NPO日本都市計画家協会神奈川支部主催の神奈川まちづくり会議が開催されました。
神奈川県内で地域まちづくりに関わる方々が集まり、「活動の拡げ方」や「活動資金のつくり方」「自治体や行政との関係性づくり」などなどテーマ別にテーブルセッションを行うとともに、これまで活動してきた事例や今後の方向性について語りあいました。
日本都市計画家協会では、各地のユニークなまちづくりに「日本計画家協会賞」を贈っており、これまで神奈川県内での受賞団体は7団体もあるそうです。参加されていた皆さんとても積極的で、活発な意見が飛び交っていました。
桐山の家の冬じまい
夏に開催された大地の芸術祭。BankARTでは「桐山の家」をオープンさせました。鈴虫が鳴いていたあの夏の日からもう妻有は冬の季節です。
今回、桐山の家の冬じまいのために妻有へ向かいました。
駅からの道行き、収穫後の棚田には水が張っていてとてもきれいに見えました。桐山に着くと、道標になっていたコモレビデザイン+共同アトリエの照明がぽつんとしていました。
夏の光景を思い出します。みんなに応援されて、子供が汗をかきながらかき氷自転車をこいで楽しんでいました。電話工事の方がアシナガ蜂に刺された事がありました。もう空の巣です。
桐山は晴れていました。雪もまだありません。
それでも曇るととても寒かったです。
17時過ぎには、真っ暗。
実験的にグレーチングで雪囲い。
お風呂の窓からきれいに月夜が。ゆっくりつかる時間がなくて残念でした。
元栓をしめて水抜きをして終了。
また桐山の家でみなさまを迎える日を楽しみにしています。
冬
国際映像祭が終わり、現在搬出が続いている。映像祭で、半透明の遮光フィルムを窓に使用し、港の風景を取り込みながら展示を行っていたのはとてもいいなと思っていたが、塞いでいた窓が開き、実際に室内に光が入ってくると、また特別の開放感がある。
北に位置するBankART Studio NYKの冬、陰鬱で暗い感じがするかというとそうでもない。むしろ河面からの反射光が、常にテラスを照らし、気持ちのよい空間を提供してくれるのだ。今日のような風のない冬の日は本当にいい。
さっき、12月は少しは暇かと思って、年末年始のことをみんなで話あっていたら、イベントや展覧会、リーフレット、本の入稿等あり、予想より沢山の仕事が残っている。
あーあ。こんな日は猫のようにテラスで一日うとうとしたいのだけれど。
台北に行く、横浜のアーティスト募集中
毎年行われている台北市と横浜市のエクスチェンジプログラム。これまで8組のアーティストがそれぞれの都市を行き来し、3ヶ月の間滞在制作、発表を行ってきました。5回目を迎える今年、只今、台北へ行く横浜のアーティストを募集中です。台北からは周育正さんの来日が決定しています。
このプログラムによって生まれる作品には、それぞれの土地柄が鮮明に写し出されているように感じます。今年はどんな作品が出来上がるのでしょうか。楽しみです。
エクスチェンジプログラム募集についての詳細はホームページのWhat’s newをご覧下さい。
皆様のご応募をお待ちしております。
http://www.bankart1929.com/
「HAMArt!」編集会議中
BankART school 8-9月期で開講していた福住廉さんの講座「アートの綴り方」。スクールでは4回目の講座になりますが、この講座で恒例となったフリーペーパー「HAMArt!」もvol.4発刊に向けて、有志で集まった受講生たちが今日も編集会議をBankART Pubにて行っています。
「横浜」と「アート」をキーワードに、講座で学んだ自分なりのアートの綴り方を書いていきます。vol.1、vol.2と続き、昨年発刊されたvol.3は横浜トリエンナーレ特集でした。
今回のvol.4はいったいどんな内容になるのでしょうか。
福住さんを筆頭に、今回の受講生はもちろん、前回の受講生も参加しています。出来上がりが楽しみです!
あっ、山川冬樹だ
ヨコハマ国際映像祭に山川冬樹さんのThe Voice-overという作品が展示されています。真っ暗な中で流れる声、どこかで聞いたような声はあのテレビアナウンサー山川千秋。ニュースを読み上げる声と1970年代から毎年毎年のニュース映像がモニターに映し出される。時々、お父さんとこどもが話す声がボイスオーバー。そして突然、死のような沈黙。見終わって、なんだか取り残されたような不思議な感覚に揺すぶられました。映像というのは「像」を「映す」影かと思いましたが、この作品の「映像」は現実の出来事のようでした。
そういえば、数年前にNYKホールで山川さんのパフォーマンスがありました。その時もすばらしかった。写真とチラシです。