【多様な地図で巡るツアー】 blanClass+神村恵「身ひとつで生きる」Live Art ツアー  山本浩貴(いぬのせなか座) 「死の視線」をつくる♯2 

前回の3時間みっちりレクチャーからガラリとかわり、外に出て、その場所と静かに向き合う時間でした。

そして、それを言葉にするのですが、参加者の皆さん難しそうな顔していましたが、しっかり文章にしていて、さすが山本さんのWSに参加してくる方達でした。

1回目に書かれた文章をシャッフルして配り直し、他の人の文章を受け取って、もう一度考え言葉にするのですが、その微かな他者との接点が、どんな風に言葉にまたは外を歩く体に影響したのでしょうか。とても静かなワークショップでした。

写真とテキスト:blanClass

【多様な地図で巡るツアー】 blanClass+神村恵「身ひとつで生きる」Live Art ツアー 佐々木文美 空中の歩道橋♯1

みなとみらい周辺にはたくさんの階段であり橋でもある歩道橋があります。ビルとビルを繋ぎ、車道と歩道を分け、人々の移動を可能にします。

その上ちょっと高い位置からの景色を味わうことができます。

イベントで引用された倉俣史朗のテキストにある元来の橋の役割は歩道橋に残っているかもしれません。

知ってましたか?新高島駅の4臨港パーク口の階段はフィラデルフィア美術館のロッキー・ステップスと同じ72段なんです。

テキストと写真:blanClass

パブリック・アートテーブル 象の鼻パーク大集合プロジェクト

本日はよく晴れていて、たくさんの方が訪れていました。

西原尚さんの「遊ぶるテーブル」や下寺孝典(TAIYA)さんの「Land boat」 は特に子供たちに大人気。みんな楽しそうに遊んでいました。

景色が綺麗だったので、矢内原充志さん、佐藤邦彦さんの 「臨港テーブルユニット」でお酒を飲むのがとても気持ちよさそうでした。

写真を撮っている方もたくさんいて、特にSPACESPACE 「標識の『ようなもの』」 は、ミラーの部分に自分の姿が映るので、写真スポットのようになっていました。

みなさん思い思いの楽しみ方をしていてとても良かったなあと思いました。

象の鼻パークでの開催は終わりましたが、横浜トリエンナーレの会期中もアートテーブルたちは様々な場所で展示されますので是非チェックしてみてください。

バイト広報チーム 改め BankART実験広報部

傳田・鈴木

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【多様な地図で巡るツアー】 VERDE+吉田山による「都市GENEの抽出・反転・流通 ワークショップ WS for Extraction, Reversal and Distribution of Urban GENE」♯2

こんにちは!

本日もバイト広報チーム福谷が書いています ✍️

今日はBankART Life7 にも作品を展示している吉田山さんの企画「都市GENE の抽出・反転・流通」のワークショップに参加させていただきました!

今日はBankART の外に出てカップヌードルミュージアム近くの海辺へ。とても良い天気で桜も綺麗です

向かう途中今日のツアーコンダクターVERDE(ヴェルデ) さんにお話を聞いてみました。 VERDE さんは植物の探求と表現のグループで、スペイン語で緑という意味らしいです!今日いらしてた三人とも本当に探究熱心で、移動中もそこらに生えてる木や花と土の関係について話されていて、私も興味深く聞いていました。

今回のワークショップは、普段とは違う視点で植物を観察し、その後松を蒸留させ松の香りを体験、最後にみんなで観察して発見したことをディスカッションする、という内容盛りだくさんです。

ワークショップの中で写真にあるビャクシンという植物をみんなで触って観察したのですが、すり潰すとほのかに針葉樹の香りがして面白かったです。中には食べた方もいたようで、思ってたよりはライトな苦味だったそうです(笑)

参加者には普段は林業をしている方や仕事で植物を研究してる方など多方面から植物に詳しい方がいて、ディスカッションでは本当にたくさんの視点から意見が飛び交いVERDEさん達も参加者の方もみんなとても楽しそうでした✨

今回のツアーは前に比べ、参加者同士もVERDEさん達もみんな気軽にお話されていて、とてもアットホームな雰囲気でした。私も色んな方とお話できて楽しかったです!

元の企画の吉田山さんの作品は普通の地図ではなく、BankART Station を中心とした半径 5km の円形の地層を表した地図です。見た目だけでもとても綺麗ですが、説明を聞いて更に見るのが楽しくなってずっと見てしまいます…👀

こちらなんと版画で一枚一枚手で刷られていて、BankART で税込13,200 円で購入もできます!購入されて地図が流通することが企画の一つでもあるみたいなので、欲しい方お気軽にお声がけください!お待ちしております😊

福谷

横浜クリエイターズ・ナイト 第一夜開催!

