2004年から始まったフェスティバル第7回目がスタートしました。BankART Studio NYKの2階で「大野一雄の世界」展、3階をシアターにして様々の公演を繰り広げます。オープニング公演は、「Hallelujah!」(ハレルヤ)、笠井叡、高井富子、創作ダンスひまわり会で幕を開けました。先日まで、朝倉劇場だった3C Galleryのレイアウトを変え、「舞台を囲む客席」のある劇場にしました。晩年の大野一雄さんも、いつも360度観客がいる空間で踊っていました。空間を母の胎内に見立て、前も後ろも全部ひとつの世界という考え方でした。背中もひとつの世界です。そのせいか、「背中しか見えない」というクレームはなかったそうです。公演の後は、2階展示会場で、パーティを催しました。