カモ井加工紙株式会社「mt art project at BankART KAIKO」開催中

2021年10月25日~11月13日 BankART KAIKO
マスキングテープ「mt」を発表したカモ井加工紙による、テープアートの世界の周知を目的とした展覧会を開催。 12名の作家によるテープを使った壁画、キネティック、映像作品など約30点が会場に並ぶ。横浜やBankARTにも縁のある、淺井裕介氏、金子未弥氏、片岡純也氏、オンデザインも出品している。
カラフルな色彩や柄が特徴なテープなので、身体を超える壁画作品も多いこともあり、展示空間全体が色彩豊かに彩られている。壁画作品はテープなので、会期が終わればキレイに取り外される。一期一会な展覧会だ。
以下、カモ井加工紙株式会社より執筆
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mt art project at Bank ART KAIKO開催中
文具・雑貨としてのマスキングテープ『mt』が誕生して13年、
今やマスキングテープは文具に留まらず様々な分野へと幅を広げている。
テープという共通の素材を用いた多種多様なアートを通して、
マスキングテープの持つ幅広い可能性や『mt』の世界観を日本各地で紹介してきたmt art project
今回はBank ART KAIKOを舞台に国内外12組のアーティスト作品をご紹介。
開催期間が終了すれば剝がしてしまうテープアートの儚い一面も是非お楽しみいただきたい。
参加アーティスト
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淺井裕介(日本)
1981年東京生まれ。マスキングテープに耐水性マーカーで描く「マスキングプラント」シリーズなど、
条件の異なるいかなる場所においても自由奔放に絵画を制作。
彼の描く根源的なモチーフは、画面に隙間なく併置され、
大きな生き物の中に入れ子状に小さな動植物が現れるなど、この宇宙の生態系を表すようである。
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Hogalee(日本)
東京芸術大学大学院美術研究科デザイン専攻修士課程修了。
日本、主に東京の女性『girl』を現代を表すモチーフとし、漫画表現のアウトラインにて、
アクリルペイントやマスキングテープ自体での描画などキャンバス作品や壁画を制作。
作品や展示によって現代アートやカルチャーを文脈にしたコンセプトが隠れている。
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TAPE THAT (ドイツ)
ベルリンを拠点として2011年に結成された、世界で最も影響力のあるテープアートグループの一つ。
彼らの感じるテープアートの魅力は、私たちの日常生活で使われている“粘着テープ”を、
魅力的でわくわくさせる作品に変えることができること。
そんな“テープアート”という芸術の形を確立させるため、世界中の人々を魅了しながら活動している。
 
他順不同
Ondesign(日本)、片岡純也(日本)、金子未弥(日本)、山本直孝(日本)、佐藤修悦(日本)、
竹内泰人(日本)、Carlo Galli (イタリア)、KlebeBande (ドイツ)、LaMia (ドイツ)
 
mt art project at Bank ART KAIKO
会期:2021.10.25-11.13 11:00-19:00
会場:Bank ART KAIKO
https://www.masking-tape.jp/sp/mt-artproject
入場無料・撮影可
 
(主催:カモ井加工紙株式会社)
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金子未弥
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Ondesign
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片岡純也