こんにちは!
本日はBankARTバイト広報チームであり多摩美メ芸在学中の福谷が投稿しています。今日は先日3月30日に行われた第一回横浜・クリエイターズナイトを見学させていただいたので、そちらについて書こうと思います✍️

横浜・クリエイターズナイトは会期中の毎週土曜日に開催され、内容は毎回異なります。私が参加したのはBankART KAIKOのショップで作品を出展するアーティストのトークショーや交流会でした。トークショーでは作家の活動や作品の説明が紹介され、その後は自由な時間が設けられ、作家と直接交流する素敵な機会となりました✨私も興味を持った作品のアーティストとお話しすることができたので、その一部を紹介したいと思います!

個性的なぬいぐるみと石のピアス、置物など不思議な組み合わせの空間を作り上げたのは横浜の建築設計事務所ondesignさんです。彼らの作品は大変人気で、写真の掲載にも快く応じ、品薄状態から商品を綺麗に並べ直してくださり、レイアウトもこだわって置いてくださいました(私の写真のせいであまり活かすことができていませんが…😢) ぬいぐるみの制作者は会場にはいませんでしたが、とても好きなデザインなのでお話を聞いてみたか
ったです。

かわいいイラストの飛び出す絵本を作られてるのは、普段はアニメーション作家さんである信耕ミミさんです。急遽制作された作品のようですが、種類も豊富で、特に「おうまのうまこ」は今後アニメーション化される予定だとか…!お写真もせっかくなのでとご本人も写ってくださいました!ありがとうございました🙏


他にも、作家さんご本人はいらっしゃいませんでしたが、BankART Life7で展示されている石内都さんや野老朝雄さんの作品、ししょーと弟子ギャルさんのガチャガチャで手に入る作品など、楽しくて素敵な商品がたくさんあります。価格も学生の私でも手に取りやすいものが多く、興味のある若い方々にも気軽に楽しんでいただけると思います
今回、私は知り合いもおらず、ただ見学して回るだけの身でしたが、作家さんたちはとても気さくに話しかけてくれて楽しい時間を過ごすことができました。こういったイベントに行くのは初めてで不安だった方も、ぜひこの機会に足を運んでみてください!😊
会期中たくさんの方のご来店をお待ちしております!

福谷

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会期: 2024年3月15日[金]~6月9日[日] 10:00-18:00 木曜休(4月4日、5月2日、6月6日を除く)

会場:BankART KAIKO ショップエリア 横浜市中区北仲通5-57-2 北仲ブリック&ホワイト1 階

【多様な地図で巡るツアー】 blanClass+神村恵「身ひとつで生きる」Live Art ツアー ミルク倉庫+ココナッツ「配牌ダービー」♯1

2024/4/6 sat. 11:00/13:30/16:00/18:30

プレイヤーによって導き出されたお題に対し、ミルク倉庫+ココナッツのメンバーが作品を作ります。プレイヤーは誰が一番良い作品を作るか予想し評価基準を決めます。出来上がった作品のプレゼンを聞き順位を決めます。作られた作品はオークションにかけられます。
なかなかハードなレースでしたが、短時間で形にしてくる瞬発力は流石です。
次回は5/4(土) なかなかレアな作品が出来上がる上に格安で作品購入できるチャンス!
ぜひプレイヤーとしても、オーディエンスとしても参加をお待ちしています。

写真とテキスト:blanClass

【多様な地図で巡るツアー】 blanClass+神村恵「身ひとつで生きる」Live Art ツアー 山本浩貴(いぬのせなか座) 「死からの視線」をつくる♯1

2024/3/30 sat 14:00-

ゲスト:なまけ(いぬのせなか座)

3時間みっちり、吉本隆明の『ハイ・イメージ論』から〈世界視線〉とは、それによってどう都市を見るのか、由来となる〈死からの視線〉について、山本さんの思考回路を見るようでした。次回はワークショップです。

2回目は、4月20日(土)13:30-

写真とテキスト:blanClass

BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」WU Chien-Yi(ウー・チェンイー)作品「港湾日和」が 4月1日フルオープンしました

