横浜関内地区の施設を中心に開催されていたTPAM(国際舞台芸術ミーティング in 横浜/2.10-18)が終了した。連日大賑わい、どこの国に今自分はいるんだろうというような印象をもってしまうほど海外の人たちの参加が多いプロジェクトだった。多彩なプログラムの各々の内容については、BankARTの事務局としては把握していないので、ここで触れる訳にはいかないが、自由な雰囲気のミーティングやカフェの様子から、このプログラムの豊かさが十分に伝わってきた。また、このプログラム、全体の仕組みもよくできていて、市や県の大型の施設を借り上げ、主には国(国際交流金)からお金を出してもらい、しかもここで出会った演目や関係が、海外に紹介され、売れていく(見本市たる由縁)という、ある意味で理想的な関係で推進されている。こうしたしなやかな構造をもつパフォーマンス系のプログラム、今後も続く事を期待したい。