書籍の出版をしてきているが、この講座ではこの「写真分離派」の今後の活動の行き先を窺い知ることができそうだ。
なんと、当初の予定からスケールアップし、5人のメンバー全員が登壇する。
そしてこの5人はいずれも1963年生まれ、とのことで、同じ時代背景のなかで、写真を見て、写真を考え、写真に挑んできている、という視点でみても興味深い8回になりそうだ。