桐山の家リポート(BankART妻有)冬支度 11月22日

桐山の家の冬支度をしに、新潟まつだいの妻有へ。景色はもうすっかり木枯らしが吹きつける寒い冬へと変わろうとしていた。屋外の作品を部屋にいれ、室内の清掃を行い、建物全体の窓の雪囲い作業。今冬は大雪になりませんようにと願いつつ、玄関の戸の鍵を閉め、最後に入口を木材で囲った。
今度訪れるのは、雪がとける4月の中頃だ。

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国際交流女性現代美術展

主に日本と韓国(光州市)の女性ばかりの50名が参加している国際交流女性現代美術展「アートの断面ーA Cross Section of Art」が、3Fで開催されているいる。雨にもかかわらず、初日から多くの人がいらしている。
入場料は無料。

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「中平卓馬 お別れの会」 11月8日

この9月に77歳で亡くなられた写真家、中平卓馬氏のお別れの会が行われた。
生前、中平氏は、付き添いの方を伴いながら、横浜の街のスナップを撮り続けた。その合間に、BankART Studio NYKに立ち寄られることが何度かあった。また2011年には、「BankART Life 3-新・港村」(新港ピア)で開催した「横浜プレビュウ」に横浜のスナップの一部を展示していただいたこともある。
この日、3Fのコンクリート打ち放しの空間に、中平氏の写真や映像記録などが、点々と配され、愛用されていたカメラとともに祭壇が設けられた。たくさんの写真家や関係者に愛された中平さんだから、この会にも多くの人々が訪れた。会の最後に、あがた森魚さんが、祭壇の前で「赤色エレジー」を熱唱。
ジーンズに赤いジャンパー、赤い帽子の中平さんは、今でも私たちの中にいる。

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BankARTStudio NYKにて photo:Hiroshi Fujii

宇徳ビルヨンカイ シンポジウム 11月8日

11月7日〜8日に開催された「関内外OPEN!7」に合わせて、アーティスト・クリエイターの集合拠点である「宇徳ビルヨンカイ」主催のシンポジウムがBankART Studio NYKのKawamataホールで開催された。テーマは「ヨコハマでクリエイティブに生きるとは?~北仲から10年、この先10年~」。
2005年横浜の創造界隈拠点として誕生した北仲BRICK&WHITE。そこで活動を始め、長きにわたり活動するクリエイターたちのインタビュー映像も含めて、横浜で活動すること、その可能性について語りあった。このゾーンに増加してきているシェアスタジオについて、その成り立ちと今後について考えさせるミーティングであった。

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都市に棲む〜BankART1929のアクティビティ 光州市立美術館11.6-12.3 その1

韓国光州市の光州市立美術館で開催中のBankART1929の展覧会の様子。
今回は、作家の仕事を紹介する展覧会ではなく、BankART1929の日常の活動、空間の雰囲気、都市との関わりを
プレゼンテーションした。受付、カフェ&パブ、ショップを、BankART Studio NYK本体に近いサイズで再構成。椅子等は、光州で行なった「椅子プロジェクト」で、市民から提供してもらったものだ。空間全体に響き渡っているのは、松本秋則の竹の作品。複雑な白い壁面で構成されている映像の部屋は、高橋啓祐が担当。これまでBankARTで行なった大型の展覧会やイベントの記録が、4台のプロジェクターを駆使して再構成されている。BankART Studio NYK本体の改修設計を担当してくれたみかんぐみ、受付周りの設計等を担当してくれ小泉アトリエ等も参加。この2チームは創造都市の展開として、黄金町、寿町でのプログラムも紹介してくれた。開発好明は一年後に配達される「未来郵便局〜韓国編」で、皆さんを楽しませてくれている。
巨大なアジアハブセンターも11月25日には正式にオープンする。光州方面へでかけられる方は是非!
会期11月6日〜12月3日(月曜休館)10時〜18時

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横浜国立大学大学院Y-GSA & UNICORN SUPPORT SYMPOSIUM+PARTY 11月3日(火)

Y-GSA(横浜国立大学大学院 建築都市文化専攻 建築都市デザインコース)と円錐会の主催でシンポジウムとパーティーを2Aギャラリーで開催。
円錐会とは、横浜国大の卒業生で設計に関わっている人達のOB会であり、今年度で15年目を迎える。
そのY-GSA、円錐会の設立においてリーダシップをとられた北山 恒教授が今年度で退任されることもあり、その退任記念とY-GSAと円錐会の交流を深めるために会が開かれた。
シンポジウムでは、北山氏の30年間における横浜国大での建築教育のこれまでを振り返りながら、これからの日本の建築教育のあり方について議論していった。パーティーでは、同期や教授の方々との久しぶりの再会の場、そして先輩後輩たちとの出会いの場という、またとない貴重な会となった。

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光州市立美術館 準備編10.30〜11.2

10月30日
高橋さんの担当するメイン映像室の組み立てを完了。全体のインスタレーションの雰囲気はちょうどBankART Studio NYKの1Fのような感じ。ソファーで一休みしているとBankARTにいるような気がする。
たまたま今日は、高橋さんの誕生日。お店の人に頼んで、サプライズお祝い。

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10月31日
今日はショップの書籍やBankARTのコレクションの展示、ポスターや写真等の作業。新しく英語(+日本語)で編集したBankARTの10年の記録、コンセプトブックからのエッセンス文を韓国語に訳して表示。

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11月1日
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11月2日
参加作家の松本秋則さんと開発好明さんも到着。
松本さんの竹の作品がインストールされ、開発さんの一年後に日本か韓国に到着する未来郵便局も設置された。

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