集合アトリエのプロジェクト、「宇徳ビル ヨンカイ」が始動した。今日はそのオープンパーティ。ほとんどの入居者が、「北仲BRICK&北仲WHITE」を経て、約4年間継続した「本町ビル シゴカイ」の元住民だ。このチーム、決していつも何かいっしょにやっているわけではないが、なんだか仲がいい。創造界隈の形成などと高らかにコンセプトを打ちあげても、結局のところ、仲がよくなければ何も始まらない。もちろん、各自が自分の足でたっていなければ仕方がないのだが。町内会を形成し、街づくりを推進するには、このふたつが必要条件だ。このチームが継続でき、まんねりにならなかった理由のひとつには、「建物の解体」→「引越」という外的な要素があげられる。今回も、数チームが別の場所に居を構え、数チームが新しく入居することで、新陳代謝が自然におこった。さて、今回どこに引越たかというと、2年前に「シゴカイ」から移転したお兄さんチーム「みかんぐみ」の入っているビルの隣のビル。弁天橋の近くだ。これからどんな活動をしていくのか、楽しみだ。
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ASAKURA BankART Theater ARICA+首くくり栲象・大野慶人
パフォーマンスプログラム第2弾は、アリカと首くくり栲象さんの演劇と、大野慶人さんの舞踏のダブルプログラム。ウィークデイにもかかわらず、たくさんのお客様にお越し頂きました。
出演の安藤朋子さんと首くくり栲象さんの息を飲むようなやり取り。男の連続首つりを手伝う女、イノシシも出演。ユーモアあふれる愛の物語を演じるアリカの無言劇と、ファッションデザイナー森英恵さんの愛弟子の方に送られたという被り物をまとい、静謐且つハチャメチャな大野慶人さんのソロのダンス。後半、大野一雄舞踏研究所のメンバーも加わり、盛り上がって終了しました。
アンビバレンツが激突する組み合わせも絶妙でした。舞台登場3人の2時間でしたが、いろいろな出来事が空間を埋め尽くしていました。
次回10月11日(月・祝)は、トークプログラムの開催。映画監督篠田正浩氏と演劇評論家扇田昭彦氏、朝倉氏との公開対談です。お楽しみに。
本町ビルシゴカイ
これまで、クリエイター15チームが入居していた本町45(シゴカイ)が、建物の建て替えのため、引越することになった。なかなか引越先が決まらず、絶望的になったときもあったが、幸運なことに、一部を除いてすぐ近くの大きなビル、宇徳ビル4Fに移転することになった。約4年間お世話になった1929年生まれの本町ビル。惜しまれて、解体の運命をたどることになるが、いざなくなることがはっきりしてくると、なんだか悲しくなってくる。蹴上げが、14センチしかないゆるやかな階段、程よい高さの天井、レンガタイルとモルタルの美しいファサード、NYでよくみかける跳ね上げ式の鉄骨の非常階段。どれもこれもが、おしゃれでアクティブだった。宇徳ビルへの引越は10月2日と3日。