朝倉 摂展 アバンギャルド少女

昨年行われた原口典之氏の個展と同規模の、舞台美術家 朝倉 摂氏による展覧会がスタートしました。88歳とは思えない、新しい事に次々とチャレンジしていくそのパワーは本当にすばらしく、圧倒されます。この展覧会では、1/2のスケールの舞台モデル、4×9m大のアーカイブ写真が11点、千点にも及ぶ舞台のためのプランドローイング、舞台転換の映像、テレビ番組プログラム、絵本の原画や新聞連載小説の挿絵など等が、展示されています。
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初日のオープニングパーティには各界の著名な方々も多く集まられ、賑やかに行われました。
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3階のワンブロックでは、新作の、舞台にも客席にもなる劇場が登場。9月20日を初日に様々なパフォーマーンスが繰り広げられます。詳しくはHPのWhat’s Newをご覧ください。http://www.bankart1929.com/
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またtptによる公演プログラムの稽古もご覧になれます。
横浜市民割引(展覧会チケット半額)、展覧会カタログ付き入場券(2300円)もお得。是非ご来場ください。

朝倉展オープンと視察

朝倉展オープンまで秒読み段階の9日朝。
フランクフルト市長の視察がありました。
まだ展示は仕上げ中でしたが、ダンスや芸術にお詳しい鋭い視線の女性の市長さんは、BankARTの活動や空間を気に入ってくださったようでした。さすが文化芸術に成熟した都市、フランクフルトです。
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明けて朝倉展オープン当日。
韓国文化教育院と、韓国言論振興財団のプレス関係者総勢15名が視察にいらっしゃいました。BankARTの活動、朝倉展のほか、続・朝鮮通信使のお話もさせていただきました。みなさん、熱心にお話を聞いてくださいました。
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舞台モデル制作中

10日から始まる展覧会に、これまで朝倉さんが携わってこられた舞台の中から3作品を選び、モックアップのモデルを展示します。NYKの大空間を活かして、スケールは1/2の大きさで制作。実際の舞台の豊かさを肌で実感することができます。
大きさが大きさだけに、一つ一つのパーツを制作するにも一苦労。木材を切って、とんとんかちかち、組み合わせには皆で力をあわせて。
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迫力ある空間になりました。実際の舞台よりも奥行きがあり、舞台の中に入り込む事ができます。ぜひご覧になってください。

朝鮮通信使

今日で8月も終了する。続・朝鮮通信使のプロジェクトも一段落だ。韓国の人たちは今日の昼の便でソウル、釜山へと帰国。8月6日ソウルスタート、本日8月31日で一応の完了をみた。長かったが、本当に充実した旅だった。
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BankART妻有も8月1日〜31日細々とだがオープンした。今年は、昨年の大入りと異なり、人は少なかったが、来てくださった方には喜んでもらえたようだ。
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今現在は、朝倉摂展の準備に大忙しだ。なにせ全部で2,400平米もある大展覧会。tptイニシアティブの演劇プログラムでは、岡本健一さんが連日来館し、演出を頑張られている。その他のブロックでも、巨大なプリント、1/2モデル、朝倉さん考案のシアターなどの制作が着々と進んでいる。9月10日にはこの展覧会がスタートする。
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妻有2日目

この日も妻有を巡る。主に川西の作品や十日町の作品、キナーレを見る。お昼は、小嶋屋さんのへぎそばと天ぷら。地元のお酒「天神囃子」にメンバー感動。最後は、アントニーゴームリーの作品。田んぼの稲穂が美しい。夜帰浜。疲れているようだ。
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スクールでは、五十嵐太郎・磯達雄のゼミが始まる。

