映像アンデパンダン展&和田みつひと展パーティ開催

ヨコハマ国際映像祭CREAMと同時開催している「うちにもって帰ろう! 映像アンデパンダン展」と「和田みつひとBehind Blue Light Yokohama 」。この2つの展覧会のパーティを開催しました。
和田さんから、これまでの作品のスライドを見ながら作品についてお聞きしました。
アンデパンダン展では、BankARTからDVDリリースされるBankART賞3作品が決定!発表されました。参加された作家の皆さんもたくさんお越し頂いて、審査委員の中谷日出さんや高橋啓祐さん、福住廉さんなどと作品について熱いお話をされていました。
開催期間も今週末で終了です。ぜひご来場ください!

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北仲スクール始動

伝説のプロジェクト北仲BRICK&北仲WHITE。WHITEは解体されてしまいましたが、BRICKはこの度、複数の大学による「横浜文化創造都市スクール(通称・北仲スクール)」がスタートしました。
横浜国立大学を中心とした7大学の連合のプロジェクトです。既に入居しており、来年4月の開校までの期間には様々なイベントや公開講座など行っていくということです。これからの動きが楽しみです。

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あっ、山川冬樹だ

ヨコハマ国際映像祭に山川冬樹さんのThe Voice-overという作品が展示されています。真っ暗な中で流れる声、どこかで聞いたような声はあのテレビアナウンサー山川千秋。ニュースを読み上げる声と1970年代から毎年毎年のニュース映像がモニターに映し出される。時々、お父さんとこどもが話す声がボイスオーバー。そして突然、死のような沈黙。見終わって、なんだか取り残されたような不思議な感覚に揺すぶられました。映像というのは「像」を「映す」影かと思いましたが、この作品の「映像」は現実の出来事のようでした。
そういえば、数年前にNYKホールで山川さんのパフォーマンスがありました。その時もすばらしかった。写真とチラシです。

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ヨコハマ国際映像祭「CREAM」応援ミーティング!

現在開催中のヨコハマ国際映像祭「CREAM」の応援企画として、応援ミーティングを開催。ACYの杉崎氏司会のもと、横浜市創造都市推進事業本部部長の秋元氏、映像祭ディレクターの住友氏から挨拶。
展覧会後編にむけて更なる集客を目指すために、関内外OPEN!のメンバー、横浜創造界隈の皆様、懇意にしている東京からの多くのチームが集まってくれました。

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BankARTからは、おなじみのみかんぐみ「レンガキッチン」でBBQ&鍋を参加者に振る舞って盛り上げました。
「質の高い展覧会」ということで評判の映像祭。たくさんの方々に見ていただきたい展覧会です。是非お見逃しなく!

芸術麦酒ラベルデザイン&ネーミングコンペティション2009

今回、「芸術麦酒製造構想」と都市の中で養蜂の活動をする「Hama Boom Boom!」のコラボレーション企画として、オリジナルビールが考案されました。なんと北仲BRICKの屋上を中心に横浜市の都心部で今年の春に収穫されたハチミツを使ったビールです。今日は、そのオリジナルビール発売に向けて、ラベルデザイン&ネーミングのコンペティションの審査会がNYKで開催されました。
NYKの屋上でも昨年、「BankART Life 2」のプロジェクト「ルーフトップパラダイス」で養蜂を行った「Hama Boom Boom!」。今年もハチミツを収穫しました。
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ビールの試飲もあり、特に甘すぎず、とても飲みやすくておいしいビールでした。女性の方にお勧め。発売が楽しみです。
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700点あまりの作品が集まりました。

