国内外の舞台関係者が、公演プログラムやミーティングを通じて交流する国際舞台芸術ミーティングのTPAM(ティーパム)が今年も横浜で開催された。今回で25回目を迎える。
例年、海外から関係者を多く招くため、期間中このエリア周辺が多国籍な街として賑わいを生んでいたが、今回はコロナ禍のため、ほとんどの演目が、オンラインを駆使しての開催となった。
BankART Temporaryでは、1月24日からプレイベントがスタート。1Fホールでは、ドイツの作曲家ブリギッタ・ムンテンドルフ とドラマトゥルクのモーリッツ・ローベックによるインスタレーション『COVERED CULTURE』を展示。(ゲーテ・インスティトゥート東京主催)
3FはTPAMがディレクション。シンガポール出身のアーティスト、ホー・ツーニェンがYCAMとのコラボレーションで取り組むVR作品『Voice of Void(ワーク・イン・プログレス)』を上演(会期前半)。会期後半は、ミーティングを開催した。
来年度からはYPAMと名前を変え、再び横浜で12月に開催予定。活躍を期待したい。