北仲WHITE

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オフィスの窓から見える、北仲WHITEはここ数日の間に工事用パネルに覆いつくされてしまいました。
隣にある北仲BRICKは保存活用されますが、北仲WHITEはいよいよ解体されてしまうようです。
1926年に建てられてから、帝蚕倉庫事務所として使用されて、アーティストや建築家、クリエイターが使用していたのはたった1年半と短い時間でした。ここから多くのことが生まれ、さまざまなきっかけをつくる拠点となった場所です。
北仲WHITEとBRICKプロジェクトが終わる時に、写真家の鈴木理策さんが入居者と建物の写真を撮影してくださいました。
その写真は、BankARTのオフィスの壁にもかけられています。
建物がなくなって新しい建物が建っても、この写真を見るとWHITEのことや北仲でのプロジェクトを思い出すことでしょう。
さようなら北仲WHITE。

Asako's Bar!

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毎週土曜日といえばAsako’s Bar!
BankART Pubは毎週土曜日フードコーディネーター・佐々木麻子さんのBarになります。
美味しいスープ、ピクルス、それからおにぎりにキッシュ。週に一度の美味しい時間。
オープン時間の19時が近くなると、匂いにつられて続々とお腹空かせた人たちが集まります。
麻子さんとのお話は美味しいごはんの話から、仕事の話、時には恋の話まで。。

佐々木麻子さんのブログでは素敵なレシピも公開されています!
http://oixi.jp/asako-diary/
見ているだけでお腹が空いてきます…。
Asako’s Barは毎週土曜日、営業時間は通常のパブと同じく 夜19時-23時です。

横浜にギャラリーは育つか?

BankART schoolでは「横浜にギャラリーは育つか?」という授業を行っています。
昨年度末には東京と横浜のギャラリストの方々をお招きして、講義形式でゼミを行いました。今期はその続編として、アートフロントギャラリーの藤本氏、ギャラリーQの上田氏、ギャラリーパストレイズの井上氏を講師にむかえて実践的なゼミを進行しています。受講生が主体となって企画、広報、オープニングパーティーの計画を行い、8月後半には、本町実験ギャラリー(5月に新設)を舞台に販売まで含めた企画展を行う予定です。

↓アートフロントギャラリーでの出張授業。実際に作品を見ながら意見交換をおこなう。

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ぴおシティ延長

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とても嬉しいニュース。5.7~5.31まで「Landmark Project 3/国道16号線を越えろ!←野毛にいこう」でお借りしていた桜木町の駅ビル「ぴおシティ」のB2の空間を横浜トリエンナーレ2008までは、継続使用が可能になった。周りのお店などの反応はどうだったのだろうと気になっていた矢先、ぴおシティさんの方から延長の話を進めてくれた。現在は壁をつくったりして、ギャラリー的な空間に改装中だ。6月中旬から再スタートの予定。もちろん横浜トリエンナーレの時はBankART 1929本体事業とリンクします。

BankART Pub、本日も賑わってます。

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最初はなかなか静かな日の続いたBankART Pubですが、スクールが始まってからはNYKにあった頃の雰囲気を徐々に取り戻しつつあります。
エントランスに響く皆さんの笑い声に、時々(?)スタッフも混ざってしまったり。
先日はブログを見て遊びに来て下さったお客様もいました。ありがとうございます!
今後とも、どうぞよろしくお願いします!

Landmark ProjectIII – 終了

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Landmark ProjectIIIの展示の記録写真を撮りました。嵯峨美という喫茶店に展示した泉太郎さんの作品には、ゴキブリがインスタレーションされていて、店員の控え室だったのであろう、一番奥の部屋の事務机の上のゴキブリは、とりわけ大きく異彩を放っていました。また、お隣の手芸屋さんの話では、15年間ぐらい空いていた場所であったという、高橋啓祐さんの映像作品を展示したスペースをファインダー越しに眺めると、当時、ゲームセンターであった頃の空間と人が遊んでいる姿がなんとなく思い浮かびました。何かタイムスリップしたかのような、不思議な感覚が呼び戻ってきました。
31日にLandmark ProjectIIIは、終了しました。

アフリカ開発会議終了

横浜でのアフリカ開発会議も終了。
BankART 1929でもいくつかのイベントを主催・連動した。
ナショナルジオグラフィックの写真展とニブロールの高橋さんたちのよる
インスタレーションからなる「希望の大地展」。
TICAD関連のスクールの開催。
ルワンダの工事中NYKでのセルフ劇。
最後に長浜ホールと連動した高校生中心のミュージカル。

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↑↓市内の高校生、市民をスタッフ・キャストにしたライブミュージカル「やし酒のみ」yashizake1.jpg

なぜ今、横浜でアフリカ?と思うかもしれないけど、
とりあえずリスポンスすることは意味がないとは決しておもわない。
アフリカとの関わりをBankART はここからスタートすればいいのだと思う。

オフィスの窓から

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北仲BRICK & WHITEにアーティストやクリエイターがいたのが1年半前まで。暫定使用期間が終わって、アーティストたちはZAIMや本町ビルに引っ越したりしていき、誰もいなくなってしまいました。しばらく動きが止まっていたかのような北仲地区が、急に動き出したと思ったら、速い早い。北仲ホワイトの隣奧にあった、BankART Studio NYKに似た帝蚕倉庫があっという間になくなってしまいました。毎日オフィスから解体の様子を眺めています。今日も小雨の降る中、クレーン車やパワーショベルがもごもご動いています。観覧車やインターコンチがよく見えるようになりましたが、みるみる変わっていく景色に、少し寂しい感じもします。雨だし。今日で「アフリカ希望の大地展」も終わります。

BankARTschool 授業中!

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バンカートスクールは日曜日をのぞくほぼ毎日19:30から2時間の授業を行っています。
昨年までは、NYKにあったカフェリブの部屋を教室に使用していましたが、改修工事中は、 1929 Yokohamaに場所を移して授業を行っています。

今夜は、横浜市芸術文化振興財団専務理事をつとめる加藤種男氏による講座が行なわれました。
「非営利投資論:メセナの種まき日記から」と題し、メセナとアートの関係についてレクチャーしてくださっています。
2ヶ月、同じ曜日の計8回の授業で、定員も20名までの少人数生のクラスのため、講師と受講生の距離も短く、ディスカッションも盛んに行なわれています。
授業終了後は、1FのPubにて先生やクラスメイトとお話しながらみんなでお酒を飲んでアフタースクールが続きます。。。

かもめ荘 屋上野菜園

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かもめ荘にある深沢アート研究所・カブさんの屋上野菜園で野菜の水撒きをしていると、ブラジルかどこかの大農園で農作業をする裸足の少年のことを思い浮かべます。そして、その少年が世界の都市のどこかにあるビルの屋上で、同じように野菜を育てている人がいることを思い浮かべてくれたらいいなと思いました。今日は裸足で水を撒きました。防水のシートが熱くて、足の裏がちくちくしました。
「明日世界が終わるとしても、私は今日りんごの種を蒔くだろう」と言った人がいるとかいないとか。水撒き、プランテーション、子ども、貧困、足の裏、自由、未来、破滅、希望、命、、、、。
15分間の水撒きの時間。大冒険の時間。