「みる、つなぐ、ひらく」展 只今準備中

BankART school 2009年8-9月期に行われた、飯沢耕太郎ゼミ「ポートフォリオを作る」。
ゼミ受講生有志による写真展「みる、つなぐ、ひらく」が、この春に開催することが決定し、只今準備中です。
毎週、PUBに集まっては展覧会に向けてあーだこーだと話し合いを行っています。

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開催が近づくにつれて、メンバーの作品制作にも熱がこもってきています。
写真をみること、つなぐこと、ひらくこと。「写真の多様性」を眼で、肌で感じて頂ける展覧会になるよう、一同団結して準備に取り組んでいます。どんな展覧会になるのか、楽しみにしていて下さい。
展覧会は3月23日(火)~4月4日(日)。
詳しい情報は、オフィシャルサイト(www.mirutuna.com)まで。活動状況もチェックできます。

雪のBankART妻有

昨年の夏、大勢の人々で賑わい楽しかった大地の芸術祭のBankART妻有。
来場者が山奥の我が家だけで2万1千人を越えたが、
いま現在はこんな感じでひっそりと佇んでいる。
一昨年は雪が少なかったが今年は例年並(?)の雪。
1Fの部分が隠れて、平屋のように見える田舎屋は、
現場の大変さとは裏腹に結構可愛い。
雪下ろしなどを定期的にお願いしている芸術祭事務局のひとが送って下さった写真だ。

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今年はトリエンナーレ年ではないが、夏にはオープンし、
春・秋のレジデンス使用にもトライしようと思う。

もう少しまってて下さい。

女子美術大学工芸学科卒業制作展

先日女子美術大学の選抜展「女子美☆スタイル最前線」が開催されましたが、今回は、工芸学科の学生の展覧会です。染め物、織物、陶器、硝子の作品が並び、一つ一つが繊細に、大胆につくられています。伝統的な作品もあれば、素材を活かして表現した作品など様々です。
初日にはオープニングパーティを開催。ゲストをお呼びしてのトークなど大変にぎわいました。
展覧会は28日まで。

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和光大学卒業制作展

NUDE-和光大学卒業制作展2010が開催されました。
昨年に引き続いての展覧会です。NYK3階全体を主に使って、約60名の卒業制作が展示されました。今年も個性的で、見応えある作品がならびました。

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昨年同様に下の階では女子美術大学の工芸学科が展覧会を開催。両校のコアメンバーの顔合わせも行い、お互いの作品を見合ったようです。
苦労した搬入・展示の際に、代表の星田さんが言った「いざという時の団結力は負けない」という言葉が印象的でした。

インディアン・アベ・チャイ登場

火曜日限定のメニューで来週からインディアン・アベ・チャイが登場します。
火曜日のPubスタッフがインドで教わったチャイを作ります。現地で買ってきたインディアン・マサラの茶葉で作った濃厚なインド風ミルクティー。数量限定で1杯350円で販売します。本場の味をぜひ味わいにいらして下さい。

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Yu-Cheng CHOUさんのウェルカムパーティ

横浜市台北市交流事業によって来日された台北のアーティスト、Yu-Cheng CHOUさんのささやかなウェルカムパーティが行われました。CHOUさんのこれまでの作品の短いプレゼンテーションを挟みながら、台湾ビールとお寿司とやきとりで、会話も弾む賑やかな会となりました。
CHOUさんは、引き続き、NYKのスタジオにて制作を本格化し、4月中頃から、成果発表の展示を開催予定です。

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BankART Pub

2004年の旧富士銀行(現東京芸大)から、既に約6年の歳月が経過した。スタート当初から、1,000円のチケット制、一杯350円をベースしたドリンクメニュー、~23時までの営業時間など、ほとんどこれまで変わらないできている。田園調布の林のり子さん(20年以上も前から縁のある)のパテ屋さんからのレバや蠣のパテ、東急文化村にドュマゴを誘致した清水さんに紹介してもらった長野の井筒ワイン、横浜地ビールの前醸造長、榊さんが、ペリー来航時に運んできたビールを復元した(ホップが通常のビールの5倍)のBankARTオリジナルラベルのペリルビール、芸術麦酒プロジェクトと厚木ビールの最近発売開始になった「HACHEY」等々、特徴のあるメニューも多い。
売上は6年間横ばいだが、雨の日も風の日も、ほとんど客のこない日も、人でごったがえす日も含めて6年間もよく続いたものだ。皆様のお陰です。これからもよろしくお願いします。

