今年度も開校したBankART School 。いよいよ授業がスタートしました。
火曜日のBankART School 校長でもある村田真さんの「古典に現代美術を読む」の講座から始まり、水曜日は「THE 横浜 part1」として様々なジャンルから先生をお招きしての講座です。本日行われた「THE 横浜 part1」は、昨年末に18区を巡った「出張BankART School 」がベースとなっています。今日は「地域のコミュニティのデザイン」をテーマにI LOVE つづきの岩室晶子氏、東京都市大学(旧武蔵工業大学)の中村雅子氏を迎えて、両氏が行ってきた実例をご紹介頂きました。
初めての受講生はもちろん、何度か School を受講している方々まで、蒼々たるメンバーが集まり、積極的な意見がとびかいました。
これから2ヶ月間、授業は日曜日を除き毎日続きます。盛り上がりを見せそうです。
Event
桜project vol.2 結果発表!
桜満開となって行われた桜祭り。桜project vol.2で制作された杵・臼部門の作品と一般部門の作品がお披露目されました。
制作された杵と臼では子供達が一生懸命餅つき体験。つきたてのお餅が地域の方々に配られました。
杵・臼部門の作品は大岡川に台船を浮かべての審査会となり、大勢のお客様が観覧する中での発表となりました。出品した11チームの作品がずらりと並べられて審査委員が10枚の持ち札で投票していきます。
最優秀賞では表が割れ大接戦!
結果は…
最優秀賞:黄金町バザール 笛田亜希さんの「○」
優秀賞:横浜市立東小学校 「アズマンティウス」
優秀賞:横浜市立𠮷田中学校美術部 「私の木餅♡(キモチ)」
特別賞:大岡川桜まつり実行委員会 「お咲き真暗臼」
特別賞:本町ビル45カイ 「45(シゴニジュウ)」
中区賞:初黄町内会+Kogane-X lab.合作「うすいさん」
審査会の後は、自分たちでつくった作品で餅つきを体験。
一般部門の作品も展示され、桜project vol.2は大盛況で終了しました。
今日も盛りだくさん
今日もBankART Studio NYKでは、たくさんのイベントが開催されました。
「横浜トリエンナーレシンポジウム」では、2008年に開催された横トリをふまえて、3年後の「横浜トリエンナーレ2011」へ向けてどう取り組んでいくのか、パネラーを迎えて市民と行政が話し合いを行いました。
また、その後は「横浜150周年ベイサイド市民協催」の交流会が開催され、横浜開港150周年記念イベントへむけて出展する方々の自己紹介やそれぞれの計画などを発表しました。
2つの会とも、市民の方々の意気込みを感じる大変盛り上がった会となりました。
その他にはTPTの公演が千秋楽を迎えた他、1階のホールでは新宿梁山泊の「YEBI大王」の公演が始まっています。
倉敷芸科大 ヨコハマゼミ公開講座
BankART でスタジオインしている倉敷芸術科学大学のヨコハマゼミが、公開講座としてパネルディスカッションを開催しました。
テーマは「どこへ行くヨコハマのアート」。パネラーには、アーツコミッション・ヨコハマの杉崎 栄介さん、黄金町バザール ディレクターの山野 真悟さん、横浜国際映像祭2009 ディレクターの住友 文彦さん、そしてBankART 1929からも代表の池田が参加しました。
横浜のアート仕掛け人達がこれまでの活動を紹介したり、これからの横浜について話したりと、可能性を探る会となりました。
中谷ミチコ作品展「Beautiful Fish」
本日から、彫刻家中谷ミチコ作品展「Beautiful Fish」がBankART Studio NYKのBankART Miniギャラリーで始まりました。
中谷さんは現在ドイツのドレスデン美術専門大学 Gaststudiumに在籍中で、今回は一時帰国しての展覧会となっています。BankART でも深い関わりのある村田峰紀さんのご紹介で開催される運びとなりました。
作品は彫刻だけではなく、ドローイングも展示されています。繊細で、透明感のあるものばかりです。
今回の展覧会でしか見られない期間限定のドローイングの作品もあります。
下の写真は制作中の中谷さん。
オープニングパーティーでは村田峰紀さんがパフォーマンスを行いました。
中谷さんの作品とのコラボレーションです。
会期は4月19日まで。ぜひお越し下さい。
『BankART Life 2』完成!
皆様お待たせいたしました。
これまでのBankART 1929の活動をまとめた『BankART Life 2』がついに完成し、本日発売です!前号の 「BankART Life 創刊号」に引き続き、よりわかりやすく、2005年10月から2008年の11月までの活動の記録がおさめられています。
3年間で1000以上の主催・コーディネート事業、1000日以上のスクールゼミの開催。これまでのBankART がまるわかり!の本となっています。BankART主催はもちろんのこと、BankART1929に関わって下さったたくさんの人たちの仕事が掲載されています。
完成までにたくさんの方々にお世話になりました。この場をおかりしてお礼を申し上げます。
定価は2,100円(税込み)/A4/288p。通信でも販売しております。
またAll About BankARTを更新・増刷しました。これは早わかりBankART 1929です。こちらの方は無料ですのでBankARTにこられる際にお手にとってみてください。
「野生と創造~旭山動物園の「発想転換力」と「想像力」~」 開催
今日、BankART Studio NYKで、陽春文化県談「野生と創造~旭山動物園の「発想転換力」と「想像力」~」が開催されました。
動物園の革命的な存在の旭山動物園を事例として、発想の転換、創造力、異なるものを思う想像力、これらを育む仕組みづくりについて考える会です。
旭山動物園副園長の坂東元さんの基調講演を始めとして、NPO法人remo代表理事の甲斐賢治さん、横浜市芸術文化振興財団専務理事・アサヒビール芸術文化財団事務局長の加藤種男さんをパネラーに迎えてトークセッションが行われました。

多くの方々が参加され、200名を超える参加者がいました。
TPT公演
シアタープロジェクト・東京による公演「醜い男」がBankART Studio NYKで始まりました。
3階のスペースを大きく使っての公演です。
これまでNYKの3階は展示のみの利用でしたが、先日行われた横濱未来人演劇シアターに続き、演劇やライブのスペースとしても活用しています。
TPTはご存じの方も多いと思いますが、長年経営してきたスタジオを事情があって引っ越ししたばかりの極めて質の高いパフォーマンスを運営しているチームです。
旧日本郵船倉庫のほぼそのままの形を残した荒々しい空間の中での演劇は迫力があります。
TPT公演の期間は29日までとなっています。詳しくはHPをご覧下さい。http://www.tpt.co.jp/

盛りだくさんの1日
本日BankART では、1929 Yokohama 、NYK両館ともイベントが多数ありました。
NYKでは、倉敷芸術科学大学のヨコハマゼミが、公開講座としてRAKUSU PROJECTをゲストにインプロビゼーション・ライブを行い、メディアインスタレーションに用いられるツールを使ってのライブでした。
また、3階ギャラリーでは、横浜未来演劇人シアター公演 「横浜メリー・ゴーランド」横浜大ドレイ市場3&スペシャルライブが2日間に渡り開催され、多くの来場で盛り上がりました。

1929 Yokohamaでは、横浜アートサイト2009と題して、地域の歴史や自然・街並みなどの豊かな地域資源を活かしたアート活動についての公開プレゼンテーションが、そして1階のホールでは、アサヒアートスクエアでの公演に向けて、公開リハーサルを行っていた加藤訓子さんのプレ公演が開催されました。
加藤さんの公演には多くのお客様が!
盛りだくさんの一日でした。