Landmark ProjectIIIの展示の記録写真を撮りました。嵯峨美という喫茶店に展示した泉太郎さんの作品には、ゴキブリがインスタレーションされていて、店員の控え室だったのであろう、一番奥の部屋の事務机の上のゴキブリは、とりわけ大きく異彩を放っていました。また、お隣の手芸屋さんの話では、15年間ぐらい空いていた場所であったという、高橋啓祐さんの映像作品を展示したスペースをファインダー越しに眺めると、当時、ゲームセンターであった頃の空間と人が遊んでいる姿がなんとなく思い浮かびました。何かタイムスリップしたかのような、不思議な感覚が呼び戻ってきました。
31日にLandmark ProjectIIIは、終了しました。
アフリカ開発会議終了
横浜でのアフリカ開発会議も終了。
BankART 1929でもいくつかのイベントを主催・連動した。
ナショナルジオグラフィックの写真展とニブロールの高橋さんたちのよる
インスタレーションからなる「希望の大地展」。
TICAD関連のスクールの開催。
ルワンダの工事中NYKでのセルフ劇。
最後に長浜ホールと連動した高校生中心のミュージカル。
↑↓市内の高校生、市民をスタッフ・キャストにしたライブミュージカル「やし酒のみ」
なぜ今、横浜でアフリカ?と思うかもしれないけど、
とりあえずリスポンスすることは意味がないとは決しておもわない。
アフリカとの関わりをBankART はここからスタートすればいいのだと思う。
オフィスの窓から
北仲BRICK & WHITEにアーティストやクリエイターがいたのが1年半前まで。暫定使用期間が終わって、アーティストたちはZAIMや本町ビルに引っ越したりしていき、誰もいなくなってしまいました。しばらく動きが止まっていたかのような北仲地区が、急に動き出したと思ったら、速い早い。北仲ホワイトの隣奧にあった、BankART Studio NYKに似た帝蚕倉庫があっという間になくなってしまいました。毎日オフィスから解体の様子を眺めています。今日も小雨の降る中、クレーン車やパワーショベルがもごもご動いています。観覧車やインターコンチがよく見えるようになりましたが、みるみる変わっていく景色に、少し寂しい感じもします。雨だし。今日で「アフリカ希望の大地展」も終わります。
BankARTschool 授業中!
バンカートスクールは日曜日をのぞくほぼ毎日19:30から2時間の授業を行っています。
昨年までは、NYKにあったカフェリブの部屋を教室に使用していましたが、改修工事中は、 1929 Yokohamaに場所を移して授業を行っています。
今夜は、横浜市芸術文化振興財団専務理事をつとめる加藤種男氏による講座が行なわれました。
「非営利投資論:メセナの種まき日記から」と題し、メセナとアートの関係についてレクチャーしてくださっています。
2ヶ月、同じ曜日の計8回の授業で、定員も20名までの少人数生のクラスのため、講師と受講生の距離も短く、ディスカッションも盛んに行なわれています。
授業終了後は、1FのPubにて先生やクラスメイトとお話しながらみんなでお酒を飲んでアフタースクールが続きます。。。
かもめ荘 屋上野菜園
かもめ荘にある深沢アート研究所・カブさんの屋上野菜園で野菜の水撒きをしていると、ブラジルかどこかの大農園で農作業をする裸足の少年のことを思い浮かべます。そして、その少年が世界の都市のどこかにあるビルの屋上で、同じように野菜を育てている人がいることを思い浮かべてくれたらいいなと思いました。今日は裸足で水を撒きました。防水のシートが熱くて、足の裏がちくちくしました。
「明日世界が終わるとしても、私は今日りんごの種を蒔くだろう」と言った人がいるとかいないとか。水撒き、プランテーション、子ども、貧困、足の裏、自由、未来、破滅、希望、命、、、、。
15分間の水撒きの時間。大冒険の時間。
The Investigation 特別プログラムTICAD×Renovation Project vol.4
25日(日)のThe Investigation 特別プログラムTICAD×Renovation Project vol.4を観て下さった方からメールが届きました。
「本日の公演、とても素晴らしいものでした。
前半はシリアス、後半はパワフルでエネルギッシュ、
アフリカ文化の陰と陽を感じることができました。
後半の土取さんとのセッションは、エモーショナルで感動しました。
まるでクラブに来ているかのような雰囲気で圧巻でした。
彼らのパフォーマンスは、ワールドクラスですね。
また来日して欲しいです。ぜひ呼びたいです。
良い週末になりました。ありがとうございます。」
ウルヴィントーレの皆さんは今日、帰国されました。あっという間でしたが、私たちスタッフも何か体の深いところに残るものを感じています。日本のお寿司の味も、忘れないで欲しいです。
また会う日まで!ムラコゼ!(ありがとう!)
