朝倉摂展 お祝いのお花

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BankART Studio NYKを入ってすぐ目につく華やかなお花たち。これらすべて、朝倉氏に贈られたお祝いのお花です。展覧会スタート当初は、並べきれない程にお花が次から次へと届けられ、あっという間にお花の道ができあがりました。現在でも、胡蝶蘭など立派なお花が次々に追加されています。
送り主が書かれている札をみると、各界の著名な方々ばかりで、朝倉さんの交友関係の広さ、また、これまでお仕事を共にされてこられた方々との関係の深さに、本当に驚きます。そういった意味では、このお花たちも展覧会の一部。来場された際にはぜひ見てみてください。

ASAKURA BankART Theater トークプログラム第1弾開催

朝倉氏考案のASAKURA BankART Theaterで、トークプログラムが開催されました。演劇評論家の扇田昭彦氏、映画監督の篠田正浩氏、そして朝倉摂氏が登場。これまで関わってこられた作品についてはもちろんの事、これからの演劇、映画についてなど、大変幅広くお話を伺う事ができました。時には、現在の日本に対する厳しい意見が飛び出たり、世界について語られる事もありました。演劇界、映画界の歴史を築き、現在も第1線で活躍されている3人ならではのトークでした。
次回のトークプログラムは26日(火)、株式会社資生堂名誉会長の福原義春氏と朝倉氏の登場です。お見逃しなく。
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松本秋則さん「Studio アキノリウム」開設

BankART Studio NYKの1階に、文殊の知恵熱の松本秋則さんのスタジオ「Studio アキノリウム」が開設されました。年間を通してスタジオとして使用されます。
松本さんといえば、サウンドオブジェ。主に竹や木材を使用して、音のでる作品を制作されています。既にスタジオの中には、材料や道具が運び込まれ、作品も吊るされています。現在は、竹と弦でつくられた摩訶不思議な楽器を制作中。カナカナカナとかわいらしい音が響いていました。
松本さんは今行われている瀬戸内国際芸術祭にも出品中で、作品を見られた方も多いと思います。このスタジオで、どんな作品が生まれるのでしょうか。

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BankARTショップがtwitterを始めました!

1FにあるBankARTショップでは、新着情報やおすすめの書籍等の情報をみなさまにリアルタイムに発信するため、twitterを始めました。こちらでご紹介する情報は全て実際にBankART Shopでご購入できるものばかりです。
まだまだ始めたばかりですが、ただの入荷情報でなく、本の情報や、イベントや展示・横浜創造界隈などの出来事等も織り交ぜ、楽しくためになる情報を発信していきたいと思っておりますので、まずは試しにフォローをお願いします!

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ASAKURA BankART Theater ARICA+首くくり栲象・大野慶人

パフォーマンスプログラム第2弾は、アリカと首くくり栲象さんの演劇と、大野慶人さんの舞踏のダブルプログラム。ウィークデイにもかかわらず、たくさんのお客様にお越し頂きました。
出演の安藤朋子さんと首くくり栲象さんの息を飲むようなやり取り。男の連続首つりを手伝う女、イノシシも出演。ユーモアあふれる愛の物語を演じるアリカの無言劇と、ファッションデザイナー森英恵さんの愛弟子の方に送られたという被り物をまとい、静謐且つハチャメチャな大野慶人さんのソロのダンス。後半、大野一雄舞踏研究所のメンバーも加わり、盛り上がって終了しました。
アンビバレンツが激突する組み合わせも絶妙でした。舞台登場3人の2時間でしたが、いろいろな出来事が空間を埋め尽くしていました。
次回10月11日(月・祝)は、トークプログラムの開催。映画監督篠田正浩氏と演劇評論家扇田昭彦氏、朝倉氏との公開対談です。お楽しみに。

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BankART金庫室 みかんぐみ「シゴセン」搬出

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本町ビルシゴカイの引っ越しにともない、BankART金庫室のみかんぐみによるインスタレーション作品「シゴセン」の搬出を行いました。
壁面にはり巡らされた1円玉、5円玉、10円玉。取り外しは簡単だろうと油断していたのが大間違い。しっかり密着しているので、一苦労・・・。作業をシゴカイのみなさんが覗いていきます。引越しの思い出にと、前田さんや小泉さん、西田さん達が「ちょっとやらせて」と手伝ってくれました。
長い間展示されていた「シゴセン」のお金、また市場に出回り、あなたのお財布に入る日も近い、かも。

本町ビルシゴカイ

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これまで、クリエイター15チームが入居していた本町45(シゴカイ)が、建物の建て替えのため、引越することになった。なかなか引越先が決まらず、絶望的になったときもあったが、幸運なことに、一部を除いてすぐ近くの大きなビル、宇徳ビル4Fに移転することになった。約4年間お世話になった1929年生まれの本町ビル。惜しまれて、解体の運命をたどることになるが、いざなくなることがはっきりしてくると、なんだか悲しくなってくる。蹴上げが、14センチしかないゆるやかな階段、程よい高さの天井、レンガタイルとモルタルの美しいファサード、NYでよくみかける跳ね上げ式の鉄骨の非常階段。どれもこれもが、おしゃれでアクティブだった。宇徳ビルへの引越は10月2日と3日。

Pinter WAVE 第2弾「コレクション」

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Pinter WAVE 第2弾、「コレクション」が始まりました。4人の若い役者達がストレートプレイを繰り広げます。激しい台詞の応酬の合間に訪れる沈黙。静寂のなかで猫が笑っている。60分の短い芝居のなかで、そんな時間を体験するたびに、心に波が立つような気がする。嘘の血が流され、嘘の言葉が語られる舞台は、現実よりも深い体験によって私達の人生を富ますと言った人がいましたが、これはそういうことなのかもしれないと思わせる濃密な60分でした。公演は10月17日まで続きます。
朝倉氏のアップデートで描いた猫の絵はとてもチャーミングだ。

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コレクション舞台写真:(C)TPT/撮影@松本理加

TPT「コレクション」の舞台美術

29日のTPTによる「コレクション」初日に向けて、舞台が整えられた。朝倉さんの絵が到着し、展示される。舞台の設定がギャラリーということもあり、NYKの白い空間に、アクリルに描かれた猫の絵が並ぶ。かわいらしい猫の絵だが、どこか緊張感のある、キリっとした空間になっている。演出家の広田さんとやり取りしながらつくられ、作品のストーリーと空間の絡み合いが面白そうだ。

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BankART school 木下直之ゼミ終了

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木下直之氏の講座「仮設、エフェメラルなるものへの愛 –建物・つくりもの・見世物–」が終了した。今回は美術作品から建築物、動物にいたるまで、広範囲に私達の身の回りにある文化・歴史についての考察を行った。史実を踏まえつつ、木下氏の独自な視点で社会/物事を照射しながらの授業。
誰も予想だにしなかったことを驚く様な新しい視点で紹介・言及される度に、笑い声が上がる授業だった。