NYKホールでダンスカンバニーノマドの公演が行われました。1週間の短期ですが、ホールに滞在し、制作した作品です。演出・振付の池宮中夫さんのお父さんは、やはり演出家の池宮信夫さん。大野一雄とも50年代から一緒に仕事をした方です。そんな縁で大野一雄をずっと昔から見ていた池宮さんの今回の新作には、「大野一雄との会話からのクリエーション」というサブタイトルがついています。5回の公演は毎回満員御礼。若いダンサーが大勢出演する舞台は、まっすぐなエネルギーとすこし狂気じみた明るさに満ちて、観客を魅了しました。
公演日:10.30~11.2
大野一雄フェスティバル2013 観世榮夫七回忌追善 観世銕之丞「善知鳥」清水寛二「相聞」
観世榮夫氏は、かつて大野一雄とも共演し、2005年の大野一雄フェスティバルではオープニング公演をやって頂きました。2007年に惜しくも急逝されて早6年。氏を追悼すると共に、古典、現代演劇、オペラ、映画と幅広い仕事をされた氏の仕事を振り返るプログラムを開催しました。氏の愛した二つの作品「善知鳥」と「相聞」を観世銕之丞さんと清水寛二さんが演じられました。倉庫空間に本格の地謡が響き能が演じられるのはほんとうに圧巻です。その後、早稲田大学学術院教授竹本幹夫さんと演出家佐藤信さんを交えて、氏の業績とエピソードなど貴重な話しを聞くことができました。さらにこの日は、氏の書などの特別展示、氏の主演する映画上映などもありました。