CREAMのなかのAFRICA

BankARTをメイン会場に開催中の映像祭で、アフリカに出会いました。NYK の3階で展示しているアルフレッド・ジャーの作品「The Sound of Silence」。飢餓に苦しむスーダンで取られた一枚の写真を巡って、現代社会の倫理を鋭く問いかけています。問いかけているだけでなく、問いかけを見る人の脳裏に焼きつけようとしています。ちょっとショック、でもぜったい見た方が良いと思います。
ヨコハマ国際映像祭2009は、International Festival for Arts and Media Yokohama 2009です。メディアアートの展覧会かと思ってましたが、そういう単純なものではなさそう。「アートとメディアの祭り」、ジャーの作品は二者の間をつなぐ「と」に力点があるようです。
もうひとつ、ジャーの写真作品が、実はBankART Pubにもあります。こちらもお見逃しなく。

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アルフレッド・ジャーの本 BankART Shop で販売してます

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写真作品 Pubカウンターの向かいに展示中

世界を舞台に

近年、BankARTで開催する国際展の数も多くなり、海外からのお客様が本当に増えてきたと思います。海外で販売されている日本のガイドブックにもなんと!BankARTが掲載されていて(それを持って来館されたお客様によって発覚)、驚いた私達。どんどん世界が身近になっています。
展覧会に関わらず、BankARTの活動を見てみたいという海外からの視察やエクスチェンジプログラム(レジデンス)の数も多くなってきました。

今日もフィンランドからお客様。ムーミンが描かれているかわいらしいポストカードを頂きました。
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いろいろお聞きしたいことがあったけれど、自分の語学力のなさを痛感。弱点をはやく克服しなくては、、と思う1日となりました。

TETSUSON2010 てつそん10周年記念シンポジウム~ソツギョウセイサクについて~

いよいよ卒業展のシーズンがやってきます。BankARTでも1~3月は東京芸大先端を皮切りに16校以上の卒業展が開催されます。
そのなかでもとりわけ、国内外のネットワークを駆使した横断的な「TETSUSON2010」が3月に開催されます。その展覧会の準備会ともいえる、「TETSUSON2010 てつそん10周年記念シンポジウム~ソツギョウセイサクについて~」が、先日、BankART Studio NYKで行われました。
初めに、みかんぐみの曽我部昌史氏の基調講演があり、その後、せんだいデザインリーグ2010やTETSUSON2010の代表らも参加したディベートを開催。テーマは「ソツギョウセイサクについて」。シンポジウムはとても盛り上がり、「やりたいことをやるべきだ」という発言をきっかけに活発な議論となりました。終了後はBankARTPubや外回りで懇親会を開催。色々な学校から参加した学生やゲストらが交流しました。今回はソウルやオーストラリアの大学からの参加も予定しているそうです。
BankARTでは今後、卒業展を市民や全国の方達にみていただけるように広報活動でお手伝いしていく予定です。

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映像の祭典

今度の映像祭をどう思いましたか?BankARTスタッフはとても気に入っています。これまで行われた映像中心の展覧会の中でも、とりわけ品格とパワーを兼ね備えています。とかく映像作品というと、長くそこにいなければいけなくて、でも実際にはそんなに時間をかけることもできないので、なんだか物足りないな、という展覧会が多いのです。それにくらべて今回の住友ディレクションは、ぱっとみもよく、じっくりみもよく、映像作品のいいところとビジュアルアートのいいところをバランスよく配しているように思います。とてもいいですよ。是非、皆さんとにかく見に来て下さい。よろしくお願いします。コメント頂ければBankART1929からプレゼントがあります。

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和田みつひと「Behind Blue Light Yokohama」

映像祭CREAMや映像アンデパンダン展と同時期に開催する和田みつひとさんのプロジェクト「Behind Blue Light Yokohama」。会場内での展示ではなく、街へくり出すプロジェクトです。青、ピンク、黄色、緑・・・。横浜の街の灯の中に「色/光」が挿入されていきます。
♪街の灯がとてもきれいね、横浜、、ブルーライトヨコハマ・・・ 

期間は11月29日まで。夜限定で開催です。(17:30~23:00)
BankART Studio NYK、本町実験ギャラリー、野毛マリヤビル、BankART桜荘にて。

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本町実験ギャラリー

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BankART Studio NYK