10/16 (水)
福住ゼミ第一回目
美術評論家の福住廉氏の「アートの綴り方vol.9」が久々に開講座された。このゼミの目標は、「展覧会の批評が書けるようになること」。
授業前に文章を提出し、福住氏から添削をもらうというのがひとつのループだ。
今日の授業の前半ではその添削の話を、後半では文章の書き方について講義があった。
また文章の構成について説明があり、その後実践として他己紹介を行った。文章の構成についても言及され、「話の始めに論点を書き、その後具体例を挟みながら、最後にまた論点で終わらす」ことが大事だと強調された。
次に、2人1組になり、互いにインタビューをし、他己紹介を行った。初対面の人が多いため最初は手探りで相手に質問していきながら、自分が面白いと思った部分を深掘りしていく。その後、400文字で文章を考えていくが、これが意外と難しい。書きたいことがありすぎてまとまらないのだ。その時に肝心となるのが「論点」を決めることで、自分はその人の何を伝えたいのか、インタビューで書き留めたメモを頼りに考えていく。最終的に、この文章は宿題となり、福住さんから、丁寧に添削された赤いメールが皆に届くというのが、ひとつのループである。