【新・港村】「”最後のテレビ”から愛をこめて」開催

今日は最後のテレビ主催で伊丹十三のテレビ視聴会が行われました。
普段から会場全体に設置されたアナログテレビへの放送が行われていますが、この日はAゾーンのスクール校舎を中心にさらに多くのテレビが設置され、会場全体がアナログ電波に支配されていました。

【新・港村】世界のアートイニシアティブから6

新・港村では、「海外のアートイニシアティブチーム」を数多く招いていますが、
そのレクチャーシリーズの第6弾。
今回は韓国の2チーム、アジアのコンテンポラリーアートの新しいプラットフォーム、ダイナミックなアートマーケットの展開を進めているAlternative space LOOP(オルタナティブ・スペース・ループ)のソ・ジンスク氏。パブリックアート、コミュニティデザインを主要な活動分野とするFREEZOOM(フリーズーム)のユ・ダフィ氏が登壇。これまでの活動の紹介、今後の展望についてお話をいただきました。

【新・港村】TETSUSON韓国チームによるプレゼンテーション開催

今日はDゾーンの倭館でTETSUSON韓国チームが活動を行いました。まずはスタッフミーティングタイム、続いてプレゼンテーションを行っていただきました。倭館の縁側にこれまでの活動をまとめた資料なども展示されていますので、是非こちもご覧ください。

【新・港村】「Out of frameーパニック映画の現実ー」を開催

東京造形大学のCS-labという学生コミュニティー企画による、
「Out of frameーパニック映画の現実ー」を新・港村Dゾーンにて開催いたしました。

このイベントはゲストによる対談と平行して映像、音響、パフォーマンスが断続的に進行するという試みです。
これは今までのイベント形式にとらわれることなく、その場で起こるズレや揺らぎを呼び込むことで、映画のフレームの外に確かに広がる現実や災害、社会との関係を思考できないかと考え企画いたしました。
まず、対談にはメディアアーティストの沖啓介氏、社会学者の長谷正人氏、映画監督の諏訪敦彦氏の三氏にご登壇して頂き、パニックをキーワードに、20世紀における映画の位置づけと、そこから相互的に変革する社会や、『メトロポリス』をはじめとする映画的な想像と建築による現実化、また、映画が予期した未来がまた現実によって転倒するなど、領域を横断する話にまで至りました。
さらにパニック映画の断片から取り出された映像と音響、パフォーマンスは、新・港村内の建築物に映し出され、反響することで多重的な空間を生み出せたのではないかと思います。
三氏のお話と映像、音響、新・港村のロケーションが混ぜ合わさり映画や建築などに広がった本企画。
来場してくださったみなさまの様々な「フレームの外」を少しでも想像する糧となったことを願います。

東京造形大学CS-Lab 田村基/坂本悠

【新・港村】AAF cafe vol.9 開催

今日はDゾーンの自由広場でAAF主催による、AAF Caféが開催されました。
AAF Caféは、AAFが注目するゲストを招いて、アートの新たな可能性を議論する場。
今回はコーディネーターを芹沢高志さんがつとめ、1990年代前半より現在に至るまで、独自の歩みを続けてこられた二人のアーティスト中村政人さん、藤浩志さんのお二人の対談。方法論も手法もまったく違うお二人の対談に皆、熱心に耳を傾けました。

【新・港村】世界のアートイニシアティブから5

新・港村では、「海外のアートイニシアティブチーム」を数多く招いていますが、
そのレクチャーシリーズの第5弾。
今回は香港から、国際的な実験演劇カンパニー。アジア演劇界で最も刺激的な活動を展開しているZuni Icosahedron(ズニ・イコサヘドロン)のダニー・ユン氏、オーストラリアから国際的なアーティストインレジデンス事業を展開しているArtspace(アートスペース)のマーク・フィーリー氏が登壇。これまでの活動の紹介、今後の展望についてお話をいただきました。

【新・港村】「新・港村の建築」vol.11

スーパースクール「新・港村の建築」の第11回目。今回はCゾーンの新・港村ホールを設計した手塚貴晴さんを講師に迎え、これまでの代表的な住宅や保育園の建物のご紹介をいただきました。今回の劇場での苦労話や一緒につくった学生さんからもお話を聞きながら授業は進行。最後は劇場で手塚さん自らピアノ演奏で締めくくりました。

【新・港村】「新・港村の美術」vol.11

スーパースクール「新・港村の美術」の第11回目。今回はアーティストの丸山純子さん。
丸山さんは旧第一銀行隣にある第二工区の広場にて作品を展開していますが、その紹介を中心にお話していただきました。この作品は新・港村でも、Dゾーンのカフェ奥のスペースに映像作品としても紹介をしていますので、こちらも是非ご覧ください。

【新・港村】大野一雄フェスティバル2011 Special Program「新・港村版 御殿、空を飛ぶ」

今からもう17年前、大野一雄と舞踏家、音楽家、写真家ら総勢100人を越える参加者とともに「御殿、空を飛ぶ」という公演が、当時まだ廃墟のようであった新港埠頭の3号上屋で行われました。その倉庫は取り壊されてしまいましたが、今回は、同じ新港埠頭の新・港村で、「新・港村版 御殿、空を飛ぶ」を開催しました。それぞれの出演者が新・港村のいろいろな空間を使い、観客は移動しながら見ていく回遊型公演です。 

最初は暗い水辺をバックに抽象的な動きを展開する大橋可也& ダンサーズ

Aゾーンの未来都市で背中に宇宙を描く男、村田峰紀さん。バックに流れるのは土方巽の肉声ではないですか。

Cゾーン、動物園に現れた創作ダンス、アンサンブル・ゾネ。

新・港村ホールでは、なんとボクシングの世界チャンピオン李冽理が登場。
ダンスのフェティバルなのにボクシングやってる、 と思っていると、ベーシスト井野雅義さんと岡登志子さんの即興が始まる

Dゾーンはがらりと変わって、学ラン姿の梅棒の群舞とフォーマルスーツの大野一雄舞踏研究所研究生がバラの花を持って踊る。 大野慶人さんがバケツを持って現れるて消える。なんだかますます不思議なことに。 アカペラで歌う赤い靴ジュニアコーラス。じつは1993年の公演に出演した人たちだそうです。

最後は海をバックにウサギの耳の大野慶人さん、大野一雄の指人形も登場して終幕です。