みなとみらい線地下1Fに位置するBankART Stationの真上（1Fレベル）にあがると、海側にはソニーのガラス張りの大きな建物とその低層階の飲食ゾーン（一部オープン）と素敵な緑地帯が続く。反対側（旧市街地側）にでると、資生堂とみかんぐみ設計の本町小学校別館と鹿島建設が推進する飲食店（未完成）からなる低層等とプラネタリウムが続く。
この軸線は初期のみなとみらい21の計画地図に示されている横浜駅および新高島駅周辺のビジネスゾーンと海側を結ぶ動線『キング軸』のコア部分を形成するゾーンだ。長い期間開発が遅れ、ほぼ原っぱ状態が続いていたゾーンであるが、この5〜6年ぐらいの間に、瞬く間に開発が進んだ。
そして遂に本日11月1日、『キング軸』が開通した。
まだまだ飲食店舗もプラネタリウムも全てがオープンしている状況ではないので、賑わっているとはいえないが、みなとみらい地区と旧市街地を本格的につなぐ重要なバイパスだ。これまでも、みなとみらい地区と旧市街地の連結は、日産本社を貫通する道路や、最近のロープウェイ開通で試みられてきたが、今回の横断は、より明確に強調された形での新旧連結である。
みなとみらい地区から高速道路をつっきり、いきついた先はいわゆる「裏横浜」と呼ばれている趣のある飲み屋が散在する旧市街地だ。そしてこの先をもう少しいくと横浜駅だ。計画では、デッキでダイレクトに横浜駅と連結する予定だ。きっと裏横浜と呼ばれているゾーンが反転し、表横浜になる日もそう遠くはないだろう。
2階のセブンイレブンも11/1からオープン
プラネタリウムは、170人収容
パブリックアート 作家：前田哲明
