大野一雄フェスティバル2010 開幕

2004年から始まったフェスティバル第7回目がスタートしました。BankART Studio NYKの2階で「大野一雄の世界」展、3階をシアターにして様々の公演を繰り広げます。オープニング公演は、「Hallelujah!」(ハレルヤ)、笠井叡、高井富子、創作ダンスひまわり会で幕を開けました。先日まで、朝倉劇場だった3C Galleryのレイアウトを変え、「舞台を囲む客席」のある劇場にしました。晩年の大野一雄さんも、いつも360度観客がいる空間で踊っていました。空間を母の胎内に見立て、前も後ろも全部ひとつの世界という考え方でした。背中もひとつの世界です。そのせいか、「背中しか見えない」というクレームはなかったそうです。公演の後は、2階展示会場で、パーティを催しました。

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舞台を囲む客席

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笠井叡 

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創作ダンスひまわり会

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高井富子

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「アフリカx日本x世界:暴力を平和に変える空間」2日目

2日目となる、「アフリカx日本x世界:暴力を平和に変える空間」のイベントでは、「平和の空間」とは一体何かという視点で展開するシンポジウムを開催。ゲストで来日している建築家でモザンビーク共和国元文化大臣のジョゼ・フォルジャズ氏、ザンビア共和国家作り職人のムビータ・ムビータ氏によるレクチャーの後、グループにわかれてディスカッションしました。空間的ハード的な方法論だけではなく、人が豊かにくらすためにできるソフト面のアイディアも飛び出しました。最後に、プロジェクトの締めにアフリカンドラムが演奏され、リズムに合わせて皆さん踊りだし、みんなで輪になって終了となりました。2週間のプログラム、お疲れさまでした。

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「アフリカx日本x世界:暴力を平和に変える空間」1日目

「暴力の空間」を「平和の空間」に変えるために何ができるのかを、アフリカからゲストを招き、国際的に多様な参加者同士で話し合い、実践しながら学んでいくプロジェクト。11月1日から京都、石見銀山、広島、篠山と、日本各地を回り、最終地点としてBankART Studio NYKで2日間にわたりワークショップ、シンポジウムを開催しました。
1日目は、街を計画するワークショップ。「違う価値観を持つ者間の共生」や「限られた農地、限られた燃料などの資源供給、領域侵略」などといった紛争を想定し、グループごとにストーリーを考えながら粘土や段ボール等を使い街の模型を制作しました。グループワークの後は講評会。発表された作品は明日のシンポジウムでも展示されます。

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アルメニアの風に吹かれて

BankARTではおなじみのパーカッショニスト加藤訓子さんとアルメニア人バイオリニスト、モブセス・ポゴセシアン氏のコンサートがありました。PAは使わず、完全に生音で空間の響きを活かした美しい演奏でした。アルメニアという所がどんなところなのかまったくイメージできないのですが、ポゴセシアン氏の微妙にざらついたバイオリンを聞いていると、なんとなく風の感触がすーっと背中あたりを通ります。いつかアルメニアを訪れることが出来れば、きっとこの日のことを思い出すでしょう。

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BankART Pubの焼き菓子

BankART Pub、cafe timeのメニューには「LE CHANTIER」の焼き菓子があります。オーナーの久米さんは以前、食と現代美術で出品していただいた方でもあります。
現在は濃厚なブラウニーショコラ、ほんのり塩味の効いたふんわり食感のメープルバナナ、屋久島産の「たんかん」を使用したオレンジスライスジャム、季節限定のマロンの4種類。これらは最初から最後まで全て久米さん一人で作っているとのこと。手作りのなんとも優しい味わいのケーキです。

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写真はメープルバナナ。
食器は馬車道にあるギャラリー卯甲さんのお皿を使っています。
ティータイムのお茶のお供にいかがですか?

