再度、ビエンナーレ第2会場、F1963(キスワイヤーファクトリー)を訪れる。
橋梁などにつかうワイヤーなどをつくっているキスワイヤーという会社の古い建物を改修したアートスペースだ。
手つかずのところと、お金をかけてきちんと改修しているところの強弱があって、美しいリノベーションを実現している。使われなくなった巨大な鋼鉄の機材などが要所要所に残され、展示されたり、家具として再利用されている。
展示をみているとやはり、いろんな人とでくわす。
イ・イナムさん。光州でも横浜展示でも大変お世話になった。
古くからの友人、ナムジュンパイクアートセンターのソジンスクさん。
釜山市立美術館のリーウーファン美術館のあとは、甘川洞文化村。
朝鮮戦争の際に逃げてきた人たちが、コンディションの悪い急峻な山に居を構えた場所だ。
そこが、きれいな色に塗られたり、アートが導入されたりと、ちょっとした観光地になっている。
13日からは、続・朝鮮通信使2016の東海道編がはじまる。