第2回目のアーティストトークが行われました。今回のプレゼンターは、阿部 静さん、いまゆら(BankART スクール飯沢耕太郎ゼミ5期生)、阿部剛士さんとまつながえみさん、三田村龍伸さん、フジオカヨシエさん、ギャンソンゴリラ、おおばひでゆきさん、高松太一郎さん、牛島達治さんの9チーム。立ち見がでる程に沢山のお客様にご来場いただきました。今回の発表者も個性的な方々ばかりです。写真、絵画、金工、ファッション、彫刻、木工等ジャンルも様々。
オープンスタジオ(17日〜26日)直前ということで、現在制作中の作品についてや状況をお話いただきました。アーティストトークも日に日に盛り上がってきました。それぞれが何について思い、制作しているのかお聞きすることができます。
オープンスタジオ期間中もトークを開催しますので、是非皆さんもご参加ください。
スタジオアーティストトーク@BankART Pub
今年のスタジオプログラムも、入居しているアーティストたちによるパブトークを行います。今日はその第1回目。自己紹介が主ですが、アーティスト達がどんな事を考えて、何をやっているのかを垣間みる機会です。パブでドリンクを飲みながらお話をそれぞれお聞きしました。
今日は、加藤元さん、北浦信一郎さん、河地貢士さん、佐野彩夏さん、茂谷さやかさん、中村達哉さん、岡田貞子さんの7人。スライドを見せながらお話する方もいれば、納豆パフォーマンスを披露する方がいたり、絵を持って来てみせたりと各々の発表も様々です。
まだ、活動が始まって一ヶ月足らず。他のスタジオアーティストも大勢参加し、お互いに質問しあうなどヒートアップしました。トークはこれからまだまだ続きます。基本は土曜日の18時からです。(19日の日曜は13時から)
また、6月17日(金)〜26日(日)にはオープンスタジオを開催します。
新・港村 説明会
横トリ2011と連動したプログラム「新・港村(しんみなとむら)〜小さな未来都市〜BankART Life 3」の説明会が連日、現地で行なわれています。この日は、特に建築家関係に多く集まっていただきました。BankARTとともに全体の会場の計画を行なってくださっているみかんぐみの曽我部昌史さん、小泉アトリエの小泉雅生さん、ワークステーション高橋晶子さん/高橋寛さん、コンテンポラリーズの柳澤潤さん、STUDIO2Aの宮晶子さん、CAt(シーラカンス&アソシエイツトウキョウ)の小嶋一浩さん/赤松佳珠子さん、手塚研究所など等、一線で活躍する皆さんが一堂に集まりました。
街のコンセプトと大まかな概要説明の後、担当する場所の敷地もその場で決定。じゃんけんで決める場面も。展覧会スタートまであと約2ヶ月。この巨大な空間に、たくさんの家(アトリエ)、たくさんの人々が集う街が広がります。どんな街ができあがるかとても楽しみです!
「AAAギャラリー」オープン
BankARTで、最近アルバイトをしてくれているキムシチョルさんが、中華街の入口、徳永ビルに「AAAギャラリー」をオープンした。もと住宅に使われていた空間が、キッチンやお風呂の原型を留めながらも丁寧にホワイトに仕上げられ、心地よい空間に生まれ変わっていた。このシチョルさん、続・朝鮮通信使2011春ツアーでもお世話になった、キムスヒャンさんの弟だ。スヒャンさんは、韓国の食文化の研究家だが、ソウルの人気カフェ「スッカラカフェ」の経営者でもある。最近きいて驚いたのだが、この姉弟のご両親、なんと、寿の「さなぎの食堂」の開設者なのそうだ。この日はBankARTみんなでオープニングに駆けつけた。パーティそのものはすぐに切り上げたが、帰りに久しぶりに皆で中華街で食事をした。シチョルさんが、ギャラリーオープンの場所に中華街を選んだ理由は聞いてないが、彼が中国の大学(朝鮮族の街)をでているのとも、あながち関係がないはずはない。なんとも不思議な縁が続いているが、これからもキム姉弟とは末永くおつきあいさせていただきたい。
続・朝鮮通信使研究会
2011春ツアー後の、続・朝鮮通信使研究会。ゲストにツアーでも大変お世話になったソウルの人気カフェ「スッカラカフェ」のキム・スヒャンさんをお迎えして、韓国の食文化についてレクチャーいただきました。
スヒャンさんは横浜出身の在日韓国人。ソウルに渡って15年。韓国の食文化の研究家です。
今回の研究会では、食文化の裏側にある韓国の伝統文化についてお話を聞きました。韓国の食卓に並ぶ料理写真を眺めながら、サジの文化や女性男性の役割分担など聞く、あっという間の約1時間。似ているようで似ていない、知っているようで知らない、隣国の文化に触れる貴重な時間でした。
食文化についてはスヒャンさんがコーディネートされた著書「食べる旅 韓国むかしの味(新潮社)」でも詳しく紹介されています。