School's Week!

本日からBankART ShopにてBankART school生対象のセール「School’s Week!」が始まりました。
6月23日(月)から7月7日(月)までの2週間、スクール生の方々にBankARTShopの商品を通常価格の80%、またBankART出版の出版物は一部商品を除き70%で販売しています。
NYKの工事に伴い、授業が1929の施設に移り、スクール生の方々が立ち寄ってくださるのを機に今回思い切ってこの企画を行いました。
2004年開講以来、122講座、1800人を越えるBankART school 。最初は少しだった書籍も徐々に増え、スクール講師関係のものはもちろんのこと、美術・建築・写真・舞踏・デザイン・評論などの書籍、雑誌バックナンバー、過去の展覧会カタログ、DVDなど、なかなか他の書店で手に入らない書籍が集まりました。しばらく遊びにいらしていないスクール生もこれを機にぜひお立ち寄りください。

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BankART Pub お薦めメニュー

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BankART Pub担当からお薦めメニューのご案内です。
BankART Pubのメニューの中にPICONというお酒をつかったカクテルがあるのですが、このPICONというお酒は百合の根とオレンジの皮でできていて、その味は甘酸っぱくもほろ苦くとてもおいしいのです。お勧めは裏メニューの「ピコンビール」。ピコンをビールを割ったもので、普段ビールが苦手な方でも上品な甘味と酸味でおいしく飲めます。是非お試しください。

今だから「孔子」シリーズ

さいきん孔子づいているBankARTです。
先日6月14日、代表の池田さんのサプライズバースデーケーキのプレートには
「HAPPY BIRTHDAY 51 天命を知りましたか?」
のメッセージ。
昨年50歳を迎えた際にはもちろん「50にして天命を知る」という孔子の言葉をずばりプレゼントいたしました。なので、1年経って「知りましたか?」という疑問形に変えてみました。

最近ある人のブログでとても良い言葉を発見しました。
What I hear, I forget
What I see, I remember
What I do, I understand

これも孔子の「聞いたものは忘れる。見たものは憶えている。しかし実際に行動に移したことは理解できる。」という言葉です。

いろんな知識が必要で、毎日が勉強のこの仕事ですが、
できるだけ何事も自らすすんで(do!)おこなって、さっさと覚えて次のステップにいきたいものです。

Do your best!!

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せっかくの記念写真はぼけぼけでした。もう食べてしまってありません。

温故知新

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現代はどうしたって温故知新だと思います。
先日取り上げた「モボ・モガを探せ!プロジェクト」は、1910年代後半~戦前までの写真を収集するプロジェクトです。当時よりモダニズムが日本に流入し、世界に流通し、私たちの生活に大きな影響を及ぼしました。そして、現在、個人のレベルで新たに吸収していく確かで大切な情報は、紀元前400年代を生きた孔子の言葉に現れているように、“古きをたずねた時”に体験する情報のような気がします。
展示をご覧くださるお年寄りの方が、当時の話をする時の顔の表情や、しゃべる時の間の取り方、イントネーション等の表現にその情報が宿っていると感じます。彼らのお話は、具体的な“リアル”な感じがします。“リアル”な感じを文章に書くのは難しいのですが、何かそのように感じます。

BankARTスクール 英語で行うアートの講座3

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今日は、クレア・クッチオさんの授業が行われました。
クレアさんは、『明星』などの日本の明治・大正の文芸雑誌が専門の研究家で、日本文化に造詣が深く、日本語もとても上手なチャーミングな方です。
BankARTの事業内容の翻訳も担当してくださっています。
今回のゼミは日本の美術の教科書や美術館関連の書籍を参考にしながら、美術教育についての内容でした。
最近の高校の美術の教科書は、ポロックや、ウォーホルはもちろん、村上隆や奈良美智の作品も掲載されており、現代美術が数多く取り上げられています。これらの教科書を実際に手にしながら、受講生たちと自分たちが当時学んだ美術の授業と比較しながら、ディスカッションを行いました。基本的には英語での授業ですが、専門的な用語等はホワイトボードに書きとめながら授業が進みます。クレアさんは8月に大阪で行われる学会で、BankART事業やスクールについても取り上げて下さるそうです。

横濱モボモガを探せ!again

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継続運営することになった、ぴおシティB2ギャラリーが、「横濱モボモガを探せ!again」でオープンしました。
「横濱モボ・モガを探せ!」は1920年代から戦前まで横浜に数多くいたモダンボーイモダンガールを探すプロジェクト。当時の写真を集め、未知の写真を手がかりに今現在の横浜を形成している人と街と出会い、新しいネットワークを築いていこうというものです。2004年末からBankART事業に関わってきた方々や近隣の商店街にチラシを配り、よびかけ、写真を収集しました。現在、数千点に及ぶ写真が集まっております。
今回「ぴおシティB2ギャラリー」の展覧会では「横濱モボモガを探せ! again」と称して、その中の一部をご紹介しています。
現在このプロジェクトは開港5都市(長崎・神戸・新潟・函館)と協働し、「開港5都市モボモガを探せ!」へと展開しています。今年の秋には各都市で展覧会を開催する予定。さらに2009年度には5都市の姉妹都市、上海やハルピンへの展開も計画しています。したがって写真の収集は現在も進行中です。ご家庭のアルバムの中に眠っている写真を是非ご提供いただければと存じます。こちらの方のご協力も宜しくお願いします。

すくすくと育っています

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かもめ荘で5月からスタートした深沢アート研究所のカブさんによる屋上野菜庭園では、その後野菜がすくすくと育ち、現在ではピーマン、ズッキーニ、パセリ、バジルなどが収穫出来るほどに大きくなっています。
現在、ルーフトップのプロジェクトはもっと規模の大きいものを計画中です。楽しみにしていて下さい。

灰塚神楽団横浜公演!

本日のイベント「灰塚神楽団公演 + PH STUDIO、ドキュメンタリー映画上映会『船、山にのぼる』」

いよいよ灰塚神楽団初の横浜公演!
「船、山にのぼる」の映画がおわると、厳かに神楽団の幕が下ろされ、たいこの音が流れ、映画に出てきたのと同じように、神事のあとに神楽団が目の前で舞うという贅沢な企画。
皆に庄原名物乳団子をふるまったりと、素敵な夜になりました。
灰塚の皆様、ありがとうございました!

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「船、山にのぼる」については http://www.fune-yama.com/

灰塚神楽団

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BankART1929主要メンバー池田が主催するPHスタジオのプロジェクト。

「船、山にのぼる」のドキュメンテーション映画と現地灰塚の神楽団の人たちが、1929ホールに登場します。神楽団といってももちろん、日頃は行政書士であったり、建設業の社長であったり、市会議員であったりまちまちです。彼らはPHスタジオを公私にわたって支えてくれた人たち。船のプロジェクトは、彼らとともに進行したといってもいいぐらいです。PHスタジオはBankART 1929事業で忙しく、、まったくといっていいほど制作活動ができていませんが、久しぶりの発表・再会の日になります。もしお時間ある方はどうぞいらしてください。

1000の言葉よりも

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昨日より「1000の言葉よりも ジブ・コーレン報道写真展」(UPLINK主催)がBankART 1929 Yokohamaの3Fスペースにてはじまりました。連日取材の対応をされているジブさんですが、来日した翌日に東京・秋葉原で起きた事件に関して、報道写真の在り方に関して質問を受けられているそうです。ドキュメンタリー映画『1000の言葉よりも』の公開(6月14日より東京都写真美術館ホール)と共に、展覧会も是非ご覧下さい。