スタジオお引越し

BankART 1929 Yokohamaでスタジオインしていた倉敷芸術科学大学のヨコハマゼミがBankART Studio NYKに引っ越ししてきました。増設された3階のスタジオを拠点として、作品の制作を行っています。
また、台北アーティストの陳さんも一緒に移動し、NYKの3階にスタジオを構えました。
現在、倉敷のヨコハマゼミでは作品の制作と共に作品を展示中です。展示は3月末まで続きます。
陳さんの展覧会も4月末に予定。

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お米を使ったインスタレーションやアニメーションを展示中

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陳さんも、もくもくと制作に取りかかります

BankARTLife 2 入稿!

佳境です。明日朝、遅れにおくれた「BankARTLife 2」(288P)の入稿です。
ヤング荘はこの数週間、BankART1929のパソコンの前にぴたっと張り付いたままです。
BankARTの他のスタッフも文字校正やら、写真探しにと、ばたばたしています。
3年間の集大成。3月末頃には、皆さんにお届けできると思います。

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BankART Shop のこの頃

いまBankART Shopでは、これまでのBankART 1929 Yokohama に加え、 BankART Studio NYK にもスペースを設けています。品揃えは、1929 Yokohama の方が品揃えは上回りますが、NYKでも500種以上、数は2000冊を越えています。
また、NYKのShopエリアの魅力は、遅い時間も立ち寄れること。さらにCD、DVDも一部視聴できます。普通のブックショップとはちょっと違うBankART Shopです。

少しずつではありますが、新商品も入荷しています。
昨秋の大野一雄フェスティバルで公募出品したアメリカのAntony and the Johnsons のCD『The Crying Light』。音もさることながら、詩もまた素敵です。時々BankART Pubで流れています。また昨秋に出張BankART school で講師をしてくださった東野晃さんが文・構成を行った『BONES』。骨の機能美が映し出されています。そして5月に NYKで開催する原口典之展に関連して、原口さんの代表的なモチーフ「スカイホーク」を特集した『market by market 12』。スタッフの何名かも既に購入。
BankART に遊びに来た時はぜひお立ち寄りください。

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武蔵工業大学・専修大学 合同卒業制作展「TAKE OFF」

BankART Studio NYKでは「TETSUSON 2009」と並行して、武蔵工業大学小池研究室と専修大学上平研究室の合同展覧会「TAKE OFF」が開催されました。
道具・システム・ネットワークのデザインに取り組む小池研究室と、情報技術を駆使した実現的コミュニケーションのデザインに取り組む上平研究室。他大学でありながらもお互い刺激しあった展覧会になり、本日無事に終了しました。
コミュニケーションのツールやネットワークなどの情報デザインが学生の立場から提案されており、1人1人が作品の前に立ってお客様に説明していました。

musakoh sennshu.jpgロボットも登場。
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横浜での生活

横浜市と台北市とのアーティスト交流事業で、現在横浜に滞在中の台北のアーティスト陳さんから、生活や作品制作の様子など、テキストを頂きましたのでご紹介します。

『2月に横浜に来たばかりです。いつもバンカートのスタッフを見ていると、毎日みんな常に何かをしています。私は、周りに行き交う人々を見ながら、作品制作を開始しました。そして、ときには、高いところから都市のながれを眺めていたり、自転車に乗ってすこし遠出し、朝食を取りに出かけたり、そんなとき日常の人たちを見ていると、やはり常にみんな何かしている。私という、ゆっくりしか行動出来ない物体が、速い流れの世界に進入してしまったようなとても面白い体験をしています。 
また、ここでの生活を始める中で、たくさんの人に助けて頂いています。皆さんとても友好的で、時には言葉の障害も忘れてしまうほどです。異なる文化、空間、時間の変動を私の生活にどのようにとけ込ませられるのか、毎日考えながら、異質な分子が進入した後、どうして気にならない存在になっていくのか、そんなことをいろいろ試しています。
これから1ヶ月以上滞在します。私は今観察をつづけながら、自分の身体がここでどのような変化をし、何を受けとるのか期待しているところです。』

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ルーフトップパラダイス蜂蜜!

昨年、「BankART Life 2」でBankART Studio NYKの屋上を舞台にしたプロジェクト、ルーフトップパラダイス。
その中でもHAMA Boom Boom!による養蜂のプロジェクトで、NYKの屋上にミツバチを飼っていたことは展覧会をご覧頂いた皆さんはおわかりだと思いますが、展覧会が終了した現在でも実は密かに活動が続いています。
今の時期は寒さを乗り越えるため、蜂たちの活動はとても小さいですが、お天気が良くて春の陽気を感じる日は、ブンブン蜜を求めて飛びたちます。
「ルーフトップパラダイス蜂蜜」が出来あがる日も間近です!

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「てつそん」今年も

全国の学生が有志で集まった全国合同卒業制作展覧会「てつそん」。今年もBankART Studio NYKを舞台に展覧会を開催します。
搬入が今日から始まり、大きな荷物と共に全国から学生が集結しました。9年目を迎えるてつそんは、ここ近年、日本だけでなく韓国にもエリアを広め、規模を拡大しています。
BankART での展覧会は3度目となり、BankARTとのつながりも深くあります。一体どんな展覧会が開催されるのでしょうか。展覧会は3月4日(水)スタートです。お楽しみに!

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台北からのおたより

横浜市と台北市で行われているアーティスト交流事業。
日本から台北へと飛び立った川瀬浩介さんから滞在先の様子についてご連絡いただきましたのでご紹介します。

『3月27日から展覧会をすることになったのですが。。。
時間があまりなく、焦り気味ではあるものの、
生活の基盤を整えることに忙しかったり、
毎日いろんなお誘いがあって、なかなか作業を進める段階に突入できません。
「交流も仕事」と思うと、むげに断れませんから。

というわけで、今夜もどうしようもなく楽しい夜でした。
そのレポートは、また後日、ブログにてお届けする予定です。』

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川瀬さんのブログはこちら。
http://www.kawasekohske.info/TAV09/

桜プロジェクトvol.2 山田よしえ『さくらのきでつくった?でさくらいろにそめてみよう!』

初音スタジオのアーティスト山田よしえさんのワークショップを桜荘で行ないました。山田さんは、普段、染色やペインティングで平面作品を作っているアーティストです。タイトルは『さくらのきでつくった?でさくらいろにそめてみよう!』。
天気が心配でしたが、ちょうど晴れてくれました。
絞り染めを行ないました。始めにポップコーンが登場。そして、ポップコーンの元の乾燥トウモロコシを子どもたちに配り、それを布に食い込ませて、針と糸で止めます。これは、アフリカ式との事。

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次に二の腕程の太さの枝にそれぞれの布を巻き付けて、ロープでぐるぐる巻きにします。まるで、包帯を巻いた腕のようでした。
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休憩をいれて、待ちます。しばらく待って、ロープを外してお湯で洗いました。絞りを解くと、桜の花のように綺麗に染まっていました。春の桜を先取りして楽しんでしまいました。
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講評会

開催中の和光大学の卒展の講評会が行われ、ゲストにBankART schoolで人気の講師としておなじみ福住廉さんとBankART代表の池田が出席。
学生達の作品に辛口のコメント。生徒も負けじと自分の作品について語ります。

一生懸命発表している姿をみて、私も学生の頃、緊張しながら発表したのを思い出しました。こうやって色々考え、表現して、進んでいくのだと改めて実感した一日でした。

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