Dialog- 柳 幸典との対話Vol.5「新しい世代は柳幸典から何を学ぶか」 岩崎貴宏、水口鉄人、諫山元貴、今井みはる、大橋実咲 2016年10月23日

今日は柳氏の広島市立大学の教え子が集合。ヴェニスビエンナーレ2017日本館代表に選ばれたの岩崎貴宏は、2006年から柳ゼミの助手を通して、プロジェクトの大きな組み立てから詳細までを深く学んだ。百島のプロジェクト等を担当する大橋実咲は柳の個人プロジェクトや島のプロジェクトのアートマネジメントを通して、地域との関わりの重要さを実践している。また今回のミーティングの司会を務めた今井みはるはアートギャラリーミヤウチのコーディネーターで、学生時代、柳に企画を褒められ、作家ではなくコーディネーターの道を選んだという。柳から学んだ「無いなら自分で見つけに行く」ということを今でも実践しているという。諫山元貴は映像作家としてウルトラファクトリーを受賞。アントファームに見える経済システムや犬島のエネルギー循環を体感させる柳の作品に影響を受けた。水口鉄人は柳氏の俯瞰した視点やその場にあるものを利用するところに影響を受けたという。皆さん各人社会に一人だちする時期にちょうど入っており、今後の生き方を巡り、子弟の関係が垣間みれるような微笑ましい話が続く楽しい会であった。

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岩崎貴宏

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左:今井みはる 右:大橋実咲

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左:水口鉄人 右:諫山元貴

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