BankARTで開催する卒業展のパブトーク、昨日の夜に、日本工学院専門学校のトークを行いました。教員の山田盛久先生、会場構成担当の飛鳥田宏子先生、学生の申ウチョルさん、その申さんの作品でコラボレーションした近沢レース店の近澤宏明氏がゲストで、お話いただきました。
今回、学生代表でお話いただいた申さんの作品のように、出品する学生の作品の多くは、企業とコラボレーションが実現しており、製品化に向けての現実的な視点で制作を行っているようです。そのお一人である近澤さんも、横浜の一企業として、ものづくりの可能性を拡げる試みで協力したとおっしゃっていました。
続・朝鮮通信使研究会
スクールの文脈でスタートした「 続・朝鮮通信使研究会」。
食、交通、衣、書画/美術、演劇ダンス、音楽、倭館など、いくつかの研究グループごとに分かれて本格的に調査、研究をはじめています。「水陸両用バス」、「倭館再現」、「韓国には有名な詩人が多い」、今年秋にツアーを行う、韓国国内の新コースのためのキーワード「韓国は昔から温泉がたくさんある」「新しく展開しているオルタナティブスペース」など等。皆、楽しげなプログラムを計画しています。
予定では、今回がとりあえず最終回でしたが、第二期の研究会が続行されます。次は、3.11(金)から。
再び隔週で行っていく予定です。
「続・朝鮮通信使研究会のブログ」も新規設立!(http://bankart-tongshinsa.seesaa.net/)
できたてほやほや、これから情報がどんどん追加されていく予定です。ぜひご覧下さい。
TPAM in Yokohama 開幕
TPAM in Yokohama が開幕しました。関内外地区の創造界隈のあちこちで開催していますが、
BankART Studio NYKでは、17日よりARICAをはじめとして指輪ホテル、d’UOMOの公演でスタートしています。今日は、BankART主催でウェルカムパーティを開催。TPAMの出演者、関係者、観客の皆さんをお迎えして乾杯です。国内外から大勢のチームが集まり最後まで賑やかでした。
今週末は公演が続きます。入場無料のショーケースもありますのでぜひ御来場ください。
下の写真は、NYK 2Fで行われているイギリスのチーム「Subjec to_change 」による『Home Sweet Home』。大きな地図のキャンバスに来場者が100円で家制作キッドを購入し、組み立て、街をつくっていきます。子供も大人もたくさんの人が自分たちの街を楽しそうに
一生懸命つくっていました。
台北TAVよりChen Yi-Huei来日されています!
2月10日に台北市横浜市芸術家交流事業により、Chen Yi-Huei(陳怡慧/チェン・イーホエイ)さんが来日されました。4月末までの約3ヶ月間の滞在になります。今日は、台北在日経済文化代表所横浜分室の李明宗所長にご挨拶に伺いました。左から2番目が李所長。その隣が陳さん。
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その後、横浜市役所へ行き、APEC創造都市事業本部へもご挨拶。一番左が秋山部長。隣が陳さん。
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陳さんが来日して1週間程が過ぎました。BankARTで行われた女子美の展覧会や、BankARTやKAATなどの創造界隈の各施設で行われているTPAMの公演などを見に行ったり、すっかりこちらの生活を満喫している様子。同時に滞在中に制作する作品の素材として、いろいろなところで音を集める作業も精力的に行っています。
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NYKのエレベーターの音も採集中。
陳さんの情報は随時このBlogでも、ご報告していきたいと思います。
これからどうなる?ヨコハマ研究会
横浜市の都市政策に深く関わり、創造都市構想の生みの親のひとりでもある、故北沢猛氏(アーバンデザイナー)の志を引き継ぐかたちで始まった研究会。3年前のUDSY(アーバンデザインスクールヨコハマ)、そのあとのUDCYへの動きをリレーしていることは確かだが、今回は、もう少しボトムアップ方式で議論していこうということで新しく参加者を募った。村田真スクール校長も研究会冒頭に「横浜のテーマに高い関心があり感激している」と述べたように、約80名の参加者が集まり、高い温度の中、初日がスタートした。コーディネータは、佐々木龍郎氏と馬場正尊氏、他。秋元康幸創造都市事業本部部長(あくまでも個人参加)からの主旨説明に続き、ひとり45秒の自己紹介。火曜のゼミで佐藤澄子さんが行った方法を早速真似させてもらって(ブログ参照)、B4コピー用紙3枚で、名前、出身地、チャーミングポイント、興味のあること(テーマ)を各自プレゼンテーション。佐々木さんからは、予測されるテーマを前もってある程度、説明させてもらっていたけれど、ほとんど誰も見向きもせず、各人、独自な語りと視点でスピーディにリレー。約1時間続いた自己紹介はまったく飽きなかった。本当に面白い人たちが集まったものだ。
事務局としてはテーマ設定、グループ分け等、これから難題を抱えるが、こんな人たちといっしょにゼミを行うのだから、緊張はするが、本当に楽しみなプロジェクトだ。
女子美スタイル☆最前線 @BankART Pub
2月11日(金・祝)からスタートする女子美術大学学外選抜展「女子美スタイル☆最前線」について、開催に先駆けて、大学院美術研究科教授の面出和子氏をゲストにお招きし、Pubトークを行ないました。
今回の展覧会では、「芸術・社会・女性」をキーワードに教授の杉田敦氏を中心にしたキュレーションチームが、全卒業・修了制作作品から約120点選出し展示します。初日のオープニングパーティなどイベントも盛りだくさんです。
女子美術大学は女性の入学できる美大として、また私立の美大として日本で初めて創立された歴史ある大学。今も活発に活動し注目を集める美大の一つですが、今回のトークでは、やはり「女子」という言葉がキーワードになりました。来場者から「女子大ならではのメリット、デメリットは?」「男にはない女性の視点はどんなところ?」「全国の美大も女子化している」などの質問や意見が上がり、盛り上がりました。
今回の展覧会も女子美ならではのパワー溢れるのびのびとした作品がご覧頂けると思います。
女子美スタイル☆最前線
2月11日(金・祝)-14(月)
11:30-19:00
◆オープニングイベント
2月11日(金・祝)17:00-
□佐野ぬい学長によるライブペインティング
□JOSHIBI レインボー・アワード
ゲスト審査員
葛西薫氏(アートディレクター)
小山登美夫氏(小山登美夫ギャラリー/ 明治大学国際日本学部特任准教授)
曽我部昌史氏(建築家/神奈川大学工学部教授)
KIKI(モデル/女優)