その名の通り、横浜の運河に浮ぶ木造船を劇場として本拠とする劇団「横浜ボートシアター(YBT)」。代表作『小栗判官・照手姫』など、仮面・人形を用い、独自の美匠と身体、音楽による“語り劇世界”を築き、国内外で高い評価を受けている。そのYBTが今年で35周年、代表の遠藤啄郎氏は「米寿」を迎え、そのふたつのお祝いの会が2Aギャラリーで開催された。
会場には、遠藤氏の絵画、映像、仮面、人形等から、舞台写真、チラシ、ポスター、映像等を展示。また演奏、歌、ダンスもある、にぎやかな会となった。遠藤氏も米寿を迎えて尚、パワーあふれるスピーチだった。YBTの次回作は、『恋に狂ひて』(7.1〜10/KAAT)。