BankARTベルリンを開設した。ベルリン中心部から地下鉄で15分、ノイケルンという移民が多い地域。
ミッテ→クロイツベルグ→ノイケルンという若い動きが活発になってきている地域でもある。
駅からは1分だが中庭に面しているので、一般にオープンする場所ではない。当面はアーティストインレジデンスプログラムをランさせることと、BankARTのEU関係のネットワークの起点にしていきたいと考えている。
それにしてもいきなりマイナス10度の洗礼を受けたドイツでの冬の準備作業だった。
「特命子ども地域アクター事業成果発表会」2015年12月20日
「特命子ども地域アクター」とは、まちづくりの現場に子どもたちを「特命」をもって派遣し、大人たちと一緒に課題解決に取り組むプロジェクト。平成24年度から始まり今年で4年目。
本年度、県内15のまちづくり団体に派遣されたのは39人の小学校高学年から高校生。
地域で子どもの居場所を作ることを目的とした「寺子屋」のPRでは、お化け屋敷・心霊写真館など怖〜い企画を開催、注目を集めた。他の場所でも子供達の自由な発想で問題を解決していった。
トークプログラムでは、子どもたちが、大人たちを前にして、現場での奮闘を語りながら、
はきはきと自分の意見を話しているが印象的だった。
http://actor.minicity-plus.jp/
NPO法人ミニシティ・プラスとは、19才以下の子どもがつくる遊びのまちづくりプロジェクト。
2011年のBankART LifeⅢ「新・港村」で発表している。
ミニヨコの活動記録集「ミニヨコノキセキトミライ」もBankARTで出版、販売している。
Student Freepaper Forum2015 2015年11月29日
Student Freepaper Forum 2015が3Fで開催された。
SFF(Student Freepaper Forum)とは学生フリーペーパーを応援する学生団体。
10周年目となる今年は全国から78団体のフリーペーパーと出品チームが集結。各々個性豊かなフリーペーパーを紹介、交流する場となった。
Twitter・Facebook・Instagramなどインターネットでの情報発信・交流が主流になる時代に、自分たちが気になるもの好きなものをひとつの雑誌 (物)を作り上げる。そんな志を持つ学生たちが全国から一同に集まり、交流する場はとても貴重である。フリーペーパーブースの他に、学生フリーペーパー制作団体によるワークショップ。ゲストによる講演会など、一般のお客様もフリーペーパーの魅力に触れることができるイベントも充実していた。
「中平卓馬 お別れの会」 11月8日
この9月に77歳で亡くなられた写真家、中平卓馬氏のお別れの会が行われた。
生前、中平氏は、付き添いの方を伴いながら、横浜の街のスナップを撮り続けた。その合間に、BankART Studio NYKに立ち寄られることが何度かあった。また2011年には、「BankART Life 3-新・港村」(新港ピア)で開催した「横浜プレビュウ」に横浜のスナップの一部を展示していただいたこともある。
この日、3Fのコンクリート打ち放しの空間に、中平氏の写真や映像記録などが、点々と配され、愛用されていたカメラとともに祭壇が設けられた。たくさんの写真家や関係者に愛された中平さんだから、この会にも多くの人々が訪れた。会の最後に、あがた森魚さんが、祭壇の前で「赤色エレジー」を熱唱。
ジーンズに赤いジャンパー、赤い帽子の中平さんは、今でも私たちの中にいる。