「集まれ! ダンスアーカイヴ」展示では、舞踊家石井漠の資料を展示しています。石井漠(1986-1962)は、帝国劇場の歌劇部員として舞踊を学び、1920年代に渡欧、帰国後石井漠舞踊研究所を開きました。日本の洋舞史の原点に立つ舞踊家であり、沢山のお弟子さん達が現在も活発に活動をしています。1930年代、大野一雄もまた石井漠の弟子でした。その石井漠の歴史資料は、ときおり公開されることはありますが、まとまって見られる場所が残念ながらありません。「日本の現代舞踊のパイオニア、石井漠の足跡を辿り、保存することの意味」をめぐって、愛弟子石井かほるさんと舞踊批評家山野博大さん、立木あき子さんにお話し頂きました。貴重な資料が散逸の危機に瀕している状況や、保存運動がなかなか実を結ばない事情が、現場をよく知る人たちの言葉で熱く語られました。
Event
SUNDRUM横浜ツアー:続・朝鮮通信使2012東海道/秋
今年度の続・朝鮮通信使は、諸事情により夏ツアーを断念し、秋ツアーから開始。2012年9月12日にラテンアフリカン系の打楽器チーム、サンドラムが来浜、関内外地区をパレードした。13日には、韓国から廃材を使って楽器を作り、パレードを行うノリダンというチームを招聘。ともにBankART Studio NYK、YCC、ヨンカイ、横浜市庁舎、吉田町、野毛、黄金町バザール、象の鼻テラス、ハンマーヘッドスタジオ等を巡った。
16日には舞台を十日町に移し、大地の芸術祭の各会場を巡った。17日には、このふたつの打楽器隊15名とアーティストたちからなる続・朝鮮通信使クルーが、まつだいの農舞台で開催された大地の芸術祭のファイナルイベントに参加し、大フィーバーした。続きは、来年の1月中旬から、大阪を起点に東海道を往く予定。
本日の行程
YCC→宇徳ビル→横浜市庁舎→吉田町→野毛→黄金町エリアマネージメントセンター→象の鼻テラス→ハンマーヘッドスタジオ新・港区