また、来週からは冬の定番「おでん」はじめます。お楽しみに。

搬出中

約2ヶ月にわたり、開催してきた大規模な展覧会「朝倉 摂展 アバンギャルド少女」が終了し、展示されていた作品群を搬出中です。大きな模型が展示されていた3Fの空間もこの通り。膨大なドローイングや資料もまとめて梱包され、朝倉アトリエに返されます。

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来週末から始まる大野一雄フェスティバル2010の開催にむけて、また搬入の作業がはじまります。

『ハーブ&ドロシー』佐々木芽生監督×フクヘン。トークショー開催

映画『ハーブ&ドロシー』の公開に先立って、佐々木芽生監督とフクヘン。(元雑誌BRUTUS副編集長鈴木芳雄さん)のトークイベントが開催されました。この映画は、佐々木監督初のドキュメンタリー作品。マンハッタンに暮らす郵便局員と図書館司書のごく普通の老夫婦が40年の歳月をかけて集めた4000点ものアートコレクションを国立美術館に寄贈するドキュメンタリー。
ハーブとドロシーの人柄のお話はもちろん、ジャンクアートで有名なジョン・チェンバレンへのインタビュー、音楽のオーディションでの苦労話、映画への想いなどなど、監督ならではのリアルなお話をお聞きする事ができました。
一方、雑誌『BRUTUS』の現代アート特集を作ってきたフクヘン。は、一般的な素朴な「現代アートってなに?」という疑問にこれまでの取材写真を交えて、話していただきました。
終了後は、サイン会と乾杯。とても楽しい会になりました。
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『ハーブ&ドロシー』は、11月13日(土)に渋谷イメージフォーラムで封切りとなります。全国で順次公開の予定です。横浜でもジャック&ベティで上映されます。必見です。

BankART Schoolの受講生募集が始まっています。

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今月19日から始まる大野一雄フェスティバル関連講座や横浜市地球温暖化対策本部と取組む「グリーンメディア」の講座、60歳以上の方を対象とした現代美術講座やアートと法律関連、また作品制作のワークショップと、今期のスクールは、実践的なラインナップ。
【月】「大野一雄」から考える 
【火】「グリーンメディア編集長リレートーク2010」
【水】アラカンから始める現代アート-現代美術なんかこわくない!-
【木】 Arts and Law「新しいアートと法の話をしよう」
【金】続・朝鮮通信使研究会
【土】 松本秋則「サウンドオブジェを創ろう」
水曜日の講座は、なんと横浜市民割(半額)が適用されます!
11月15日の週からのスタート。
詳しくはHP(http://www.bankart1929.com/)のwaht’s newをご覧ください。
皆様のお申込をお待ちしております。

文化の日

今日は文化の日。
馬車道ではお祭りが開かれていたり、気持ちのよい秋晴れという事もあって、とても賑やかな一日でした。開催中の朝倉展も多くのお客様にご来場いただきました。子供たちも大勢来館。朝倉さんのドローイングに興味津々。特に「沢田研二コンサート」の壁画や「変化道成寺」の妖怪の衣装のスケッチに興奮していました。
展覧会もいよいよ終盤。テレビ神奈川のハマランチョ効果もあり、最終週の展覧会はさらに盛り上がりそうです。

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TPT 公演 The Showcase 2010 – スプーンリバーthe musical 開幕

朝倉摂展最後の1週間、TPT公演は、グスタボ・ザジャク構成・振付・演出のミュージカルです。美術はもちろん朝倉氏。こんなに近くで歌と踊りを体感できるミュージカル公演は他にはないのではないでしょうか。喜怒哀楽がはじけ飛ぶあっという間の90分です。ところで、ミュージカルは本当はミュージカルズ、musicals、複数なんだぞ、と昔英語の先生に教わったのを思い出しました。音楽的ということではない、音楽音楽また音楽、踊り踊りまた踊り、どこまで続くか分からない無限感が心地よい。これがミュージカル(ズ)です!
展覧会最終日11月7日まで毎日19:30から開演。

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