NYKの3階ワンフロアーを使って、今話題の「リアル脱出ゲーム」が開かれました。
題して「廃倉庫からの脱出」。確かにここは半世紀以上前に建った、産業遺構の巨大倉庫。空間そのものが謎めいています。ゲームマスターの巧みな話術に導かれて、謎解きに挑戦。ちょっとコワイけどスリリング。知らない同士がグループ分けされて、力をあわせてみんなでトライ。コワイ物見たさに終わらぬ、ワカラナイ物楽しさがあって、参加者全員が盛り上がるイベントでした。脱出? できませんでした・・・・。
このイベント、入場料3000円程ですが、5日間のイベントで2500人以上を動員。アートとはまた違った領域で、こういった世界が繰広げられていることを実感しました。
Event
桜荘のレジデンスアーティスト、川本さんロンドンへ
12月から桜荘に滞在してきたプロダクトデザイナーの川本尚毅さんが、自身の活動拠点のロンドンに戻ります。
滞在期間中、桜荘の2階で生活、1階のスペースで受注している仕事やアートワークを行っていました。
本日、NYKのパブにてショートトークを開催。過去の作品を一例にリサーチから製品にいたる過程などをスライドで見せたりと、これまでとこれからの活動について発表しました。川本さんの作品であるボストンバック型移動式バーカウンター「ムービングバー」は、カフェユニットのL PACKへ引き継がれることが決定し、お店にて近々お披露目されるようです。
川本さんは、今日の発表は、過去の仕事をまとめて振り返る良い機会になったと話していました。
来週ロンドンへ飛び立ちます。
韓国より
今日は韓国からお客様。
ソウル文化財団およびソウル市の方々です。2ヶ月ほど前、このソウル文化財団の1つの施設、グッチョン・アート・センターというレジデンス施設のオープニングの際に、シンポジウムとそのレセプションにBankART代表の池田が呼ばれて行ってきました。彼等は今、アートセンターをソウル市内のいくつかの地域に次々とオープンさせています。そしてそれらは、BankARTおよび、この横浜の創造都市事業をお手本にしたと言っています。今後も具体的な協力関係を結んでいきたいということで、その協力関係の協定調印と視察をかねて来日されています。今日は、横浜美術館や、寿地区、急な坂スタジオ、象の鼻テラス、赤レンガ倉庫などを視察にまわりました。
朝の飛行機では小沢幹事長と同じ飛行機だったようで、羽田空港脱出まで手間取りましたが、無事に1日目が終わりました。2泊3日で滞在されます。
つづく。
納会
今日は、横浜市の行政運営調整局の納会がありました。
行政運営調整局といえば、BankARTでは昨年のトリエンナーレ期間中に開催した「BankART Life2」のときの、市庁舎での展示で大変お世話になりました。
ちなみに、どんなことをしているところかなと市のHPを覗いてみると、「議会関連事項、法制、人事、機構、電子市役所、財源確保、予算・決算、税、契約・財産」とあります。今日は今年最後の市会の最終日でもありました。ところでこの「行政運営調整局」という局の名前ですが、この4月から以前の名称である「総務局」という名称に戻るのだそうです。
パーティでは、局内の10大ニュースの投票+発表など、独自の演出での盛り上がりが印象的でした。「総務」というと、なんとなく生真面目で事務的な感じを想像される方も多いと思いますが、お仕事に対する熱い思いと適度なユーモアが、素敵な会でした。
そういえば、もう12月も1/3を過ぎ、だんだんと「師走」という言葉が実感されてくる今日この頃です。
PATE屋のパテ
BankART Pub で不動の人気、PATE屋のパテ。
現在4種類のパテ(レバー、カキと法蓮草、クリームチーズ、ゴマとヒヨコ豆)を出しています。
通常のパテと違ってとても新鮮で、香り豊か。濃厚な味が口の中に広がります。
それぞれのペーストは、個性的な色彩を放っています。
こちらは、カキ法蓮草とクリームチーズ。
ワイン、ビールが進みます。
日本で最初にパテを販売し始め、30年以上田園調布にひっそりとお店をかまえている
PATE屋の店主、林のり子さんは、元建築家で縄文の食も研究されている方。
おいしいものを食べているという実感は、鈍ってしまっていた味覚を呼び戻してくれるようです。
各350円でパン付きです。
どうぞご賞味ください。