中原佑介美術批評選集を北川フラム氏の現代企画室とBankART出版で、これから約2年かけて刊行するのだが、その編集と並走するゼミがスタートした。「中原佑介を読む」と命名したこのゼミは、代官山のクラブヒルサイドとBankARTとの共同企画で開催場所も双方を往来する。第一回目はヒルサイドで、パネラーは北川フラム氏とうちの代表池田修。プレス関係者、学芸員、専門家など数多くご参加いただいた。周知の通り、中原佑介氏はこの3月3日に亡くなられたが、若い人たちも含むこういったゼミがスタートし、先生のことを知ってもらったり、議論していく機会ができたことはありがたい。第二回目は4月18日(月)BankARTでゲストは安斎重男さん。
Event
大岡川を往く
4月2日(土)、大岡川の桜まつりに屋形船で参加した。桜は三分咲きぐらいだったが、気温も高く、春の川面を楽しんだ。今年の祭りは自粛ムードで、屋台はでていたが大きなイベントもなく、ゆったりと進められていて、それはそれでいいなと思いながら、船室から楽しく眺めた。屋形船はその後、ベイブリッジまでいきリターン。横浜港の海側からの景色はダイナミック。この屋形船、単に水遊びをしているかというと、そうではなく、れっきとしたBankARTスクールと黄金町エリアマネジメントセンターとで共同した「大岡川を往く」ゼミの第一回目のひとこま。来週から7回続く。参考HP(http://www.bankart1929.com)
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土田俊介個展 トークセッション&交流会開催
現在開催中の土田俊介さんの個展で、ゲストに彫刻家湯原和夫さんを迎えてのトークセッションとレセプションパーティが開催されました。震災の影響で延期となっていましたが、美術評論の谷新さんや横浜市創造事業本部部長の秋元康幸さん、TPAMの佐藤道元さんほか、様々なジャンルの方々にご参加頂きました。
対談では、現代科学の話、巨大な涅槃仏の話、先日産まれた土田さんのお子さんの話等、多岐に渡りました。湯原和夫さんから土田さんへ力強い激励の言葉があり、土田さんから「この時期だからこそ、自粛せずに展覧会をやって良かった。震災で9日ぶりに助かった高校生がアーティストになりたいといっていた話を聞いて、確信した」と御挨拶もありました。また、CAIの端聡さんからも未来の創造の基点はアートにあるという力強い話もいただきました。
「土田俊介個展−考えても作れないんだけど、考えていないと出会えないモノ。−」は今月30日(水)までの開催です。
ぜひご覧いただければと思います。
防水工事
BankART studio NYKは、1953年竣工の建物。これまで港湾倉庫から転用するために、何度か改修工事を行なってきている。最初は20年前ぐらいに、日本郵船がここを船の資料館としてオープンする際。その次が2005年のNYKが誕生したとき。2Fのインテリアの撤去と未使用だった1Fホールを改修。その次が2008年の横トリの際の大規模改修。1Fショップ&パブと階段、EV等の導線、設備、未使用だった3Fの改修等。そして昨年6月には3F空調工事。そして現在の屋上の防水工事。実をいうとかなりひどい雨漏りが数十カ所あり、これまでだましだまし使用してきたが、なんとか今回、メンテナンスをかけてもらえることになった。こんな風にゆっくりと少しずつ改修しながら歩んできたのは、たまたまそうなったともいえるが、運営自体も実験プログラムだからともいえる。こうしてみると非常に合理的な歩みだったようにも思える。