スクール 後編

【木】原口典之「抽象と具象の間 物質と行為の間 work on paper とデッサンの間」
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昨年、BankART Studio NYKで大規模な個展を開催した原口典之氏のワークショップ。今回は昨年に引き続き、2回目の講座となりました。線を描くことや、紙や水を使って表現したり。「物質」そのものをみつめていく演習が行われています。

【金】梅若猶彦「アートにおける時空間の歪みについて―能の様式からみた考察」
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国内外で多くの公演を行い、伝統的な「能」の姿を現代的に演出することで知られている現代能楽師梅若猶彦氏によるワークショップ。能の動きを実践していく事は勿論ですが、動きだけではなく、楽しみ方や考え方を能とは異なる角度から学んでいます。能をヒントに現代劇をつくっています。

【土】鈴木理策「写真を自らのものとするために」
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写真家鈴木理策氏による講座。今回鈴木さん単独での講座は初めての開催となります。受講生が撮りためてきた写真を講評し、構成の方法や写真の選び方など伝授。ひとつひとつの写真を丁寧に読み解き、受講生にアドバイスされています。

6-7月期のスクールも半ばを過ぎました。
アシスタントのサマリーなど追ってご紹介していきますので、お楽しみに。

大野一雄氏召天

舞踏家の大野一雄さんが、6月1日に亡くなりました。103歳でした。
BankARTでは、大野一雄舞踏研究所との共催で、2004年から毎年「大野一雄フェスティバル」を開催してきました。2004年は、全館を使用する「大野一雄展」の中、車椅子にのって登場し、手をひらひらと動かす踊りを披露して頂きました。2006年の100歳の誕生日もフェスティバルの中でお祝い。最後に舞台に登場したのは、2007年のフェスティバルオープニング、カロリン・カールソン公演のカーテンコールでした。そこにいるだけで空気を変えてしまう特別な存在でした。

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ご冥福をお祈りします。
今月17日には、お別れの会「ブラヴォー! 大野一雄の会」をNYKホールで行います。

スズメの親子

2Fのデッキで休憩していると、どこからともなくピーピーと鳴き声がします。現在は使っていない鉄扉の桟の部分に、雀が巣をいくつもつくり、子育てをしているのです。
以前は2Fがメインの出入り口だったため、巣の下を人が出たり入ったり。この時期は、雀も人を警戒し、人も雀の糞を警戒しながらの同居状態でしたが、パブやメインエントランスが1Fに移ったため、めっきり人通りもすくなくなって、雀にとってはとっても安全になりました。
最近は原因不明のスズメ激減現象とのことですが、うちではいっぱい生まれて、いっぱい育ってますよ! とはいえ小雀は声だけでまだ姿を見ていないので、元気に飛び回る姿をみられる日が楽しみです!

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えさを巣に持ってきた親鳥。こっちを警戒中。
桟の下から巣のわらが覗いています。このような巣がたくさんできています。

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中食をたのしく食べるちがう方法

ソウル・アート・ファンデーションとのエクスチェンジプログラムで、studio201にスタジオインしているPark ChanKookさんのスタジオには、お昼をめがけて他のスタジオアーティストの皆さんがそれぞれの制作の手を休め、集まってきました。その名も「中食をたのしく食べるちがう方法」。
自宅にあるありあわせの食べ物をみんなで持ちより料理して食べてみよう、というパクさんの企画。わざわざ買いそろえるのではなく、どんなものができるのか、食材が片寄ってもハプニングとして楽しんでみよう、という主旨で、パクさんが他のスタジオアーティストに声を掛けたのです。各自、自宅に残っていた食材や調味料などを持ち寄ってわいわいがやがや。

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右から2人目がパクさん。
左にいるシカゴからスタジオインしているAndrewさんとChristaさんは、何を食べたのか複雑な表情…。

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こちらParkさん作、ししゃものり巻。意外とおいしくて、くせになりそう。
頭としっぽがのりから出ているところがかわいい。

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調理前

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調理後

持ち寄った食材は全て無事に食べきったそうです。

City Beats + Live explosions

City Beats + Live explosions が始まりました。
これは、2つの展覧会が交わったもの。
City Beatsは、ドイツのアーティスト達の映像作品を主に展示。ベリット・フィッシャーさんのキュレーションによるもの。
Live explosions は、日本のアーティストの作品の展示と様々なライブパフォーマンスが行われます。キュレーションは白井美穂さんです。

