2004年にBankART1929YokohamaとBankART1929馬車道で開催された展覧会「横濱写真館」のカタログである。
本展は、旧銀行であった歴史的建造物の全室を使用し、第一線で活躍する写真家たちの作品が展示された。作家には、石内都氏や宮本隆司氏、小山穂太郎氏、鈴木理策氏、山崎博氏、北島敬三氏、楢橋朝子氏、佐藤時啓氏、森山大道氏など錚々たる顔ぶれが。この面々が一堂に会しただけでも迫力があるが、今回は各作家に新進気鋭の若手作家を推薦してもらい、新旧入り混じる総勢19人の参加となった。
さらに、従来のホワイトキューブではなく旧銀行という特異な空間で展示されたのだから、またとない機会だっただろう。
作家たちがどんな作品を展示していたのか気になる方はぜひ本カタログを手に取っていただきたいが、ここでは石内都氏の作品を少しだけご紹介。
本展は、旧銀行であった歴史的建造物の全室を使用し、第一線で活躍する写真家たちの作品が展示された。作家には、石内都氏や宮本隆司氏、小山穂太郎氏、鈴木理策氏、山崎博氏、北島敬三氏、楢橋朝子氏、佐藤時啓氏、森山大道氏など錚々たる顔ぶれが。この面々が一堂に会しただけでも迫力があるが、今回は各作家に新進気鋭の若手作家を推薦してもらい、新旧入り混じる総勢19人の参加となった。
さらに、従来のホワイトキューブではなく旧銀行という特異な空間で展示されたのだから、またとない機会だっただろう。
作家たちがどんな作品を展示していたのか気になる方はぜひ本カタログを手に取っていただきたいが、ここでは石内都氏の作品を少しだけご紹介。
横濱の本牧の接収地に建設された米軍居住施設「ベイサイド・コート」。石内氏は、この朽ちていく建物の写真と傷跡の写真を同時に展示。二項対立を表現することで、目に見えない「時間」と「空間」への意識を促した。
写真家の視線を通して、横濱や日本を改めて見てみてはどうだろうか。
執筆㋖
横濱写真館(2004年10月発行)
A5判 127ページ
1,572円(税込)
購入希望はホームページをご覧ください。
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