ヨコハマみなとみらい物語  2019年11月12日

BankARTスクールの秋の講座では、「ヨコハマみなとみらい物語」という
ワークショップ、実践形式のゼミを行っている。みなとみらい線の新高島駅周辺は、50年前に計画された6大事業の最終章にさしかかっており、数十に及ぶ建築群が現在建築中である。こうした状況の中、新参者のBankART1929としては、この地域を形成している(きた)歴史や、企業、人、仕組みなどを、この一大勉強会をとおして、学んでいき、皆さんと共有していきたいと考えている。
 ゼミでは、みなとみらい地区の様々な企業、行政、市民、学者の方をお招きする。ゼミ生はそれらの講義を参照して、自分で追求したいテーマをみつけ、街に飛び出していく。例えば、みなとみらい線の会では、各駅のデザインの話が取り上げられたが、それを受けて建築家の伊東豊雄(中華街駅)や内藤廣(馬車道駅)さんにインタビューをお願いしたり、写真のディテールを撮影しにいったりしながら深く街にはいっていく。
 そういったものが集積されて、2020年の春には一冊の本「ヨコハマみなとみらい物語」が完成する予定である。

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