越後妻有

横浜から越後妻有へ。ソウル市と北緯37度線上で繋がる越後妻有。今年の続・朝鮮通信使2010の最終目的地だ。中里、ポチョムキン。津南の金九漢、蔡国強作品など。松之山のボルタンスキー、黎の家、キョロロなど。
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松代・農舞台ではスタッフの皆さんがお迎え。地産の野菜などのおいしい昼食。ギャラリーで行なわれていた地域の昔の遊びのワークショップに興味津々のキム・カーンさん。午後は、農舞台周辺を見学。夢の家、オーストラリアハウス、脱皮する家などへと足をのばす。芝峠温泉「雲海」でお風呂、そのあとBankART妻有 桐山の家へ。
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夜には、アングラハムさんや開発さん率いるオーストラリアハウスチーム、新潟日報の方などなど多くの方々が集まって下さった。農舞台の関口さん、大木さん、山田さん、小倉さん、こへび隊、そして地域の人たち等総勢40名ほどに。最終地点にふさわしく、とても盛り上がった。
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東京

朝鮮通信使 韓国の人たちは今日はフリータイム。
主に東京。

横浜

創造都市事業本部にご挨拶。事務所でスライドなど披露。
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この日は横浜の創造都市界隈をご案内。

あいちトリエンナーレ → 横浜へ

朝一番で横浜戻りのメンバーもいたが、残りは大阪から新幹線で名古屋へ移動し、主に「あいちトリエンナーレ」を見てまわる。
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愛知芸術文化センター会場、名古屋市美会場をみて、移動の途中で味噌煮込みうどんを食す。濃厚な味噌の味と固麺が特徴。
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その後、納屋橋会場、長者町会場にちらばる作品群をみてまわる。ヤン・フードンなど、機材トラブルなどでいくつか見られなかった作品もあってちょっと残念。しかし、かなりの作品を効率よく見学。
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会場内では、村田峰紀氏が無言でパフォーマンス中。

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BankARTでお世話になっている、淺井裕介氏、木村崇人氏の作品もたっぷり堪能。

夕方、あいちトリエンナーレ・サポーターズクラブ「LOVEトリーズ」のベースステーションとなっているATカフェでN-markの武藤勇さん待ち合わせ、食事へ。
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事務局をしっかり取り仕切る吉田有里さん、パフォーマンスを終えた村田峰紀さんとも合流し、夜の作品もすかさず見学して、新幹線に飛び乗り、ホーム横浜へやっと帰ってきた!!
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でもまだ、続朝鮮通信使は終わらないのだ!(つづく)

大阪

船で名村造船所跡のクリエイティブセンター大阪のドックに横付け。
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大阪市住之江区北加賀屋の4万平米。千島土地株式会社の方が出迎えてくれる。2004年に、新しく動き出したこのビックプロジェクトの施設と概要をアートコンプレックスのスタッフの猪股さんが案内してくれる。まだ建物全ては使用されていないが、将来にむけて可能性が広がりそうな空間群だ。今日は音楽イベントの準備をしていた。
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船の旅はこれでエンド。鍵本船長、川本副船長は、涙がでそうなお別れの乾杯ラッシュを受ける。本当にわがままな航行を引き受けて下さった。感謝。
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地下鉄で、大阪の生野区鶴橋のコリアンタウンヘ。藤井薫さんを中心にした水都の会の人たちが出迎えてくれる。ここは1500年も前から、朝鮮半島の方々が住まれている場所云々等、歴史的な話や朝鮮通信使に関連する話などを伺う。若いチームのリーダーからは今現在抱えているコリアンタウンの話。都市的で豊かな内容だ。ちなみに生野区の人口は14万人程度。そのうち約20%の3万人が在日だそうだ。
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そのあと、商店街の人たちなど十数人が集まってくれて宴会。韓国勢の人たちは、久しぶりの韓国料理で緊張が少しほぐれたようだ。これまで中川氏が撮影してきた写真群をプロジェクターで披露。長い旅もこれで一区切りだ。今日は新大阪泊。一部が先に横浜に戻り、一部は明日愛知トリエンナーレ行きだ。
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