5月8日アートツアー 続・朝鮮通信使2016スタート!その2

5月8日、昨日で公式行事は終了したので、今日はアートツアー。釜山のマチュピチュ(?)と言われている場所(甘川洞文化村/カムチョンドンムナマウル)に向かう。タクシーで坂の上の方まで上がり、ゆっくりと坂を下りながら町を探索。山と海に囲まれた斜面にびっしりと家がたっていて、ほとんどすべての家がパステルカラーで塗られている。アート作品も30点ぐらい設置されているが、全体の空間の豊かさと複雑さが圧巻で楽しい。小さな飲食店や小物屋さんが並びこれもいい。若者達も写真などを取りながら、楽しそうに歩いている。住民だろうか、おばさんたちも、普通にお茶していたり、歩いていて楽しい空間だ。ここに住む人に話を聞いてみると、やはり迷惑だという人もいた。自分の家の前50センチをカメラかかえた人たちがたくさん歩いていくのだから、仕方がないかもしれない。でも、今の様子だとこれからも、きっとうまくやっていくと思う。
そのあと、海雲台(ヘウンデ)の釜山市立美術館の方に向かう。今年秋は、釜山はビエンナーレだ。同じ頃、BankART全館を使用しての個展を開催する柳幸則氏も参加が決まっている。リーウーハンの美術館(別館)が同じ敷地にできていた。あとはいくつかのギャラリー巡り。バンカートにずっとスタジオを構えている高野綾さんのJohyun galleryも見学。
夜は、韓国でもっとも重要で親密なCさんと約束したお店でミート。トタトガのセンター長キム・ヒジン、ベーのソーさんも同伴。Cさんとは、話の流れでバンカートのAIRプログラム参加も可能性があるかもしれないということになった。お店は、Cさんの友人のアーティストがやっているレストラン。サワラ、ボラ等の刺身がおいしい。アフターディナーでは道路を挟んだ店主の自宅の屋上でビール。夜景がすばらしい。Cさんらしい演出だ。ありがたい。

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