BankARTスクール公開講座 - 北川フラム氏公開オープンレクチャー
BankARTスクール公開講座として、また現在開催中のTICAD 関連「アフリカ希望の大地」写真展の関連プログラムとして、北川フラム氏による公開オープンレクチャーがおこなわれました。幅広いフラムさんの仕事の中でも、特に1988-90年にかけて全国194ヶ所を巡回した「アパルトヘイト否!国際美術展」に焦点をあててのレクチャー。当時この展覧会の巡回先を探し 全国各都市の奔走されていたときに、先方へのプレゼンテーションのために背中に背負って歩いていた牛島達治氏制作のトラック(ゆりあぺむぺる号)の模型も特別にご披露いただきました。当時の状況や、苦労話などのお話は、芸術を志すもの、またコーディネートしていこうとするものたちにとって、勇気を頂く力強 いメッセージとなりました。
「アパルトヘイト否!国際美術展」に関しては、北川フラム氏の著書「希望の美術・協働の夢 北川フラムの40年 1965-2004」にも掲載されてます。聞き逃した方は、是非!
嬉々として、リモコンのコントローラーをさわる北川氏。
The Investigation [追求] – いよいよ明日から。
5月21日の朝日新聞にThe Investigationの記事が掲載されました。
いよいよ明日から、改修工事中のBankART Studio NYKを舞台に3日間の公演が始まります。
詳細はBankART1929 HP、「What’s new」から。http://www.bankart1929.com/
■ご予約・お問い合わせ
BankART1929 オフィス
info@bankart1929.com Tel:045-663-2812
25日(日)のご予約は終了致しました。その他の公演も残席僅少のため、ご予約はお早めに。
The Investigation [追求]
アフリカ44ヶ国の首脳が来日、第4回アフリカ開発会議が横浜で開催されます。アフリカ関係の様々の催しが行われる中、BankART1929ではルワンダ共和国のアーティスト集団ウルヴィントーレを招いて、工事で閉館中のBankART Studio NYKでThe Investigation 【追究】を上演します。
The Investigationは原作ペーター・ヴァイス、1963年にフランクフルトで行われたアウシュヴィッツ裁判証言記録を元に書かれた戯曲です。 2005年ルワンダの首都キガリで初演されてから、世界中で話題になった作品の本邦初演。工事中の構内で、どんな上演がされるのでしょうか。期待と不安が交錯する日々です。
(つづく)
BankART スクール公開講座
今月28日-30日にかけてTICAD IV(アフリカ開発会議)が横浜で行われます。
それに伴い、横浜ではアフリカ関連の催しがあちこちで行われていますが、BankART school でも
アフリカに縁のある方々を招いて講座を開いています。
今回は、JICAアフリカ部長の黒川恒男氏。
「アフリカ支援と今後の課題」と題して、アフリカの紹介、具体的なJICAでの活動、成果、今回のTICAD IVの意義についてお話しいただきました。
一口にアフリカと言っても言語・宗教・気候が非常に多様であること、貧困のイメージが強いけれども実際は経済成長を維持していること、エチオピアのバラ栽培が産業として成功しており、日本に年間500万本も輸入されていることなど、興味深いアフリカの現状を聞くことができました。
支援だけでは不健全、投資を呼び込む下支えとしてJICAの活動を行うという言葉が印象に残りました。
BankARTでは、引き続きレクチャーが行われます。
5/23(金)京都の約束プロジェクト実行委員会の川島悟一氏、5/24(土)は北川フラム氏をお招きして「アパルトヘイト否!国際美術展」についてお話しいただく予定です。
詳細はHPの最新情報をご覧下さい。
皆様のご参加をお待ちしております。
お申し込み・お問い合わせ
BankART1929 オフィス
info@bankart1929.com
Tel:045-663-2812
http://www.bankart1929.com/