レバノン料理を堪能

「食」をテーマとするさまざまなアーティスト、研究者、文化人がBankART Mini Kitchenに登場していただく「食と現代美術part5」。
本日は、PATE屋のオーナーであり、食文化研究家でおなじみの林のり子さんと馬喰町ART+EAT主宰の武眞理子さんがご登場。レバノン・フード・ボックスをサーブして頂きました。一年を通して野菜がたっぷり摂取できるレバノンの代表的なお惣菜を詰め合わせです。
ベジタリアンにもOKで、とても食べやすくおいしくいただきました。レバノンはイスラム圏では珍しくお酒が飲める国とのことで、代表的な飲み物としてワイン、アラックが出されました。お二人による料理の解説展示やミニトークもあり、みなさんお料理と共に楽しんでいかれました。

馬喰町ART+EATの詳細は
http://www.art-eat.com/

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のびアニキ登場!

週末の夜を彩るCafe Live 2008。今週は、本年度のBankART賞を受賞した 金子良/のびアニキが登場しました。
9/13からBankART 桜荘に滞在、日中は横浜の街で映像を撮り、夜はBankART Studio NYKの屋上に出没しています。今回は、これまでの活動をのびアニキ解説付きで上映、さらにこれまでの1ヶ月の滞在で撮りためたのびアニキの横浜での映像を紹介。最後は、Cafe Live限定のびアニキブロマイドにサインをもらい、お土産をもらってお客様は帰途に着いたのでした。
今後ものびアニキは滞在して映像を撮りためていきます。第2回上映会は11/28(金)20:00より。
横浜でさらにパワーアップしたのびアニキ作品がみられるでしょう。乞うご期待!

P.S.
毎週水曜日の20:30より、「新企画!持ち寄り!お宅の晩ご飯!」と題し、BankART桜荘にて皆さんからおかずを持ち寄ってもらい、のびアニキを囲んでお食事会があります。のびアニキは和食好きだそうです。但しブリはダメ。完全予約制ですので、お申込みはお早めに。皆様のご予約をお待ちしております。

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家族のカレー

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カレーストーリー最終日は「櫻井淳計画工房」。御家族での出演となりました。
前日から煮込んだというチキンカレーとシーフードカレーは、深みとコクがあってとても手作りとは思えないおいしさ。櫻井さん自らが漬けたというらっきょも格別でした。
おいしい!というお客様の声に櫻井さんもご満悦の様子。お酒がすすんでおりました。家族のチームワークで完成した絶品カレーでした。
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大人気のカレーパン

カレーストーリー第4弾は、城戸崎和佐建築設計事務所+キカ。外はカリカリ中はもっちりとしたパンに相性抜群のカレーが包まれた、揚げたてのカレーパンです。それぞれ種類の異なる2つのカレーパンとサラダ、デザートが加わった彩り豊かなセットになっています。
城戸崎さんの笑顔とともにいただいたカレーパンは絶品でした!開始から1時間で40食を完売。あっという間になくなってしまい、食べれなかった人も続出でした。

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ルーフトップパラダイスカレー

建築家によるカレーシリーズ、カレーストーリーの第三弾の調理人は「かわしまかんすけ事務所」。BankART Studio NYKの屋上を公開するプロジェクト「ルーフトップパラダイス」とリンクした、その名も「ルーフトップパラダイスカレー」。
屋上で栽培された野菜や、天日干しされた果物がカレーに盛り込まれてサイドディッシュの変わり種ピクルスとも相性抜群!本当においしく頂きました。
ピクルスはルーフトップパラダイスの一作家佐藤朋子さんの手作りです。
ルーフトップパラダイスを見学されたお客様もカレーと作品とのリンクを楽しまれました。

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カレーストーリー みかんぐみ

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建築家によるカレーシリーズ、カレーストーリーの第二弾の調理人は「みかんぐみ」。写真のとおり、少しおどけたような明るい三色のカレーセット。キッチンに入るスタッフのいでたち、テーブルセット、空間演出、ラッシー、チャイ等のセットメニュー(=構成・構造)はみかんぐみの建築設計を彷彿とさせる。
味は、その外見のポップさとは裏腹に緻密にスタディされており、あらゆる可能性を探った上でコントロール・決定されている。様々な意味でのりにのっている「みかんぐみ」のパーフェクトなカレー(建築)でした。ありがとうございました。
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今夜のBankART Mini

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本日は、BankART Bank under 35「SHIMURABROS.」展のオープニング、
BankART Mini Kitchen カレーストーリーの「手塚貴晴+武蔵工業大学手塚研究室」、
ルーフトップパラダイスがすべて18時からのスタートで、
雨にもかかわらず、BankART Miniは多くの方で賑わいました。
SHIMURABROS.の作品はシャープで見ごたえのある展示ですが、
パーティーは御家族も来場され、なごやかな雰囲気で進行しました。
手塚さん率いる武蔵工業大学生と手塚氏自らも調理とサーブに携わり
「伝説のカレー」は60食完売しました。
秋雨の夜長の一日でした。

大野一雄フェスティバル開催中

10月13日、BankART Studio NYK前の内水面。台船の沖に、糸を引くように静かにボートが現れたかと思うと、真っ赤なロングドレスの長身の女性が、マーメイドのように体をしならせて舳先に横座りしていました。上杉満代さんの「Metal Red Woman」の始まりです。台船の上に上がって、約一時間のソロ公演。鉄と水と月の光と人間の体。柔らかいものと硬いもの。永遠に続くものとはかなく終わってしまうもの。目の前にある時間が夢のように思えてしまいました。4日間続いた水上の公演はこの日で最後。肌寒い中御来場頂いた皆さまと、この4日間雨を降らさずにいてくれた天の神様に心から感謝します。

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大野一雄フェスティバル2008開催中

BankART Studio NYK/Pontoonでの公演。Pontoonは、ポンツーン。船からの荷下ろしに使う艀です。四角い鉄の箱ですから、プカプカ水の上に浮かびます。
今回は、18m×7.5mと15m×6mの2台のポンツーンをNYKの内水面にもやい綱で固定し、1台は舞台、1台は客席にしました。お客様には万一に備えてライフジャケットを着用して頂きましたが、この日はあまり風もなく、穏やかな夜でした。
10月12日の舞台は、新進の劇団カノコトの公演「M」。穏やかと言っても、水の上。ゆらゆら揺れる舞台の真ん中に立ったまま語り続ける一人芝居。沖には、鈴なりの赤提灯を点けたまま帰路につく屋形船が何台も通り過ぎ、街の光もすこしずつ消えていく。演ずる人が動かない分だけ、ますます世界が動いているように感じました。水の上の野外公演の醍醐味です。

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大野一雄フェスティバル開催中

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10月11日、夜9時半からの開演。台船はNYKに係留されています。お客さんもライフジャケットをつけて、台船上で観覧。みんないっしょにゆらゆらと
揺れながらのダンス公演。なにか不思議な感覚でした。真っ赤なドレスの山崎広太さん、「Um-,Waltzish…. (げに、ワルツ的なる・・・)」。無音で約40分のおどり、と言っても街と海の音がいつも空間に散らばっています。山崎さんの体が、そういう音のひとつひとつを拾い上げて、終わりのない円舞曲を踊っているようでした。