RIOIRO / 移民の魂 / ALMA DE IMIGRACAO 7月12日

NPO法人「地球の心・日本」が主催する日本とブラジルの外交関係樹立120周年記念イベント「RIOIRO / 移民の魂 / ALMA DE IMIGRACAO」が1F kawamata Hall、外テラスで開催された。
BankART Studio NYKでは、2012年の「Brazil Connection」以来、3年ぶりの開催となる。
kawamata Hallではでサンバ、ボサノバ、カポエラ、柔術などに加え、ヒップホップのパフォーマンスを展開。テラスでは、シュラスコなどのフードも販売した。
梅雨で雨が続いていたが本日は待望の快晴。来客も多くお祭りのような1日だった。

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桐山の家(BankART妻有)の修繕

桐山の家(BankART妻有)を購入してから約10年ぐらいがたった。
この間の大雪、大雨、地震1、地震2 等々。よくこの古い農家は耐えてくれたものだ。
でも雨漏りは3ヶ所もするし、アルミサッシはほとんどしまらなくなってしまった。
今年はアーティストレジデンスの前に、家の歪みを直す工事をいつもお世話になっている工務店にお願いすることにした。微妙なジャッキアップとブレースを入れてもらい、サッシュは閉まるようになったが、今度は、歪んだ状態のまま貼付けたベニアなどが、逆に切れてしまい、またたくさんの修復箇所がでてしまった。
今年もこの手間のかかるお爺さんとは、楽しくつきあっていくしかない。

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BankARTスクール 村田真ゼミ「展覧会のみかた」 2015年6月29日 

BankART School 校長の村田真氏によるゼミ「展覧会のみかた」が先週から始まった。
美術館ツアーの座学版のこのゼミでは、毎週一つの展覧会を取り上げ、展覧会のテーマ、美術館や作品のエピソードまでの多彩な話が続く。知れば知るほどものの見え方がかわるのは当然なこと。
毎週、展覧会をみて授業する村田氏。その生々しい授業を聴いているうちに、展覧会に足を運びたくなる。

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サンドラム台北滞在報告会 2015.5.31

横浜市(BankART)と台北市(TAV)とのアーティストエクスチェンジプログラムで台北に滞在していたサンドラムの報告会をカフェスペースにて開催した。今回彼らは、台北中心の活動を行わず、台湾南部等の先住民の村々を訪ね歩き、歌を探す旅にでた。現地で猿肉を食べたり、朝まで一緒に飲み踊り、村で古くから伝わる民謡を教えてもらったり。実際に現地に入ってみると、今はカラオケが大流行りで、歌謡曲や演歌一緒に歌ったりなど、予想外なことも多々あったとのこと。トークと写真だけではなく、短い歌と踊りも披露してくれた。言葉や意味がわからなくても、カタカナで書き写して覚えてきた彼らの歌からは、台湾の人の深い魂が伝わってくるようだった。希有な体験を共有させてもらった。

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BankART school 四方田犬彦「最終映画美学講義」開講 5.13

映画史研究家の四方田犬彦氏の「最終映画美学講義」が始まりました。。各回異なるテーマで、映画史に残る数々の貴重な映像を上映しながら映画を考えていく講座です。今回のテーマは「長回し」。溝口健二「残菊物語」、タル・ベーラ「サタンタンゴ」等、国も時代も異なる監督の長回しシーンを、なんども反芻するように見て、「長回し」、そして映画そのものを成り立たせる構造を少しずつ浮き彫りにしていきます。ふだんは気づかなかったいろいろなデテールに触れ、映画の根底を流れる深い世界を垣間見るような時間でした。

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東大門デザインプラザ(DDP)5.4(月)

今日はソウルの東大門デザインプラザ(DDP)を訪問。こちらの館長もBankARTに来訪された事があるが、今回はお会いしなかった。
建物は大きくて奇抜だが、街には不思議となじんでいたように思えた。いわずと知れたザハ・ハディドの建築。ショップやレストラン、中心の広場のエリアは、多くの人で賑わっていた。

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浦項(ポハン)の旧日本人村 5.3(日)

しとしと雨の中、バスで釜山から 浦項(ポハン)へ移動。
浦項は、朝鮮半島で最も東に位置する世界有数の鉄鋼都市。そんな浦項の港のひとつである九龍浦(クロンポ)は、かつて漁業を営む日本人が集落をつくっていた。終戦後、日本人が撤退したあと、空き家になっていた日本の家屋を修復し「九龍浦近代文化歴史通り」として整備。その関係者が以前にBankARTに視察に来たため、今回訪れてみたのだ。
一件のいちばん立派な和風のお屋敷は、資料館としてオープンしていたが、それ以外の街並はまだ半分以上は改修中だった。日本の赤い郵便ポストがあったり、飲食店のようなものがオープンしたりしていたが、まだ表面だけが修復されていて扉がしめきりの建物が多かった。
ちなみに九龍浦は蟹で有名なようで、蟹を食べさせる店が路面にずらっとならび、悪天候にも関わらず多くの客が訪れていた。その客が、日本人村の方にも流入していた。浦項は一ヶ月前にKTXの駅ができたばかりなので、これから観光産業はもっと本格化していくのだろう。

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