本日4月1日、工事中だったみなとみらい53街区の「横浜シンフォステージ」の共用部が一部オープンしました。それにより、2Fレベルのグランモールデッキが開通し、キング軸とグランモールがつながり、BankART Stationおよび新高島駅周辺から横浜美術館までの歩行移動が便利になりました。
新高島駅4番出口上に設置されたウー・チェンイーの作品も、昨日までは横浜グランゲート側のみの設置でしたが、本日開通にあわせてシンフォステージ側まで拡張し、作品もフルオープンしました。新しい歩行者空間の開通を祝うかのような華やかな作品を、ぜひ楽しんでください。

BankART Life7、会期は6月9日までです!
https://bankart1929.com/life7/

【多様な地図で巡るツアー】blanClass+神村恵「身ひとつで生きる」Live Art ツアー神村恵「裏と表を合わせてみる」♯1

2024年3月23日(土)

会期中の毎週土曜日に行われるblanClassのイベントの第一回は共同ディレクターを務める神村恵さんによる身体ワークショップ。みなとみらいの街を裸足で歩いてみる。ということなので自分も裸足になって帯同することになりました。

当日は小雨が降りしきるあいにくの天候、皆傘はささずカッパを着用して、もちろん裸足で街歩きを行いました。ルートはまず新高島の駅を上がって北上します。大勢のお客さんで溢れるKアリーナを横目で見ながら、まだ未開発の空き地が目立つエリアの端部に沿って東に向かいます。道路って裸足で歩くと痛いんです。植栽の草の上が休息スペースになります。お揃いのカッパを着た裸足の集団。観光客らしき人々には完全にスルーされますが暇を持て余している警備員からは声をかけられます。「健康のための運動かなんかですか?」違うと全否定するとめんどくさいので適当に笑顔で対応する参加者たち。さすがです。やがて東の端の臨港パークに入ります。公園の海沿いの一角が人工の小さな入江のようになっていて砂浜に波が押し寄せています。やっと裸足で来た意味を見出した感じです。ひとしきり砂と戯れたら帰路に着きます。地図で見るとその入江と新高島の駅までが真っ直ぐに主に歩道の大きいスペースになっています。これをキング軸というそうです。なんで?まあいいや。最初は所謂「裏」のエリアを歩いて来て今度は「表」ですか。あたりまえだけどすごい都会です。当たり前じゃないけど裸足です。地下鉄の排気口に乗っかると気持ちいいです。大きなビルの庇で雨宿りできます。スタート地点に戻るとすぐに駅には降りず地上の広場で今日の体験を一人ずつ表現してもらいます。これをやらないとただの散歩です。

Stationに帰ると大きな足湯が用意されていてみんなで浸かりました。ささやかだけどとても嬉しいご褒美でした。

写真とテキスト:中川達彦

【多様な地図で巡るツアー】 「WU Chien-Yi(ウー・チェンイー)アーティストトーク+フェアウェルパーティ」

「多様な地図で巡るツアー」第2弾は、台北交流事業で3ヶ月BankART に滞在して作品制作をしていただいた台北アーティストのウー・チェンイーさんのトークツアー。台北交流事業は、台北市と横浜市との間で毎年アーティストを1人互いに3ヶ月間派遣し滞在制作交流をおこなう事業で2005年から続いています。

今回は、滞在期間が第8回横浜トリエンナーレ開催期間と重なっていることもあり、BankART Life7に出品参加いただくという前提で、ウー・チェンイーさんに滞在制作していただきました。
まずはウーさんとBankART Station入口近くのエスカレーターを地上に上がったところにある「横浜グランゲート」2Fデッキに設置されている作品を見学。ここは4月1日にお隣の「横浜シンフォステージ」がオープンすると通路がつながり、横浜美術館前のグランモールに直接つながるルートになります。それにあわせ4月1日には、ウーさんの作品もシンフォステージ側に拡張して、全作品が完成となります。こちらは横浜の「港」や「船」がテーマの、カラフルな作品となっています。

次にみなとみらい大通りを挟んで横浜駅側にある「横濱ゲートタワー」のスタートギャラリーに移動。スタートギャラリーは建物が面している道路、とちのき通りから見るギャラリーです。2つのギャラリーにはそれぞれ、古い建物の遺構からインスピレーションを得た「窓」をテーマにした作品が展開され、ガラスに反射する周囲の環境もうまくとりいれた作品となっています。その後Stationに戻り、ウーさんが横浜の街をフィールドワークして今回の作品の素材となったものなどを写真で紹介いただきました。終了後、2日後には帰国を予定されているウーさんのフェアウェルパーティもかねて乾杯をしました。台北経済文化代表所の陳宜銘部長、横浜市文化芸術創造都市推進部の永井由香部長にもご参加いただき、和やかな会となりました。