現在、横浜クリエーションスクエア(YCS)アトリウムでは、「Yokohama Re:Portside Project Vol.1片岡純也+岩竹理恵」の作品が展示中です。この開催に併せて、アーティストお二人による日常や街に潜む動きや痕跡を再発見するワークショップが予定されていますが、第一弾として片岡純也による「リ・モーション – 日常のかけらで動きをつくる」が開催されました。
2月7日(土)と8日(日)は小雪舞い散る中、まずはYCSアトリウムで集合し、作品を見ながらアーティストからの説明を聴きました。
ゆっくりと風を受けて緩やかに動いたり、かすかな振動で微妙なさざ波を表現する様子など、街のリサーチの中から現れた現象を再現したという片岡純也のキネティック作品は、「やさしい動き」で参加者を魅了しました。
瓶に付けられた赤いボタンを押すと風を起きネジが巻かれ動き出す作品には、アーティストが、実はさり気なくボタンを押してもらえるように取付けに苦心したという話を聞きながら、参加者も面白そうに何度もトライしていました。

カフェの前に設置された岩竹理恵の作品「測度空間 – Z軸の行方」は、二次元とも三次元とも見極めつかない不思議な空間構成が見飽きません。貼り込まれた作品と元からの壁と見分けがつかない不思議が造形をどのように制作されたのか作者に語っていただきました。

アトリウムで作品を見た後ワークショップ会場に移動して、イメージを膨らませつつ、まずは素材を選びます。
広げられた材質も形も色も様々な素材は、新潟の浜辺で集められた物。日本海での漂着物らしい数々です。このワークショップの数日前に、アーティストが集めてきたと聞いて、手に取る参加者の興味も一層増したようでした。
素材を取付ける木の枝と台座も選び、枝を竹ひごで台座に取付けます。枝と竹ひごを固定しないでゆるゆる回転するようにそっと置くのがポイントです。選んだ素材を枝のあちこちにぶら下げたり巻き付けたりと熱心に取組み始めて20分経つ頃には、指でそっとはじいて回り具体を確かめたり、あと一つと素材を足した途端にバランスを崩して倒れた作品に思わず声が出たりと、思い思いの制作が続きました。
アーティストからのもう少し竹ひごを短くすると回りやすいかもなど、丁寧な指導受けながら、それぞれの作品が完成しました。




最後に、参加者おひとりおひとりから、何をイメージしたのかとか、どうしてその素材をつかったのか、など作品制作の意図を発表していただきました。出来るだけ多くの素材を使おうとされた方、色合いにこだわった方、最初に手に取った素材ボールを活かしてバランス良く降り下げて綺麗に回転する作品を制作された方などなど、皆さんそれぞれの工夫が凝らされた作品となりました。


参加者からは「手を動かすのは不安だったが、やれば出来たし楽しい」。「自分の作品はちょっとしか動かないが、でも面白かった。」参加者でポートサイドの街にお住まいの方からは、「制作してみて楽しかった。こんな風に動く遊具が公園にもあると良い。自分たちが制作した遊具があると公園がもっと親しみやすくなると思う。」とご意見もいただきました。
今週末2月14日(土)15日(日)は、第二弾として岩竹理恵さんのワークショップ2「リ・ポストサイド— 街と手の往復書簡」が開催されます。
歩く、触れる、切り貼りする、路地や建物の表面をフロッタージュで採集して、紙片をコラージュして切手を貼り、ポストへ。ポートサイドの街を再発見するワークショップです。
ぜひ、ご参加ください!
お申し込みはこちらへ → https://yokohamareportsideworkshop.peatix.com/






























