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BankART school その2

木曜日の南後由和さんと藤村龍至さんによる「建築・社会学的リサーチの実践講座」では、これまで都市や社会における「リサーチ」という面を様々な角度から分析。学ぶと同時に自分たちもグループごとに分かれて実際に横浜の街をリサーチしていきます。
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金曜日は田中信太郎さんの「手のひらサイズのワークショップ」。田中信太郎さんの講座は2回目となります。今回も実際に手を動かしながら作品をつくっていきます。前回はゼミ名を「蛍座」としましたが、今回は「蝉座」として活動を開始。どんな作品ができあがるのか楽しみです。
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土曜日は槻橋修さんと馬場正尊さんによる「建築・メディアから学ぶプロジェクト発想法」。建築家でありメディア制作も積極的に行っているお2人によるゼミ。「メディアを起点にプロジェクトを仕掛けよ」という課題を元に、企画書を制作して実際にプロジェクトを起こしていくゼミです。
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今回のBankART schoolは実践的に学んでいくゼミが多く、出来上がる成果物が楽しみです。ブログでも随時ご報告していきます。

BankART school その1

6年目に突入したBankART school。現在行われている講座をご紹介します。

1つは舞踏家の上杉満代さんの講座「心体との会話」。大野一雄氏の愛弟子である上杉さんの熱い指導のもと、舞踏の基本を実践中。息を吸うことや吐くこと、立つこと等、日常の生活と異なった意識を持って体を動かし、受講生も汗を流して参加しています。後半は、学んだ基礎を元に、即興に取り組む予定です。
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2つめの講座は、作曲家の野村誠さんの「ポスト・ワークショップ」。野村さんがこれまで行ってきたワークショップの映像を見ながら、ワークショップの新たな方向性を探っています。野村さん独自の視点に驚きあり笑いありの講座です。
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3つめは、BankART schoolでは3回目の講座となる、内田真由美さんと児島やよいさんの「アートコーディネーターの仕事」。これまでお2人が関わってきた展覧会などの写真や計画模型を見ながら、どのように仕事を進めていくか、実践のお話を伺っています。
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Seoul通信使

引き続き、今日はSeoulの調査ですが、あいにくの雪…
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悪天にもめげず、Seoul Art Foundationのカンさんの案内で、主にSeoul Art Foundationの施設をまわります。
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最初に行ったのは Seoul Art Space_Sindang
日本で言うと築地の市場みたいな市場の地下店舗群の中の空きスペースを活用して、主に陶器やガラス等のクラフトワークの制作の場として活用されています。共同の電気釜もある。
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今後は作品のショーイングや販売にも力をいれていこうとしているそう。
このスペースの担当者Kim Jin-hoさんが手にしているのは、ジュースのビンを加工してつくったグラス。
飲物が少ししか入らず機能性に欠けるとのことだが、かわいいので売れそう。
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次に向かったのが、Seoul Art Space_Geumcheon
元印刷会社を改修してレジデンススペースにしていますが、新築並みにきれいです。代表の池田がオープニングで挨拶とシンポジウムに参加したのも、この施設です。
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最後に行ったのが、Seoul Art Space_Mullae
周囲が鉄鋼の町であるからか、鉄のオブジェやドラム缶でできた家具等がしつらえられている。
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基本的なレジデンス機能はもちろん、近くの鉄鋼街にアーティストがたくさん活動していることもあり、彼らが活用できるようなファシリティも整えている。映像や音楽のスタジオでは、アーティストの使用状況にあわせて、必要な機材をこれからも増やしていくのだとのこと。
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そしていよいよKim Kangさんの案内で鉄鋼のまち、Mullaeへ。
アーティストと鉄鋼の街は相性がいいとKangさんが言っていましたが、ほんと、面白そうなものがそこここに!
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Kangさんはアーティストですが、現在Center for Art & Urban Societyという組織を立ち上げて、都市についての研究もしています。
この街は、以前に旧日本軍によってつくられたまちで、建物もすべて、鉄工所用にできています。
ですが現在は周囲に高層のマンションやビルが建ち並び、都市の中の島のように取り残されている一角です。
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1Fは鉄工所。2F以上は主にアーティストたちのアトリエというのが典型的なかたち。
高層ビルから見下ろされる屋上をきれいにしてプレゼンテーションする屋上プロジェクトも展開。
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元食堂のスペースはアジトのような怪しい雰囲気。
使っていない郵便受けを利用して、鉄工所に働く人たちを写した写真作品を展示。
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鉄工所を営んでいるひとの98%が、場所を賃借しています。アーティストに至っては100%賃借。ということは、土地の所有者はここにはほぼいないということです。当然のごとく、再開発の話が浮上し、これまで築いてきたアーティスト同士、あるいは鉄工所とアーティストのゆるやかなコミュニティに危機が訪れようとしています。
横浜にも調査にいらしたことのあるKangさんは、アートがまちづくりに乱用されることを懸念しつつも、自分たちの場所を守っていくために、様々な活動をしています。私たちをご案内いただいている間にも、鉄工所の方たちとすれ違い様に声をかけ合う姿が印象的でした。
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