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オープニングでは、パーティ終了後に4組のアーティスト達のライブがありました。
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展覧会開催中は、ライブパフォーマンスの他に、カフェトークも行われます。
詳しくはHPのWhat’s New (その他の近日イベント)をご覧下さい。http://www.bankart1929.com/
展覧会は7月15日(木)まで。

宮 晶子さんの新建築賞(吉岡賞)受賞をお祝いする会

150名程の建築関係者、創造界隈関係者が集まりました。受賞作「House I」も含む宮さんの作品プレゼンテーションや、審査員の西沢立衛さんのスピーチ、プレゼントの贈呈、などが行われました。
BankARTでは2005年の「BankART Lifeー展覧会場で泊まれるか?」の際に、寝られる巨大な椅子のようなL型の移動式作品「L」を出品していただきました。
宮さん、あらためて、おめでとうございます!

宮晶子さんいついてはこちら
http://www.area045.com/member/miya.html

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宮さんと、丸山花店のスタンド花

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会場の様子

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なつかしいLifeへの宮さん出品作品

BankART 猫

BankART Studio NYKには、何匹かの猫がいる。
もともと1Fが倉庫だったころから、猫がいるのは気づいていたが、餌もあげたことがないし、近づいてくることはほとんどなく、河岸に沿って堂々と歩き、こちらを無視して通りすぎていくだけだった。だいぶ前になるが、いつのまにかチビ猫が数匹うろうろするようになった。ご飯などを投げてあげると、食べてくれたことがある。
それから数ヶ月経ち、姿をほとんどみかけなくなったが、今日、久しぶりに人間に近寄ってくる猫があらわれた。どの猫とどの猫がつながっているのかわからないけど、やっと友達になってくれそうだ。

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Artist in Studio 第二期 Welcome Party 開催

スタジオプログラムの第二期のウェルカムパーティが行われた。梅雨の合間、なんとか午後からは晴れ、恒例のバーベキューも行えた。なんといっても今日はワールドカップ 日本対オランダ戦。パーティと時間が、完全バッティングしていたので、急きょテレビ放映を行うことにした。
43組の入居アーティストが入り乱れて、各自の部屋(ゾーン)を訪ねたり、サッカーに見入ったり、バーベキューを楽しんだり、賑やかな日だった。

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ちなみにこの43チームのオープンスタジオ「Summer Open」は7月30日~8月5日まで行われる予定。

ととのいました!3階の空調設備

BankART Studio NYKの3Fに空調がつきました。特にこの梅雨のむしむしさの時期に、やったーという感じです。これまで、冬場の卒展などでは皆さんにご迷惑をおかけしていましたが、これで一安心です。本当に嬉しいです。これでNYK全館、1Fのホール以外、全て空調が完備されました。

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改修というと、最初にドカーンとお金を使ってやりきってしまうことも多いですが、この建物のように、第一弾/2006年の最初の入居時に1Fホール、2Fの風除室、トイレ他、第二弾/横浜トリエンナーレ2008の際にBankART Miniと館全体の建築・設備、第三弾/2010年の3F空調工事、てな具合に、ゆっくりだけどソフトが成長していくに従って、進めていくのも結構いい方法のように思います。何はともあれ、横浜市と市政を支えて下さっている市民に感謝・感謝!

BankART school 6-7月期スタート

BankART schoolの新学期が始まっています。
授業を簡単にご紹介。

【月】村田真「映像な美術」
BankART school校長である村田さんによる美術講座。今回映像をテーマとしてあげていますが、村田さんは美術作品としての映像が嫌いらしい。時間が長くて、最初から最後までつきあわないとどんな作品なのかわからなし、うっとうしい。このゼミを通して映像と絵画の根本的な違いを考えていきます。

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【火】「アートイニシアティブの現在」
週代わりで日本国内外で活動しているゲストをお呼びし、お話を聞いていく講座。アートイニシアティブについてはBankARTが調査を行い、国内編、海外編の本を2冊発刊しています。
初日は、CETのプロデュースを行っているグラフィックデザイナーの佐藤直樹さんが登場。プロジェクトを行っていく事で日々変化していった街の様子なども紹介していただきました。

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【水】伊藤香織×紫牟田伸子×太田浩史「シビックプライド講座」
「シビックプライド」(都市に対する愛着と自負)の概念は、まちづくりをはじめとして、様々な見方を教えてくれます。シビックプライド研究会の伊藤さん、紫牟田さん、太田さんを講師に、チームに分かれて横浜という街のシビックプライドを考えていきます。

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スクール後半へつづく。